kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

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12月鑑賞映画一覧~Part 2

2014-12-30 17:37:43 | 映画全般

14-102.バンクーバーの朝日(日本)
http://blog.goo.ne.jp/kintyre1961/e/1589fe5af6c71da858590aa5a53aa004

14-103.ホビット 決戦のゆくえ 3D(アメリカ)


『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に続き、その物語の前日譚(たん)をピーター・ジャクソンが映画
化したアドベンチャー3部作の最終章。ドワーフの王国の奪取を目指し旅をしていたホビット族の
主人公とドワーフたちが、ついに王国を奪還、目覚めた竜の怪物や最大の敵サウロンとの死闘
を繰り広げるさまを描く。全6作、足掛け13年に及ぶ長い長い旅だったが、スターウォーズもそう
だったが、前日譚に相当する部分の製作は後になっているので、一度、通しで観てみたい気が
する。
スターウォーズ・シリーズはWOWOWで全部放映した際に順を追って観たが、そうするとなるほ
どとストーリーの流れが掴めた。『ホビット』→『LOTR』の順で一気に観てみたい。そうすると普段
の時期は難しいから正月とか時間に余裕がある時に観てみたいね。

14-104.ゴーン・ガール(アメリカ)



結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、さらに妻
殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くスリラー。監督は、『ソーシャル・ネットワーク』などの
デヴィッド・フィンチャー。主演はオスカー受賞作『アルゴ』など監督業でも活躍するベン・アフレ
ック、妻には『アウトロー』などのロザムンド・パイクがふんする。
ストーリーはある日、突然失踪した妻に振りまわされる夫とそれを追うマスコミに辟易とする様
子を描いている。失踪してから妻は全く登場せず、中盤になってやっと登場。観る側に妻の安否
を心配させながらも、その妻が失踪した原因が徐々に分かってくる仕組み。結果的に、妻の思
惑通りに事は進み、夫と元交際相手はその犠牲になったのだった。女は怖いね~。

14-105.サンバ(フランス)

『最強のふたり』の監督エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ、俳優オマール・シーが再びタッグ
を組んだコメディー
ドラマ。
料理人を目指してひたむきに勤務していたにもかかわらず国外退去を命じられた移民の青年が、
追い込
まれた状況でも周囲の人々を笑わせ、元気にしていくさまを描く。『最強のふたり』でブレーク
したオマール・シーとシャルロット・ゲンズブールが繰り広げるコメディー。オマール・シ―は前作
の路線を踏襲していて、彼の持ち味ってこういう作品なんだと思わされた。ハリウッド進出作として
は「X-men」シリーズにも出ていたが、あくまでも脇役としての出演だっただけに、やはり母国語で
の出演は伸び伸びと出来たのだろう。移民大国のフランスで生き抜く事の大変さが描かれていた。

14-106.マップ・トゥ・ザ・スター(カナダ・アメリカ・ドイツ・フランス)


鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ監督が、ハリウッドでリムジンの運転手だった脚本家の実体験を
基に、ハリウッドのセレブファミリーの実情を暴くヒューマンドラマ。何不自由ない生活を送っていた一
家が、施設に入れられていた長女の突然の出現によって運命を狂わされていく姿を描く。
俳優陣は良かったけど、ストーリーはちょっと難解でしたね。

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映画『バンクーバーの朝日』を観て

2014-12-23 14:24:46 | 映画・邦画

14-102.バンクーバーの朝日
■配給:東宝
■製作年、国:2014年、日本
■上映時間:132分
■料金:0円(1ヶ月FP利用)
■鑑賞日:12月23日(TOHOシネマズ渋谷)

 

□監督:石井裕也
◆妻夫木聡
◆亀梨和也
◆上地雄輔
◆勝地涼
◆池松壮亮
◆高畑充希
◆佐藤浩市
◆宮崎あおい
◆貫地谷しおり
◆鶴見辰吾
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
1914~41年、戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日」の実話を、「舟を編む」の石井裕也監督が妻夫木聡を主演に迎えて映画化。1900年代初頭、新天地を夢見てカナダへと渡った多くの日本人が、過酷な肉体労働や貧困、差別という厳しい現実に直面する。日本人街に誕生した野球チーム「バンクーバー朝日」は、体格で上回る白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位だった。ある年、キャプテンに就いたレジー笠原は、偶然ボールがバットに当たって出塁できたことをきっかけに、バントと盗塁を多用するプレースタイルを思いつく。その大胆な戦法は「頭脳野球」と呼ばれ、同時にフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜く彼らの姿は、日系移民たちに勇気や希望をもたらし、白人社会からも賞賛と人気を勝ち取っていくが……。
1900年代初めのカナダ・バンクーバー。貧しい日本から新天地を目指してカナダにやって来た日本人たちは、想像を絶する激しい肉体労働や貧しさに加え、差別にも苦しんでいた。製材所で働くレジー笠原やケイ北本、漁業に携わるロイ永西らは野球チーム「バンクーバー朝日」に所属し、最初は白人チームにばかにされながらも、次第に現地の人々にも認められていく。

戦前のカナダにこういうチームが存在していたという事実は薄々知っていたが、実態は全くしらないでこの映画を観た。映画の中では日本が中国へ進駐してからカナダでの日系人の立場が厳しくなっていった社会情勢と、そんな中でもカナダのアマ・リーグで奮闘した朝日軍は日系人の元気の源だった様子が手に取るような分かった。
チームメイト達は厳しい労働条件下で働き家族を養いながらも、限られた時間を利用して練習に励むが、中には冷ややかな視線を送る家族もいたのは事実。それでも野球をやっている間だけは苦しいことも忘れて熱中出来ていた。だが、チームの柱である3,4番打者が家庭の事情でチームを離れたり、エースのロイも母親の介護に疲れて野球を続ける気持ちが見出せないでいた。
日系人社会の大きな期待を背負っていたチームだが、カナダチームとの体格差は如何ともし難く貧打に喘ぎ連戦連敗。そんな中で試合には敗れたものの、偶然起こったプレーが何かのヒントを与えた。体力差を補うために考え付いたのが、今で言う「スモール・ベースボール」だった。大柄な内野手の緩慢な動きをみて編み出した戦法が「バント」だった。脚力を生かしたバントは悉く相手の裏をついて、あれほど点を奪えなかった朝日軍が点を取って勝てるようになった。更に、相手の打者の打球方向や投手の投球傾向を徹底分析して守備を固めた事で失点も防ぐことが出来朝日軍は連勝街道を走る。だが、ある試合で相手投手のビーンボール(故意死球)に怒ったロイがマウンドに向かって乱闘に。これを理由にチームは出場停止処分になりチームの輪も乱れる。

だが地元カナダ人からも処分の撤回を求める声が上がり、不当な判定にもクレームが付きチームの処分は解けた。快進撃を続ける朝日軍はリーグ戦の最終試合に勝てば優勝がかかる試合に挑む。相手チームに1点リードを許して迎えた最終回、2,3塁からバントを試みるもファウルになるが動きを読まれていた。チームメイトが声を枯らして声援を送る中、投球を思い切り叩いた打球は3塁手の頭上を越え2者がホームイン、朝日軍の劇的な優勝が決まり、観戦していた日系人の歓喜の声が響き渡った。

連合国側のカナダはアジア各地に進駐する日本を警戒、カナダ政府は日系人を強制収容所へ隔離する決定を下す。この急な決定で日系人たちは生活場を奪われチームも自然解散となる。チームメイトは別々の収容所に分かれても、そこでも野球を忘れずにいた。そして、二度と再会することの無かった朝日軍、2003年にカナダの野球殿堂入りが決まった。

この映画はただ単に野球の出来事を追った作品では無く、むしろ、当時のカナダ日系人社会の様子を朝日軍を通して描いている作品であると思った。日本からカナダへ渡った佐藤浩市演じるレジーの父に代表される日本への望郷の念を抱きながらカナダ社会へ馴染めない 移民1世、カナダで生まれ育った2世は英語を話せ何とか現地に溶け込もうとする世代。だが戦争が佳境に入ると日系人には辛い状況に追い込まれていく。それでも朝日軍の活躍は日系人社会の一筋の灯りであり、勝利は明日への糧になっていた。野球がこれだけ多くの人の心の中に入り込み、もはやスポーツという枠を超えて日本人社会に一文化として浸透しているのを感じた。

最後に、若手人気俳優陣を上手くまとめた石井監督、足利市に作ったオープンセットの見事さには感服した。今年観た邦画(17本目)の中では1番良かったので、私の年間ランキングのトップ10入りも間違い無い!!!

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12月鑑賞映画一覧~Part 1

2014-12-20 17:13:03 | 映画全般

14-96.フューリー(アメリカ)


ブラッド・ピット主役の戦争映画。時は1945年4月、ブラピは戦車「フューリー」を率いてナチス・ドイ
ツ軍と対峙する司令官。
ストーリーはそこに
補充の新平として配属されたノーマンとウォーダディー(ブラピ)との絆を中心に
描かれている。厳しい戦況を固い絆で乗り切ってきた部隊だが
ドイツ軍の地雷に触れてしまい走行
不能に陥り、部隊は森への逃亡を主張するが隊長のウォーダディーだけは残ることを選択。ドイツ
軍に包囲
されながらも果敢に戦いを挑むも部隊は全滅、ノーマンだけが生き残った。
単なる戦争映画ではない、部隊間のや一時的な恋愛ドラマも盛り込
んだ人間ドラマも見所だ。ブラ
ピの代表作の一つになるのは間違い無い。


14-97.クローバー(日本)


1997年から連載がスタートした稚野鳥子の人気コミックを実写化したラブロマンス。あるホテルで働
く恋愛べたなOLと、クールで女性経験豊富な上司が織り成す恋の行方を追い掛けていく。恋愛べた
なOLを武井咲が演じ、対照的にニコリともしない上司との恋愛の行方が気になる典型的なデート映
画かな。何か何まで対照的な二人の恋に、OLに恋心を抱いていた幼馴染と上司の方には社内に強
力なライバルが出現したりで恋の行方はハラハラドキドキするが、やはり、最後は土壇場でハッピー
エンド。まあ、大体予想の範囲内でした。

14-98.あと1センチの恋(イギリス・ドイツ)


『P.S.アイラヴユー』の原作者としても知られるセシリア・アハーンの「愛は虹の向­こうに」を基に、友達
以上恋人未満の男女の擦れ違いを描くラブストーリー。6歳のころ­から全てを共有してきた男女が思い
を伝えられず、それぞれの人生を歩むことになりなが­らも、思いも寄らぬ運命へと導かれていくプロセス
を映す。主演は、元ジェネシスのドラマー、フィル・コリンズの娘リリー・コリンズ。
幼馴染として常に身近な存在だった一組のアベック、高校卒業のパーティーで彼女が酒に酔ってしまっ
たことで言えなかった一言が、二人の運命を大きく左右してしまう。お互い恋愛感情を持ちながらも、
中々気持ちを吐露出来ず、一度は別れてしまった運命の糸は、再び、ある時点で交わる。良くある、幼
馴染の恋の行方物語。スクリーンを観ながら、このアベックの歯痒さを身近に感じるか人ごとに思えた
り出来る。意外と面白かった。

14-99.おやすみなさいを言えなくて(アイルランド・スウェーデン・ノルウェー)


報道写真家のレベッカは愛する家族の理解に支えられ、世界各地の紛争地域を取材で飛び回っていた。
常に家族と一緒にいられなくても全て順調だと思っていたが、取材中に巻き込まれた事故を心配した家
族から危険な場所へは二度と行かないと約束させられる。
家族は母が危険な場所(アフガン、コンゴなど)へ行くことに理解を示しているようで、実は、母の安否を
気にしながらの生活に、特に、留守を預かる夫は精神的にも参っていた。その取材先での自爆事故に
巻き込まれたことをきっかけに海外取材は封印。だが、娘の夏休みの自由研究の取材に同行する形で
アフリカの戦地へ赴いたが、安全な筈だった現地で戦闘に巻き込まれ九死に一生を得る形で帰国、この
事を知らなかった夫は激怒して彼女を追い出してしまう。
ジュリエット・ビノシュ演じる報道カメラマン、彼女の芯のある演技は流石だと思った。この家族、夫が紛争
地へ赴く妻の留守を預かると言う日本だと恐らく逆だろうパターンがポイント。最後は分かりあえて戻って
来る事を許されたが、戦地の最前線で取材するのを国内で待つ家族の辛さも同時に描かれていたのが
良かった。

14-100.6歳のボクが、大人になるまで(アメリカ)


一組の家族を同じキャストで追っている、主役の男の子の6歳から高校卒業までを、普通なら年代毎に
違うキャストで撮影するのに、ここでは同一人物が演じている。従って、父親役のイーサン・ホークも母親
役のパトリシア・アークエットも等しく12年間歳を取っているが、やはり、少年時代(映画の原題)の12
年間はその成長度がはっきりと分かる。
監督のリチャード・リンクレイターはよくも12年間、辛抱して作品に仕上げたものだ。また、製作会社や
スポンサーも12年間辛抱した甲斐がある出来栄えだ。観客もスクリーンを通してこの一家の進む方向
や子供の成長を観ながら、応援したくなるような作品だった。きっと、賞レースで話題になることが多くな
る予感がする作品だ。

14-101.毛皮のヴィーナス(フランス・ポーランド)


名監督ロマン・ポランスキーが自身の妻であるエマニュエル・セニエを主演に起用し、マチュー・アマル
リック演じる演出家の男トマが無名の女優ワンダに次第に魅了されていくさまを描くサスペンス。
キャストもこの二人だけで進行し、劇場でオーディションを受けると言う設定で、まるで舞台劇を観て
いるような感覚だ。オーディションが進むにつれワンダはますますトマを魅了し、二人の間の力関係は
逆転。役を超えてトマ自身がワンダに支配されることに悦びを感じていく様子を描いている。
セニエは夫のポランスキーが監督をしているという安心感?からか、伸び伸びと演技をしているし
終盤は彼女の独断場となり、サービスショットまで披露している。前作の「おとなのけんか」も舞台劇
の映画化作品だったが、今作も舞台そのものだ。オープニングのショットは流石だと感じた。

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