kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

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映画『ザ・マスター』を観て

2013-03-31 10:49:07 | 映画・ドラマ、アクション

12-29.ザ・マスター
■原題:The Master
■上映時間:138分
■製作年、国:2012年、アメリカ
■観賞日:3月31日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)
■料金:1,800円

 

□監督・脚本・製作:ポール・トーマス・アンダーソン
◆フィリップ・シーモア・ホフマン(ランカスター・ドッド)
◆ホアキン・フェニックス(フレディ)
◆エイミー・アダムス(ペギー・ドッド)
◆アンビル・チルダーズ(エリザベス・ドッド)
◆ローラ・ダーン(ヘレン・サリヴァン)
◆ジェシー・プレモンス(ヴァル・ドッド)
◆ケヴィン・J・オコナー(ビル・ウィリアム)
◆クリストファー・エヴァン・ウェルチ(ジョン)
【この映画について】
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の鬼才、ポール・トーマス・アンダーソン監督による人間ドラマ。第2次大戦後の混沌としたアメリカで、圧倒的な力で人々を支配・服従させる新興宗教の教祖と、人生を見失い、宗教にはまっていく人々の姿を描く。フィリップ・シーモア・ホフマンほか、アンダーソン監督作の常連が顔を揃えた。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
第二次世界大戦末期。海軍勤務のフレディ・クエルは、ビーチで酒に溺れ憂さ晴らしをしていた。やがて日本の敗北宣言によって太平洋戦争は終結。
だが戦時中に作り出した自前のカクテルにハマり、フレディはアルコール依存から抜け出せず、酒を片手にカリフォルニアを放浪しては滞留地で問題を起こす毎日だった。ある日、彼はたまたま目についた婚礼パーティの準備をする船に密航、その船で結婚式を司る男と面会する。その男、“マスター”ことランカスター・ドッドは、フレディのことを咎めるどころか、密航を許し歓迎するという。

フレディはこれまで出会ったことのないタイプのキャラクターに興味を持ち、下船後もマスターのそばを離れず、マスターもまた行き場のないフレディを無条件に受け入れ、彼らの絆は急速に深まっていく。マスターは“ザ・コーズ”という団体を率いて力をつけつつあった大物思想家だった。独自の哲学とメソッドによって、悩める人々の心を解放していくという治療を施していたのだ。

1950年代。社会は戦後好景気に沸いていたが、その一方では心的外傷に苦しむ帰還兵や神秘的な導きが欲されていた時代であり、“ザ・コーズ”とマスターの支持者は急増していった。フレディにもカウンセリングが繰り返され、自制のきかなかった感情が少しずつコントロールできるようになっていく。
マスターはフレディを後継者のように扱い、フレディもまたマスターを完全に信用していた。そんな中、マスターの活動を批判する者も現れるが、彼の右腕となったフレディは、暴力によって口を封じていく。マスターは暴力での解決を望まなかったものの、結果的にはフレディの働きによって教団は守られていた。

だが酒癖が悪く暴力的なフレディの存在が“ザ・コーズ”に悪影響を与えると考えるマスターの妻ペギーは、マスターにフレディの追放を示唆。フレディにも断酒を迫るが、彼はそう簡単にはアルコール依存から抜けることができなかった。やがてフレディのカウンセリングやセッションもうまくいかなくなり、彼はそのたびに感情を爆発させ、周囲との均衡が保てなくなっていく……。

この映画の主人公である「ザ・マスター」ことランカスター・ドッドを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは「カポーティ」でアカデミー賞を受賞したのと匹適する演技で有ったが、今回はノミネート止まりだった。受賞するか否かが大事では無く、やはり、演技者としてどういう演技で観客を魅了したかが大事だから、今回の演技は見事だった。「マネー・ボール」でMLBのアート・ハウ監督(大・リーグのチームの監督)を演じた時より今度の方がハマっていたようです。
ストーリー的にはフレディとザ・マスター(教祖、尊敬する先輩、師匠、統制者、みたいな意味ですかね?)の関わりが中心で、アル中だったフレディがザ・マスターとの関係を深める中で彼に心酔し、でも、一旦は決別しながらも、ラスト付近で再びフレディに会いに来るように呼びかけたりと、二人の関係は密接な様でありながらも、どこかで距離を置く様な間柄と言えば良いのだろうか?
そういう流れだから、ストーリー的に核になる部分が無いので眠くなるパートもあるがホアキン・フェニックスの演技もホフマンに負けず劣らず素晴らしいので、そういう所を観て楽しむ作品だと思う。

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菊池が後輩・大谷斬りで今季初勝利!

2013-03-30 21:42:19 | 野球観戦記2013~

                        2013プロ野球観戦記録NO.6
           ○埼玉西武 4 ー 2 北海道日本ハム×

チ  ー  ム 
北海道日本ハム
埼玉西武

【球場】
西武ドーム1
塁側A

【責任投手】
○菊池1勝
●ウルフ1敗

【投手-捕手】

(ハ)ウルフ、モルケン、乾-大野
(西)菊池、岡本篤、長田、ウィリアムス、大石-炭谷

【埼玉西武
】スタメン
4片岡
8秋山
7栗山

Dオーティズ
5ヘルマン
3浅村
9金子
2炭谷
6永江
-----
1菊池

【観戦評】
初戦を残念ながら落としてしまいハムのルーキー大谷の引き立て役で終わってしまったライオンズ、連敗は許されない2戦目。先発は予想通り菊池とウルフ(予告先発前の状態で)でした。

 

手許でボールが動くウルフを序盤に捕まえないと嫌な展開が待っているのですが、2回に浅村の強い打球の中犠飛で幸先良く先制。菊池は球数が多かったのが気になったけど、後輩の大谷との対決では2打席共にストレートで追いこんで外角に流れて行くスライダーで体制を崩して2三振を奪い、3打席目は代打(二岡)を送られました。この辺は一応初対決で3学年先輩の菊池が意地を見せた形ですが、2度目の対決がどうなるかは二刀流の結果次第でしょう。

菊池はハムの粘りに負けて?球数が多くなり安打は小谷野と大引に2本ずつ許しただけですが4四球が余分だった。これを減らしてテンポよく投球しないと、野上もそうだけど先発する度に6回途中降板では救援陣への負担が増す。先発としては7回を110球以内で「完投」してもらいたい。そうすれば救援陣も何名かは休めるから。
打撃陣では今日は浅村がタイミングが合っていた。犠飛も陽に捕られたが打球は強かったし、その後の2塁打2本も良かったが、5回の1死3塁での走者として憤死したのは「チョンボ」だ。もう5年目の選手なのだからあれで相手に流れが傾きかけただけに集中力を高めないとダメだね。それでも今日はハム側の拙攻(残塁14、西武は2)もあり無失点だったのでその点は自信にしても良い。

試合は岡本篤、長田、ウィリアムス、大石の継投で最終回に野手の拙守もあって大石は2失点で最後は満塁のピンチも4安打の大引を打ち取ってジ・エンド。永江と秋山の声の連係ミスで落球したのは失策でも良かったが安打と判定されたので自責点2は気の毒だったが、抑えならこういう展開は想定しないと行けないので、冷静に投げて後続を絶つことでナインの信頼も得られる。
サファテが不安定なことで大石に抑えを任せているが、これを糧にして強い精神力を養ってGW前までには不動の抑えとしての地位を築いてもらいたい。

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映画『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』を観て

2013-03-24 13:35:56 | 映画・ドラマ、アクション

12-28.キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け
■原題:Arbitrage
■製作年、国:2011年、アメリカ
■上映時間:107分
■観賞日:3月24日、ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷)
■料金:1,800円

 

□監督・脚本:ニコラス・ジャレッキー
◆リチャード・ギア(ロバート・ミラー)
◆スーザン・サランドン(エレン・ミラー)
◆ティム・ロス(マイケル・ブライヤー刑事)
◆ブリット・マーリング(ブルック・ミラー)
◆レティシア・カスタ(ジュリー・コテ)
◆ネイト・パーカー(ジミー・グラント)
◆ラリー・パイン(ジェフリー・グリーンバーグ)
【この映画について】
リチャード・ギア主演のサスペンス・ミステリー。ニューヨークを舞台に、一度はマネービジネスで成功を収めたものの、投資の失敗で巨額の損失を抱えてしまった男の運命を描く。主人公の妻を演じるスーザン・サランドンのほか、ティム・ロスら名優が顔を揃える。監督は本作が初の劇場用長編ドラマ作となるニコラス・ジャレッキー。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
ロバート・ミラーは、ニューヨーク在住のヘッジ・ファンドの大物。その日、何も契約できずに帰宅した彼を待っていたのは、家族全員からの60歳の誕生祝いだった。
自宅では良き家庭人としての顔を見せるロバートだったが、ディナーの後、“仕事に行く”と妻のエレンに告げて向かった先は、愛人ジュリーの家。フランス人のジュリーは、彼と妻が設立した基金が出資するギャラリーのオーナーだった。
翌日、借金4億1,200万ドルの返済を延期してもらおうと、ジェフリーのオフィスを訪れるロバート。だが、ジェフリーは“明日までに返済しろ”と、強硬な態度を見せる。実はロバートは、ロシアの銅山への投資で大きな損失を出し、スタンダード銀行への会社売却を目論んでいた。ところが、その代表メイフィールドは、夜の会合にも現れない。

焦燥感で眠れなくなったロバートは、深夜にジュリーを誘って自動車で別荘へ向かうが、途中で居眠りして事故を起こしてしまう。ジュリーは即死し、車は爆発炎上。間一髪、脱出したロバートは、近くの公衆電話でジミーを迎えに呼び、事故の件を口外しないよう口止めする。ところが、刑事のブライヤーが、事故現場の公衆電話の傍で車に乗り込む男を目撃。その男と事故の関連を疑うブライヤーは、ロバートにジュリーとの関係を問い質すと、さらにジミーにも接近。
黙秘する彼に、司法妨害で起訴される可能性があると迫る。恩人であるロバートと真実との間で板挟みになったジミーに与えられた猶予は24時間。一方、会社の最高投資責任者である娘のブルックは、4億1,200万ドルの不明金と二重帳簿に気づき、ロバートを詰問。未だメイフィールドと連絡が取れず、八方塞がりとなったロバートの破滅の時は、刻々と迫っていた……。

この映画、中々のキャストなのにミニ・シアター系での公開だったのは残念だが、ストーリー的には如何にもありそうな感じ。NYの大物投資家の表の部分であるパート、つまり、自らの経営する会社の業績が実は自転車操業で娘にまで疑われて窮地に陥っているロバート。裏の顔であるパートは、一見すると家族を大事にしながらも自らが出資するギャラリーのフランス人オーナーとの二重生活も綱渡りで、この部分で交通事故に遭遇して愛人を亡くしてしまいこちらでも窮地に。
事故死を隠ぺいするために彼に恩義を感じているジミーを巻き込み必死に証拠隠滅を図るもブライヤー刑事は疑いの目をロバートに向け続けるが、刑事の追及も詰めが甘く証拠を掴めそうで決定的な部分を掴み切れずに逃げ切りを許してしまう。
事故死の件で妻エレンとの仲もギクシャクし始め、冒頭でロバートに誕生日会を自宅で家族揃ってサプライズ的に祝うのだが、ここで多忙なのに幸せそうに笑顔を振りまく彼も、この後、中座して例の愛人事故死に巻き込まれる。仲の良い家族像は実は虚像で、ロバートの会社に勤める娘に対しても、あくまでも「部下」として接するロバートに苛立ちを隠せない娘。

資金繰りの苦しくなったロバートだが、そこは巧みな話術で会社売却で乗り切り、事故死の証拠隠滅も彼の望み通りになった。だけど、会社を売却して破産の危機を乗り越えたが、この後、彼の家族との関わりはどうなるのか?とか思った。

そのロバートとエレン夫妻を演じていたリチャード・ギアとスーザン・サランドンの巧みな会話や演技は流石で、この二人は米国版「Shall We Dance」でも夫婦を演じていたので息が合っていた?
ストーリー的には表の顔と裏の顔が巧にシンクロしながら進み、途中からは一本化されていくという構成は良かったが、ビックリするような仕掛けとか更なる捻りは無かったけど結構楽しめました。

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貧打でDeNAに連敗!菊池、4失点で開幕に不安残す

2013-03-23 23:18:35 | 野球観戦記2013~

                      2013プロ野球観戦記録NO.5~オープン戦
              ×埼玉西武  3 ー 4 横浜DeNA○

チ  ー  ム 
横浜DeNA
埼玉西武

【球場】
西武ドーム3塁側B

【責任投手】
○鄭凱文1勝
S山口2S
●菊池1勝3敗

【投手-捕手】

(D)鄭凱文、神内、ソーサ、山口-高城
(西)菊池、岡本篤、坂元、長田、大石-炭谷

【埼玉西武
】スタメン
9金子
4片岡
8秋山
Dオーティズ
5ヘルマン
7スピリー
3浅村
2炭谷
6永江
-----
1菊池

【観戦評】
今日はハマスタから場所を西武ドームへ移してのDeNAとの2戦目。今日の先発は開幕カードでの2戦目の先発を意味する菊池とDeNAは昨年は阪神所属だった台湾の鄭凱文。

試合は西武が鄭凱文の不安定な立ち上がりを攻めてオーティズの2点タイムリー打で幸先良く先制。所が菊池は直後の2回表、先頭のブランコに弾丸ライナーで左翼席に飛び込むソロ本塁打を浴びてしまう。
菊池は4回まではブランコの本塁打による失点だけで、直球は147キロを計時しモーガンにはカーブで打ち取る等順調かと思われたが、5回には直球が140~142キロへとガクンと落ちたところを相手打線につかまり、自身の暴投もあり3失点、結局5回4失点で降板した。
何故、5回に球速が急に落ちたのかは分からないが、やはり100球越えても球速が一定しないと厳しい。直球の緩急や変化球の割合を増やすなど、バッテリーでの工夫が無いと苦しいようだ。

打線の方は2回以降、サイドスローから手投げの様なフォームで投げる鄭凱文に手こずり追加点を奪えず、降板後の7回に神内(前福岡ソフトバンク)から代打栗山のタイムリーで3-4と1点差に迫り、最終回も守護神山口から1死3塁の好機を作るも、浅村は状況を考えずに大振りを繰り返し、代打の嶋も予想通り(何で上本じゃないの?)打てずに3-4であのDeNAに連敗するとはオープン戦とはいえ恥ずかしい限りだ。
打線はオープン戦で全球団最下位の1本塁打、中島と中村の穴を埋められていないのが現状でシーズン突入後も長打力不足解消の目処は外国人次第か?その中島の後継レースでは永江が現時点では一歩リードも、浅村がどこまで巻き返すか?怪我の回復具合が気になる片岡はどうか?などが課題かな?

今日、登板した投手では大石が9回を投げて走者は出したが、昨年まで直球の質が向上した。セットでも144キロを計時するし、フォークのキレも昨年を上回っている。期待されているサファテがイマイチなので大石に守護神としての期待が懸る。

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映画『オズ はじまりの戦い』を観て

2013-03-21 18:46:31 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-27.オズ はじまりの戦い 3D
■原題:OZ The Great And Powerful
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:130分
■観賞日:3月21日、TOHOシネマズ日劇
■料金:300円(3D料金のみ)



□監督:サム・ライミ
◆ジェームス・フランコ(オズ)
◆ミラ・クニス(セオドラ)
◆レイチェル・ワイズ(エヴァノラ)
◆ミシェル・ウィリアムズ(グリンダ)
◆ザック・ブラフ(フィンリー)
◆ビル・コッブス(マスター・ティンカー)
◆ジョーイ・キング(陶器の少女)
◆トニー・コックス(ナック)
【この映画について】
L・フランク・ボームの児童文学「オズの魔法使い」に登場するキャラクター、オズを主人公にしたファンタジー。魔法の国オズに迷い込んでしまった奇術師が織り成す冒険や、それによって大きく変わる運命を壮大なスケールで活写する。メガホンを取るのは、『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ。『127時間』のジェームズ・フランコ、『マリリン 7日間の恋』のミシェル・ウィリアムズら、実力派スターが結集。最先端VFXとライミ監督のセンスが融合した圧倒的ビジュアルにも目を見張る。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
カンザスの若き奇術師オズは、ありきたりではなく、偉大な人間になることを夢見ていた。ある日気球に乗り込んだところ、竜巻に巻き込まれてしまう。そしてたどり着いた先は、筆舌に尽くしがたいほど美しい魔法の国・オズだった。しかし降り立ってみると、オズの国は邪悪な魔女が支配し、苦しめられている民たちは偉大な魔法使いオズが国を救うとの予言を心のよりどころにしていた。

オズはその魔法使いと同じ名前であるため誤解されてしまい、西の魔女セオドラの案内で、彼女の姉である東の魔女エヴァノラの住むエメラルド・シティの宮殿へ行く。
二人の美貌と財宝に目が眩んだオズは、自分が単なる奇術師であることも忘れて、南の悪い魔女を倒せばこの国の王になれるとのエヴァノラの言葉のまま、翼の生えた猿・フィンリーとともに南へ向かう。道中、悪い魔女により破壊された陶器の町を通るオズ。
孤児となった陶器の少女と出会い、邪悪な力により虐げられた様を目の当たりにしたオズはほのかに使命感を芽生えさせる。ついに南の魔女グリンダのもとまで来たオズは、グリンダの清らかな美しさと優しさに魅了される。グリンダから一片の邪悪さも感じられなかったオズが疑問を持ったとき、魔法の国の秘密が明らかにされる……。

オズの魔法使い、ディズ二ー童話でこのタイトルだけでも聞いた事ある映画ファンは多いでしょうが、では、実際にどんな話?って詳細は自分自身も良く知りません。今回はジェームス・フランコ扮する「オズ」が怪しげなマジックを披露するシーンから始まって、観客にツッコミを受けたりして、オズがどういう人物かを冒頭で示してからスタート。
やがて気球で逃げようとするまでは良かったが、突然、猛烈な嵐に巻き込まれてオズは気球ごと吹き飛ばされて気が付いたら未知の世界にやってきていたというのが全てのスタート。そこがまさにオズで、良い魔女と悪い魔女が戦う世界で、オズは救世主と崇められ金塊を見せられその気になるというお話。

ミラ・クニスとミシェル・ウィリアムスとレイチェル・ワイズらが魔女に扮するのだが、どの魔女も演技達者で美人揃いなので魔女と言われても醜悪な魔女、とのイメージからは程遠い。ストーリー的にはこれは前日譚の部分なので、続編が予定されているそうだ。そうなると配役に大きな変化は無いと思うが、俳優陣のメンツもそうだが映像的3D上映は良かった。映像美、演技、ストーリーのコラボが絶妙で、その辺は流石サム・ライミだな、と関心しました。

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映画『愛、アムール』を観て~アカデミー賞受賞作品

2013-03-19 10:20:42 | ヨーロッパ映画

13-26.愛、アムール
■原題:Amour
■製作年、国:2012年、フランス・ドイツ・オーストリア
■上映時間:127分
■観賞日:3月16日、吉祥寺バウスシアター(吉祥寺)
■料金:1,800円



□監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
◆ジャン=ルイ・トランティニャン(ジョルジュ)
◆エマニュエル・リヴァ(アンヌ)
◆イザベル・ユベール(エヴァ)
◆アレクサンドル・タロー(アレクサンドル)
◆ウィリアム・シメル(ジョフ)
【この映画について】
第65回カンヌ国際映画祭で、最高賞にあたるパルムドールに輝いたヒューマン・ドラマ。長年にわたって連れ添ってきた老夫婦が、妻の病を発端に次々と押し寄せる試練に向き合い、その果てにある決断をする姿を映し出す。
『ファニーゲーム』『白いリボン』の鬼才ミヒャエル・ハネケが、沈痛かつ重厚なタッチで追い詰められた老夫婦が見いだす究極の愛を浮き上がらせていく。『Z』『消される男』のジャン=ルイ・トランティニャン、『トリコロール/青の愛』のエマニュエル・リヴァと、フランスが誇るベテラン俳優が老夫婦を演じているのにも注目。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らすジョルジュとアンヌは、ともに音楽家の老夫婦。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドルの演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごす。
翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明、手術も失敗に終わり、アンヌは不自由な暮らしを余儀なくされる。医者嫌いの彼女の切なる願いを聞き入れ、ジョルジュは車椅子生活となった妻とともに暮らすことを決意。穏やかな時間が過ぎる中、誇りを失わず、アンヌはこれまで通りの暮らし方を毅然と貫き、ジョルジュもそれを支えていく。離れて暮らす一人娘のエヴァも、階下に住む管理人夫妻もそんな彼らの在り方を尊重し、敬意をもって見守っていた。

だが思い通りにならない体に苦悩し、ときに「もう終わりにしたい」と漏らすアンヌ。そんなある日、ジョルジュにアルバムを持ってこさせたアンヌは、過ぎた日々を愛おしむようにページをめくり、一葉一葉の写真に見入るのだった。
アンヌの病状は確実に悪化し、心身は徐々に常の状態から遠ざかっていく。母の変化に動揺を深めるエヴァであったが、ジョルジュは献身的に世話を続ける。しかし、看護師に加えて雇ったヘルパーに心ない仕打ちを受けた二人は、次第に家族からも世の中からも孤立していき、やがてジョルジュとアンヌは二人きりになってしまう。
終末の翳りが忍び寄る部屋で、ジョルジュはうつろな意識のアンヌに向かって、懐かしい日々の思い出を語り出すのだった……。

この作品はアカデミー賞外国語映画賞を受賞したハネケ作品。ハネケ作品は「白いリボン」のように難解というか一筋縄ではいかない作品とのイメージがあるのだが、本作はシンプルなタイトル通りの作品だった。
高齢化の進む先進国では日本のように高齢者率の高い国だけの問題では無く、老老介護は切実な悩みとして存在する。舞台はパリのアパルトマンで、音楽家の夫婦、妻の愛弟子と夫妻の一人娘が主な登場人物。
ここで描かれている現実はジョルジュとアンヌを演じている二人共に80歳代であるという点でも説得力があるし、この二人の演技力無くしてこの映画はハネケ作品であっても成立しなかったと思わせる「静の凄さ」みたいなものを感じた。娘が所々シーンに登場するのだが、この娘ははっきり言って何の役にも立っていない。妻を夫が一人で介護(ヘルパーとは上手く行かずに解雇してしまった)する覚悟を決めて、娘もそれなりに意見するのだがジョルジュの一人で介護する決意は変らず、娘としては不安と不満を抱えながらも従うしかなかった。

全編を通して描かれている老夫婦愛、この二人がここまで紡いできた夫婦生活、最後まで愛情を貫こうとしたジョルジュ。終りは突如訪れる形になったが、それもジョルジュの衝動的な行為とは解釈出来ないだろう、愛の深さ故のラストだった。
ハネケ監督は果たして我々に何を投げ掛けたかったのか?何時もの難解さは薄いが、夫婦として何が出来るか?子として何が出来るか?また何が一番適切なのか?やはり、奥が深いテーマだった。

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8回に痛恨の走塁ミス!侍ジャパン3連覇を逃す

2013-03-18 12:22:47 | 野球全般
チ  ー  ム 
PUERTO RICO

JAPAN

【WBC準決勝 プエルトリコ VS 日本】

【投手】
プ:M・サンティアゴ、デラトーレ、セデーニョ、フォンタネス、ロメロ、カブレラ-Y・モリーナ

日:前田、能見、摂津、杉内、涌井、山口-阿部

【責任投手】

○M・サンティアゴ1勝1敗
Sカブレラ3S
●前田2勝1敗

【日本スタメン】
4鳥谷(阪神)
D井端(中日)
9内川(福岡ソフトバンク)
2阿部(読売)
6坂本(読売))
8糸井(オリックス)
7中田(北海道日本ハム)
3稲葉(北海道日本ハム)
5松田(福岡ソフトバンク)
1前田(広島東洋)
------------
1能見(阪神)
1攝津(福岡ソフトバンク)
1杉内(読売)
1涌井(埼玉西武)
1山口(読売)

【戦評】
決勝進出をかけて大一番だったが、プエルトリコ相手にまさかの敗戦を喫してしまい3連覇の夢は断たれてしまった。
試合開始は10時からだったので当然勤務中なので詳細は一切判らず、昼時に外出先でワンセグを観た時は7回裏位?だった。最初は観れたけど途中から受信状態が悪く中継が繋がらず、次に繋がったのは9回表の途中でスコアは1-3とリードされていた。

日本として誤算だったのは前田が初回に1点を許したことだった。今大会は先制点を何度か与えているが、準決勝で先取点を与えた意味は第1ラウンドより遥かに不利だ。前田のツーシームが際どいところを突いていたが球審の判定はことごとく「ボール」で、甘く入った球をセンター前にポトンと落とされ先制されたのは痛かった。
打線も先発サンティアゴを捉えきれずチャンスを築いても得点圏で安打が出ず焦りは募るばかりで、その影響が8回の拙走にも現れた。ベンチもサインが不徹底で選手任せ的な作戦で自滅した。
8回1死1,2塁で打者は4番阿部。普通に考えれば阿部にじっくり打たせるのだろうが、後の無い試合で追い詰められた状態でベンチの作戦も中途半端だった。ロメロの2球目に重盗を仕掛けたが井端はスタート切ったが途中で止め、1塁走者内川は一目散に2塁を目指したが、井端が帰塁したことで1,2塁間に挟まれ捕手モリーナに刺された。阿部がこのミスを取り返すこともなく力の無い2塁ゴロで好機は潰えた。ベンチはデータからロメロのモーションなら走れる(捕手がメジャー屈指の強肩モリーナでも)との判断だったのだろうが、だったら「何球目」とか細かい指示を発するべきで、選手に判断を任せるのは酷な場面だった。それとも4番阿部に対して全幅の信頼を寄せていなかったのもこの作戦を採用した要因かな?

9回に糸井が四球を選んだものの先頭の坂本も最後の打者となった代打松井(東北楽天)も初球打ちで倒れ3連覇は消えた。プエルトリコは初の決勝進出を決め、準決勝第2試合オランダ対ドミニカ共和国の勝者と対戦する。

【大会を振り返って】
チーム構成の段階で後れを取った日本代表だった。第1ラウンド強化試合、練習試合を経ての試合だったが、明らかに格下だったブラジル、中国相手に思わぬ苦戦を強いられたのも一発勝負の国際試合の怖さだ。
日系人やNPB所属経験者や現役選手を多く抱えるブラジルには終盤8回で逆転、中国代表相手にも5点しか奪えず完封して当然の相手だったが最終回に2点取られ快勝とは行かなかった。順位決定戦の対戦相手キューバにはこのラウンド唯一の敗戦を喫し2位で東京ラウンド進出となった。
第2ラウンドは場所を東京ドームへ移しての対戦で、プールBを勝ち抜いた台湾とオランダを加えての対戦。第1試合は9回2死で井端の起死回生の同点打が出て延長戦で台湾を振り切ったがあわや敗戦となる危ない展開だった。第2試合はキューバを破ったオランダ相手に16-4でコールド勝利。順位決定戦で再度対戦も10-6と大勝し、打線が上向きになってきたのは明るい材料だったが...。

当初の合言葉「皆でアメリカへ」を果たしてホッとしたのだろうか?アリゾナ合宿ではメジャー球団と2試合練習試合を重ねて1勝1敗も打線は好調を維持。だが、ここに落とし穴があったのだろうか?砂漠で空気が乾燥して球が飛ぶアリゾナでの試合で長打が出た事が勘違いを呼んだのだろか?準決勝戦では中田や坂本らの大振りが目立った結果1点しか奪えず敗退した。

【課題】
課題を探せば多いが、2連覇したチームと今大会のチームをみると、当然ながら現役メジャー選手が皆無の点がある。これにはメジャー球団在籍の選手の個人的な事情やチーム事情も反映され選出出来なかったのはマイナスだ。最も選手会は一度不参加を決議して撤回するなど国内事情もあって監督も決まらず後手後手に回りチーム編成の時点で立ち遅れていた。
メジャー球団側が選手の派遣を渋るのは予想出来ていたので、早目に手を打てばダルビッシュや岩隈の参加も可能だった筈だし、一時は参加を噂されていた田沢(Rソックス)も招集可能だったかも。1,2回大会は松坂も含めて先発投手陣に柱が出来ていたのが今回との大きな違いでもあった。今回は田中、前田に期待が集まったが松坂やダルに比べればやはり経験や実績で劣る。
打者ではイチローの不在が響いた。捕手、4番、主将の役目を仰せつかった阿部だったが怪我の影響もあり期待には程遠い内容だった。機動力野球をするにも最終段階で昨年の両リーグの盗塁王(聖澤、大島)を外すなど人選にも疑問が。
イチローは選手達の精神的なリーダーでもあったが、阿部にはそこまでの人望と強烈なキャプテンシーを発揮するには至らなかった。落選した5人の思いは果たして阿部はどこまで受け取っていたのだろうか?

山本監督を始めとする首脳陣だが果たして目指す野球と意思疎通は十分だったのだろうか?スコアラーの対戦相手分析力は?作戦の立案は?選手起用は?モチベーションは(あの合言葉で良いのか?)?など
負けたことで今後はマスコミがあれやこれやと敗因探しに躍起になるだろうが、地の利もあったが国内選手だけで4強入りしたのだから最低の目標は達成したので無念だが良しとしたい。

【侍ジャパン戦績】
2006年⇒優勝(準優勝:キューバ)
2009年⇒優勝(準優勝:韓国)
2013年⇒4強(5勝2敗)
<第1ラウンド>
日本5-3ブラジル
日本5-2中国
日本3-6キューバ
<第2ラウンド>
日本4-3台湾
日本16-4オランダ(7回コールド)
日本10-6オランダ
<準決勝>
日本1-3プエルトリコ

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石井、ルーキー藤浪との対決を制し5回1失点

2013-03-17 18:50:50 | 野球観戦記2013~

            2013プロ野球観戦記録NO.4~オープン戦
                ○埼玉西武 3 ー 1 阪神×

チ  ー  ム 
阪神
埼玉西武

【球場】
西武ドーム3塁側B

【責任投手】
○石井1勝
Sサファテ1S
●藤浪1敗

【投手-捕手】

(神)藤浪、川崎、福原、久保-藤井、小宮山
(西)石井、岡本洋、岡本篤、ウィリアムス、サファテ-上本、星孝

【埼玉西武
】スタメン
9金子
4片岡
7栗山
Dオーティズ
5ヘルマン
8秋山
3浅村
2上本
6永江
-----
1石井

【観戦評】
今年初めての西武ドームでの観戦はやはり「寒かった」(打線が、じゃなくて気温がね)ですね。この時期の西武ドームは開始時は感じないのですが、14時近くなると首筋あたりと足元が冷えるのは何時もの事なので馴れている筈なのに、今季初観戦なのでやはり寒いですね。やはり東京ドームは空調が効いていて楽でした(WBC3試合観戦しました)。

さて、先発はシーズンに入ればどうせ何度も観るだろう石井と阪神は期待の高卒ドラ1ルーキー(大阪桐蔭高)の藤浪の登板で、名前がコールされた瞬間は3塁側からも歓声が。

石井は何時も通りの投球と言えば良いのだろうが、直球のスピードが135キロ前後が多く、まだまだ調整途上のような出来だった。一方の藤浪はスピードは最速148キロで直球は大体143~146キロ平均のようで、他にはフォーク、スライダーとカーブを1球だけだったと思うが投げていた。制球は高卒ルーキーにしてはまとまっているが、失点した4回はボークもからみ甘くなったところを痛打された。それでも1年前はセンバツに出場する時期だっただけに、この時期でこの内容なら少しずつ修正していけば開幕ローテ入りは確実で、後は、細かいプレイや怪我に注意すれば良いだろう。

西武の野手陣ではルーキー金子が1番右翼でスタメン。打撃では4打数1安打と1盗塁、守備では難しい打球は少なく無難に無失策で途中で3塁を守った。2番片岡4打席で1打数3四球と捕手からの牽制に刺されての憤死は頂けないが、彼の課題である出塁率向上の点では3四球は評価出来る。9番ショートで出場した永江は落ちる球に対応出来ずに3打数3三振だった。
課題の救援投手陣はウィリアムスが8回、サファテが9回に登板しどちらも無失点に抑えた。今年は延長12回制が復活するので、両外国人と大石あたりが終盤を安定して任せられると大きい。但し、外国人選手枠の関係もあるので誰を落とすのかな?

 

試合は3-1で西武が勝利。阪神は3併殺を喫するなど攻撃が繋がらず、1番2塁で出場した西岡が3安打した以外は精彩を欠いた。

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映画『クラウド・アトラス』を観て

2013-03-16 23:09:53 | 映画・恋愛、ファンタジー、コメディー

13-25.クラウド・アトラス
■原題:Cloud Atlas
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:172分
■観賞日:3月16日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料金:1,800円

 

□監督・脚本・製作:ウォシャウスキー兄弟、トム・ティクヴァ
□音楽:トム・ティクヴァ、ジョニー・クリメック、ラインホルト・ハイル
◆トム・ハンクス(ドクター・ヘンリー・グース他)
◆ハル・ベリー(農園で働くマオリ族他)
◆ジム・ブロードベント(モリヌー船長他)
◆ヒューゴ・ウィーヴィング(ハスケル・ムーア)
◆ジム・スタージェス(アダム・ユーイング)
◆ペ・ドゥナ(ソンミ451他)
◆ベン・ウィショー(船の給仕係他)
◆ジェイムズ・ダーシー(記録官他)
◆ジョウ・シュン(死体を発見する男性ホテル従業員他)
◆キース・デイヴィッド(奴隷クパカ他)
◆デイヴィッド・ギャシィ(オトゥア他)
◆スーザン・サランドン(ホロっクスの妻他)
◆ヒュー・グラント(ホロックス牧師他)
【この映画について】
19世紀から近未来まで、6つの異なる時代に生きる人々の姿を描いた、デヴィッド・ミッチェルによるベストセラー小説を、『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー姉弟と『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァという3人の監督で映画化。トム・ハンクス、ハル・ベリーらがそれぞれ違う時代のキャラクターを複数演じている。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
初老の男ザックリーには、時空を超えたいくつもの“自分”の物語があった。1849年の太平洋諸島。“彼”は医師ヘンリー・グースとして弁護士ユーイングと出会う。ユーイングはホロックス牧師と奴隷売買の契約を交わす。島で罹患したユーイングに、グースは無料の治療を買って出る。

1936年、ユーイングの航海日誌を読む音楽家フロビシャーは父親に勘当され、恋人シックススミスのもとを離れて、スコットランドの作曲家エアズの家へ押し掛ける。フロビシャーはエアズの採譜者を務めながら、後に幻の名曲となる「クラウド アトラス六重奏」を作曲する。
フロビシャーからの最後の手紙をシックススミスが受け取った37年後の1973年、サンフランシスコ。物理学者となったシックススミスは、人命に関わる原発の報告書をジャーナリストのルイサに託そうとして殺される。原発の従業員アイザック・スミスである“彼”はルイサと恋におち、会社を裏切る決意をする。

2012年のロンドンで“彼”は作家ダーモット・ホギンズとして著書を酷評した書評家を殺し、カルト的英雄となる。大儲けした出版元のカベンディッシュはダーモットの弟たちに脅迫される。
2144年、遺伝子操作で作った複製種を人間が支配する全体主義国家ネオ・ソウル。複製種ソンミ451は密かにカベンディッシュ原作の映画を観て自我に目覚める。革命軍チャンと恋におちた彼女は、自ら反乱を率いる。ソンミが女神として崇められる地球崩壊後106度目の冬の地で、進化した人間コミュニティーからの使者メロニムが若き日のザックリーの村を訪れる。ザックリーがガイド役となり悪魔の地と呼ばれる険しい山の山頂にたどり着くと、メロニムの驚くべき使命が明かされる……。

輪廻転生がこの作品の全体を支配していると言っても過言ではないが、3時間近い上映時間の中でも重要なパートは勿論冒頭とラストで繋がって語るシーンなのだが、重要なのは中間部の「ネオ・ソウル」のパートだ。韓国人女優ぺ・ドゥナがソンミ451に扮するのだが、何だか是枝作品「空気人形」に良く似ている。この複製人形ソンミが反乱を起こして最後は処刑されるのだが、ソンミが神と崇められ大きな像が地球のある場所に残されているのだ。
1849年のアダム・ユーイングに始まり2321年に至るまでの6つのパートから構成される長~いお話で、しっかり観ていないとどの人物が転生していくのか追って行って頭の中で整理するのが大変だった。名曲に纏わる話しや航海の話やら女性ジャーナリストの話やらSFっぽい話やらを一つの纏めるのは大変だっただろうが、3時間弱は長過ぎた印象だ。

それでも出演俳優陣は主役級がゴロゴロ出演していて、それぞれのパートで別人格になって演じなければならないので演技力を持ち合わせていないと脚本に負けてしまいそうだが、やはり、そこは経験豊かな連中ばかりなので、観ている方は演じている人物の違いを楽しめば良い、そんな作品でした。

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侍ジャパン、再びオランダに大勝。1位通過で準決勝へ!

2013-03-12 23:12:33 | 野球全般

           2013プロ野球観戦記録NO.3~WBC第2ラウンド
                 ○日本 10 ー 6 オランダ×

チ  ー  ム 
オランダ
日本 10

【球場】
東京ドーム1塁側 B指定

【責任投手】
○大隣1勝
●ベルクマン1敗

【投手-捕手】

(蘭)ベルクマン、イセニア、パベレク、ヘエイステク、バレンティナ-リカルド、デクーバ
(日)大隣、沢村、田中、今村、森福、山口、涌井、牧田-炭谷、相川

日本スタメン】
8長野(読売)
4松井(東北楽天)
6井端(中日)
D阿部(読売)
9糸井(オリックス)
3中田(北海道日本ハム)
7角中(千葉ロッテ)
2炭谷(埼玉西武)
5松田(福岡ソフトバンク)
------------
1大隣(福岡ソフトバンク)
1沢村(読売)
1田中(東北楽天)
1今村(広島東洋)
1森福(福岡ソフトバンク)
1山口(読売)
1涌井(埼玉西武)
1牧田(埼玉西武)

【観戦評】
第2ラウンドの順位決定戦は一昨日と同じオランダとの対戦。オランダは初戦でキューバを破り日本との対戦でコールド負けし、敗者復活戦で台湾にコールド勝利したキューバと再びオランダが激突。得点を取ったり取られたりの大接戦でオランダがサヨナラ勝利を収めた結果、日本とオランダが準決勝進出を決めた。今日の対戦で1、2位が決まり、1位通過となるとB組2位チームとの対戦が待っている。

キューバがオランダに連敗して敗退するとは予想外だった。オランダと日本の試合を観て、何でキューバが負けたのか理解出来なかった。オランダの特徴はバレンティン(東京ヤクルト)やジョーンズ(東北楽天)の長打力で、投手陣としても要警戒だが、日本の投手の制球は良いので心配はしていませんでした。
試合の方は2回に日本が阿部の2本の本塁打と長野の2塁打等で8点を奪い、スタンドはお祭り騒ぎで「今日もコールド勝ち」のムードが充満。
所が、この後、日本打線は淡白な攻撃ばかりで後が続かなかった。オランダ打線は1回に先頭打者が本塁打を放ったものの、その後は日本投手陣の細かい継投に追加点を阻まれていたが、終盤の7,8回に一時は2点差まで詰め寄ったものの、日本は8回に再び長野の2点打で加点し、最終回は守護神牧田が無失点に抑えて10-6で勝利。

この結果、日本は1位で準決勝進出が決定した。オランダは初の準決勝進出。

 

この第2ラウンドの3試合を全て観戦したけど、やはり、初戦の台湾戦での劇的な勝利が全てだった。大会MVPに輝いた井端は当初は控えの立場だったが、今では2番とか3番で起用されるまでになった。4番の阿部は怪我の影響で第1ラウンドは不調だったが、オランダ戦では復調し今日の2本塁打は阿部らしかった。
投手陣は前田には安定感があるものの、田中はまだ本調子とは言えない投球で安定感に欠けているが彼への期待は大きいだけに復調が待たれる。救援陣は抑えの牧田に繋ぐパターンが構築出来ていないのが心配の種だ。特に内海、今村、森福は難しい局面での起用は難しそうだ。

これで日本は直ちに渡米して2試合の練習試合を挟んでサンフランシスコでの準決勝に臨む。東京ドームでの声援を自信にして、アメリカでも力を発揮して3連覇を目指して頑張って下さい。

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映画『野蛮なやつら/SAVAGES』を観て

2013-03-11 23:04:21 | 映画・ドラマ、アクション

12-24.野蛮なやつら/SAVAGES
■原題:Savages
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:129分
■観賞日:3月10日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料金:1,800円

 

□監督・脚本:オリヴァー・ストーン
□脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロー
◆ブレイク・ライヴリー(オフィーリア、O)
◆テイラー・キッチュ(チョン)
◆アーロン・テイラー・ジョンソン(ベン)
◆ベニチオ・デル・トロ(ラド)
◆ジョン・トラヴォルタ(デニス)
◆デミアン・ビチル(アレックス)
◆サルマ・ハエック(エレナ)
◆エミール・ハーシュ(スピン)
◆サンドラ・エチェヴェリア(マグダ)
【この映画について】
ドン・ウィンズロウ原作のベストセラー小説を、『プラトーン』などでオスカーを受賞したオリヴァー・ストーン監督が映画化。平和に暮らす3人の男女が、巨大麻薬組織相手にとんでもない戦いを仕掛けるさまを生き生きと描く。
主演はテイラー・キッチュ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブレイク・ライヴリーら注目の俳優たち。そのほかオスカー俳優のベニチオ・デル・トロら濃い役者総出で見せる驚がくのエンディングに絶句。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
カリフォルニア州の高級リゾート、ラグーナ・ビーチに暮らす心優しい平和主義の植物学者ベンと元傭兵のチョン。性格も経歴も正反対だが10代から親友同士の2人は、チョンが戦地から持ち帰った最高級の大麻を育てる共同事業で大成功。
共通の恋人オフィーリア、通称“O(=オー)”とともに、優雅な生活を送っていた。だがある時、彼らにメキシコの巨大麻薬組織バハ・カルテルが提携を迫ってくる。身の危険を感じたベンとチョンは、事業を丸ごとカルテルに渡して国外逃亡を計画。しかし、冷酷なカルテルの女ボス、エレナは、オフィーリアを誘拐して脅迫してくる。

やむなく指示された仕事を処理したベンとチョンだったが、エレナがさらに3年契約を要求してきたため、反撃を決意。麻薬取締局の悪徳捜査官デニス・ケインと仲間の金庫番スピンの協力を得て、カルテルから300万ドルの現金を奪うと、エレナの弁護士アレックスの犯行を装う。
エレナの腹心の部下ラドから拷問を受けたアレックスが命乞いのため、死んだと言われていたエレナの娘マグダの名前を口にするのを聞いたベンは、エレナの弱点に気付く。一方、カルテルを裏切ったラドはメキシコ大統領候補エル・アズールと手を組み、エレナ抹殺を計画。その計画に巻き込まれてマグダに関する情報を入手したベンとチョンは彼女を誘拐し、オフィーリアとの交換交渉を成立させる。

そして訪れた人質交換の時。オフィーリア救出のために命懸けで砂漠を訪れたベンとチョン。エレナを陥れる機会を狙うラド。娘を想う母の顔を隠したエレナ。果たしてベンとチョン、オフィーリアは、無事に生き延びることができるか……?

この映画、オリヴァー・ストーン監督作品であり俳優のメンツも中々なのだが何故か余り話題になっていない。ストーリーそのものが、アメリカの大麻ビジネスに関する話だからかは分からないが、ベンとチョンの二人の親友が「Oことオフィーリア」というGFを「共有」して共同生活をするという「?」が付く様な設定もあるかな?「O」を演じるブレイク・ライヴリーは魅力的な女優さんで、こんな女性なら共有したくなるかも?。でもね、一人の女性を仲の良い二人の男が争いも無く共有して、仮に妊娠したらDNA鑑定するのかな?

そんなことより、カリフォルニア州にはメキシコの麻薬組織が根を張り、良質の大麻草を栽培するベンとチョンに目をつけて、そこに悪徳麻薬捜査官が絡むのだが、この捜査官を演じているのがジョン・トラヴォルタで久し振りだったが、やはり一癖も二癖もある男だった。だが、そんな捜査官も重病を患う妻を救う大義があったからと言うのが伏線で、最後の人質解放交渉でエレナからOを取り戻す場面で、一番オイシイ所を総取りしていったのもデニス捜査官だ。
ストーリー的には麻薬組織の女ボス、エレナがボスになった経緯や愚れて母の下を離れて行った娘の行方が結局は命取りになった。でも、エレナのあのオカッパ頭は笑えるのだが凄身も感じた。Oの身柄は無事に2人の下に戻ってきたのだが、最後のナレーションで3人は別々の道を海外で過ごすことになったそうだが、何年かしたら元の鞘に収まりそうな気もする。でも、もう一つラストはある。自分は3人が無事だった方が良いと思う。

俳優陣ではトラヴォルタを始め、若手で売れっ子のアーロン・テイラー・ジョンソンやテイラー・キッチュがアメリカの若者をノビノビと演じていて、そこにブレイク・ライヴリーが絡む絶妙なキャスティングだった。

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日本、6発16得点でオランダにコールド勝利!

2013-03-10 21:30:38 | 野球全般

         2013プロ野球観戦記録NO.2~WBC第2ラウンド
               ○日本 16 ー 4 オランダ ×

チ  ー  ム 
日本 16
オランダ

【球場】
東京ドーム3塁側 A指定

【責任投手】
○前田1勝
●コルデマンス1敗

【投手-捕手】

(日)前田、内海、山口、涌井
-阿部
(蘭)コルデマンス、スタウフベルヘン、ヘエイステク、ファンドリール、バレンティナ―リカルド、ノエイ

【日本スタメン】
4鳥谷(阪神)
D井端(中日)
9内川(福岡ソフトバンク)
2阿部(読売)
8糸井(オリックス)
6坂本(読売)
7中田(北海道日本ハム)
3稲葉(北海道日本ハム)
5松田(福岡ソフトバンク)
-----------
1前田(広島東洋)
1内海(読売)
1山口(読売)
1涌井(埼玉西武)

【観戦評】
第2ラウンドの初戦、台湾戦を劇的な勝利で飾った侍ジャパン。今日のオランダ戦に勝利すれば準決勝進出が決定(順位は後日)するが、仮に敗戦となると敗者復活戦で台湾に大勝したキューバとの対戦で勝利しなければならないので大事な一戦でした。

さて、試合は鳥谷の先頭打者本塁打で始まる。鳥谷はここまで無安打だったが、今大会初安打が本塁打となった。まるでこの鳥谷の先頭弾が合図になったかのように、侍ジャパン打線に火がついた。
何と何と、この試合は毎回得点と6本塁打でキューバを破り勢いに乗るオランダ相手に16-4で7回コールド勝利を飾りました。これで準決勝進出が決定し、サンフランシスコでB組の上位2チームのいずれかと対戦します。

今日の東京ドームですが、やはり台湾戦での勝利で盛り上がっていましたが、先頭弾から一気にファンのテンションが上がり、その後も落ちることは無く、オランダ打線のお株を奪う長打攻勢でオランダを力でねじ伏せました。ここまで初戦のブラジル戦から打線が低調で、投手力に依存していた勝利でしたが、今日は始めて打線が自慢できる内容でしたね。やっと安心して観戦出来ました、ビールも美味しかったです。

投手では先発の前田が長打を警戒して投球を徹底して低目に集め、大振りの目立つオランダ打線を手玉に取っていましたただ、2番手の内海は四球、安打、死球で走者を溜めてバレンティン(東京ヤクルト)に走者一掃の2塁打を浴び、大勝の中で一人だけ蚊帳の外でした。あの内容で今後登板機会が与えられるのかは疑問です。
オランダの投手陣は登板した全ての投手の制球力、球威いずれも物足りなかった。この内容で本当にキューバに勝ったのか不思議なくらいだった。更には3失策と乱れて、得点も6回に内海の乱調につけこんだ4点に終わった。 

【日本6本塁打】(攻撃は表)
1.鳥谷⇒1回ソロ
2.松田⇒2回2ラン
3.内川⇒2回3ラン
4.稲葉⇒3回ソロ
5.糸井⇒4回2ラン
6.坂本⇒7回満塁

【今後の対戦】(日本関係)
1.キューバ 対 オランダ(3/11)
2.上記の勝者 VS 日本(3/12)
3.2の勝者がA組1位としてB組2位と準決勝で対決。(場所:米・サンフランシスコ)
4.2の敗者がA組2位としてB組1位と準決勝で対決。(同上)
5.3と4の勝者が決勝で対決。(同上)

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井端、土壇場での同点打で侍ジャパンが激闘を制す!

2013-03-08 10:09:44 | 野球全般

        2013プロ野球観戦記録NO.1~WBC第2ラウンド
                 ○日本 4 ー 3 台湾× 

チ  ー  ム  10
日本
台湾

 【球場】
東京ドーム3塁側 A指定

【責任投手】
○牧田1勝
S杉内1S
●陳鴻文1敗

【投手-捕手】

(日)能見、攝津、田中、山口、沢村、牧田、杉内
-阿部、相川、炭谷
(台)王建民、潘威倫、郭泓志、王鏡銘、陳鴻文、林イー豪、陽耀勲-林泓育、高志綱

【日本スタメン】
D角中(千葉ロッテ)
4井端(中日)
9内川(福岡ソフトバンク)
2阿部(読売)
8糸井(オリックス)
6坂本(読売)
7中田(北海道日本ハム)
3稲葉(北海道日本ハム)
5鳥谷(阪神)
-----------
1能見(阪神)
1攝津(福岡ソフトバンク)
1田中(東北楽天)
1山口(読売)
1沢村(読売)
1牧田(埼玉西武)
1杉内(読売)

【観戦評】
第1ラウンドを2位通過して迎えた大事な第2ラウンド初戦は「台湾代表」(プールB1位)との試合。1位通過したキューバはオランダとの対戦でしたが、第1試合で何とオランダがキューバを撃破しました。この結果、侍ジャパンは台湾に勝てばオランダとの対戦が、仮に、負ければ敗者復活戦で再びキューバとの対戦が待っています。

さて、試合の方ですが先発は能見と台湾は王建民(前ナショナルズ、現在は「無所属」。)でした。能見は初回は三者凡退に退けたが、2回には2安打を許し徐々に球数(第2ラウンドは80球)が気になった。3回は先頭打者に2塁打を打たれ、セットからの投球でリズムを崩し(球審の辛い判定も)ボール球が増えて押し出し四球を与えて途中降板し攝津へ。攝津は何とか後続を絶った。
一方の打線は王の手許で動く球に手こずり、毎回のように走者を出すが得点は奪えないイライラする展開に。逆に台湾に5回に追加点を与え0-2と劣勢のまま終盤に突入。

先発王が退いた後の救援陣に一抹の不安がある台湾投手陣に対して侍ジャパンは、8回表に東京ドームの大声援に後押しされて阿部と坂本の読売勢の渋いタイムリー安打2本でついに追いついた。だが、マー君がその直後に台湾クリーンアップにつかまり決定的な1点を与え、尚もピンチが続くがここは山口が執念で勢いを絶ったがこれが効いた。
9回は先頭相川(阿部に替わっての捕手)が安打出塁し、2死2塁から2番井端が追い込まれながらも執念の一打はセンター前で弾み土壇場で同点に再び追いつくタイムリー。いや~、井端は凄い!凄すぎる!!追い込まれても持ち味であるセンターから右への打撃を見失っていなかった。代打で出て来てボール球を強振して三振した一発狙いの自分勝手な打撃をしていた長野とは大違いだ。

 

この一打で東京ドームは興奮の坩堝と化し、こちらの心拍数も上がり大興奮状態。一方、私が観ていた3塁側に多く詰めかけていた台湾応援団は勝利を信じていただろうからガッカリ。
こうなったら日本のペースだ!9回裏のピンチは侍ジャパンの守護神・牧田(埼玉西武)の気迫あふれるバント処理などで脱し、10回表、ついに勝ち越した。相川の安打から掴んだチャンスは中田のレフトへの大きな犠牲飛球で待望の勝ち越し点を得た。
10回裏は7番手杉内が走者を出したものの無得点に抑え4-3で台湾を破り、次戦はオランダと準決勝進出を賭けての試合となる。

台湾は日本をあと1アウトまで追い詰めながらも敗退したが、台湾の健闘ぶりは賞賛されるべきだ。日本との差は試合での差と言うより、日本と台湾のプロ野球の歴史の差とWBCで過去2大会死闘を演じてきた積み重ねが、井端の一打を生んだとも言える。

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映画『ジャンゴ 繋がれざる者』を観て~アカデミー賞受賞作品

2013-03-05 23:34:50 | 映画・ドラマ、アクション

13-23.ジャンゴ繋がれざる者
■原題:Django Unchained
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:165分
■観賞日:3月2日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料金:1,800円



□監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
◆ジェイミー・フォックス(ジャンゴ)
◆クリストフ・ヴァルツ(キング・シュルツ)
◆レオナルド・ディカプリオ(カルヴィン・キャンディ)
◆サミュエル・L・ジャクソン(スティーブン)
◆ケリー・ワシントン(ブルームヒルダ)
◆ドン・ジョンソン(スペンサー・ベネット)
【この映画について】
クエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』以来3年ぶりの監督作は、ジェイミー・フォックスを主演に迎えた西部劇。妻を取り戻すため、賞金稼ぎとなった元奴隷のジャンゴが過酷な戦いに挑む姿を描く。レオナルド・ディカプリオが悪徳農園主に扮するほか、サミュエル・L・ジャクソンほか多彩な顔ぶれが揃った。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
奴隷制度をめぐる対立が色濃くなる1859年アメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツと出会い、奴隷を繋ぎとめる鎖から解放されたジャンゴ。ジャンゴはキングとともに南部の指名手配犯を捕まえながら鍛錬を積み、奴隷市場で生き別れとなった妻のブルームヒルダを探していた。そのブルームヒルダは、カルヴィン・キャンディが営むキャンディランドという農園にいた。カルヴィンは奴隷を鍛えあげ、奴隷同士を闘わせては楽しんでいる。ジャンゴは妻を救うため、極悪人カルヴィンに生死を賭けて立ち向かう。

この作品はクリストフ・ヴァルツがアカデミー賞助演男優賞、タランティーノ監督自身が同脚本賞を受賞するなど2部門で受賞している。
脚本賞受賞作品なのだからストーリーがしっかりしているのは当然で、上映時間は2時間45分と長時間なのだが「レ・ミゼラブル」もそうだったが時間の長さは全く感じない。妻と途中で別れてしまったジャンゴ、何とか彼女を見つけようとシュルツと共に行動を共にした事で最後に実現する。
本作ではレオナルド・ディカプリオの登場は途中からで中々出てこない?彼を楽しみに観に行った女性ファンは肩透かしを食らったと思うが、ここでは大農園を営む主人であり、室内で奴隷同士を戦わせて賞金を稼ぐ場面などは、キャンディの傲慢さと白人が奴隷を人扱いしていないことの象徴的なシーンだった。
ストーリーの良さは随所に出ていて、場面毎に別のストーリーを繋げるのでは無く、2時間45分全てのシーンに意味があり、最初から最後まで繋がっている当たりは流石だった。

俳優陣では人気TVドラマシリーズ「マイアミ・バイス」で一世を風靡したドン・ジョンソンの登場は懐かしかったがジェイミー・フォックス、ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソンらの芸達者を惜しげも無く投入したことでこの長時間作品が可能になったのだと思う。地味な俳優では幾ら演技が良くても持たなかっただろう、その点でこのキャストは文句の付けどころが無かった。

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映画『世界にひとつのプレイブック』を観て~アカデミー賞受賞作品

2013-03-04 22:31:39 | 映画・ドラマ、アクション

13-22.世界にひとつのプレイブック
■原題:Silver Linings Playbook
■製作年、国:2012年、アメリカ
■上映時間:123分
■観賞日:3月1日、TOHOシネマズ渋谷
■料金:1,000円

 

□監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル
◆ブラッドリー・クーパー(パット)
◆ジェニファー・ローレンス(ティファニー)
◆ロバート・デ・ニーロ(パットSr.)
◆ジャッキー・ウィーヴァー(ドローレス)
◆クリス・タッカー(ダニー)
◆アヌパム・カー(クリフ・パテル医師)
◆シェア・ウィッカム(ジェイク)
◆ジュリア・スタイルズ(ヴェロニカ)
◆ブレア・ビー(ニッキ)
【この映画について】
心に傷を抱えた男女が立ち直るため、ダンスコンテストに出場する姿をつづるハートフル・ムービー。シリアスなテーマに笑いを織り交ぜた作風が高い評価を得て、トロント国際映画祭で最高賞に当たる観客賞を受賞した。ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスというハリウッドの注目株の共演が見ものだ。(この項、Movie Walkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパットは、近くに住んでいるティファニーと出会う。その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。
パットからすれば元妻のニッキと親交のある彼女と行動を共にすればニッキの消息も判るし、彼女を通して自分の現状を知ってもらえると考えたのだった。案の定、パットはニッキへの手紙を彼女に託し、やがてニッキからの返事も彼女からもらい和解のチャンスがあるかもと期待に胸を膨らせ、ますますダンスの習得に熱を上げることに。
だが、この手紙作戦、パットがふと読み返してみると普段ティファニーが好んで使うフレーズがあちこちにちりばめられている事に気付く。この二人の仲を取り持ったのが父であるパット・シニアなのだが、結局、パットとティファニーは最後に結ばれてジ・エンドに。

ティファニーを演じたジェニファー・ローレンスはこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。「ハンガー・ゲーム」や「ウィンターズ・ボーン」等が印象に残っている若手注目株の女優が早くも主演女優賞を受賞とは大したもんだ。確かに、今回のローレンス、前記の2本の作品とは異なり、共演者にロバート・デ・ニーロやブラッドリー・クーパーなど受賞こそ逃したものの、この作品では俳優部門全てで候補者が出るなど共演者にも恵まれていた。
出演作が目白押しのデ・ニーロ、今回はパットの父親役で、今は無職でスポーツの試合への賭けに夢中になりながらも精神的に不安定な息子パットを心配し、ティファニーとの仲を取り持つ役所。まあ、デ・ニーロは最近どんなタイプのキャラでも演じ切ってみせるが、注目作への出演だし、最近の出演作は脚本がイマイチの作品ばかりだったから、まあこれで少しは持ち直すかな?
ジェニファー・ローレンスに関しては、これで今後出演作のギャラ高騰が予想されるので、マイナーな作品への出演は難しいのかな?まだ若いのだから色々なタイプの役にギャラに関係無く挑んでもらいたい気もする。

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