とんだり はねたり

kinoppyの一日

小金井市 滄浪泉園(そうろうせんえん)

2020-07-06 | 庭園
HI!みんな元気?久しぶりだね。今日はコロナ規制で閉園していた滄浪泉園が開園したと聞いたので、早速行ってみた。ずいぶん前に行ったことがあるけどあまり覚えてなかった。小金井警察の近くという記憶だけを頼りに、新小金井街道を目指した。
滄浪泉園は明治・大正期に三井銀行の役員、外交官などを歴任した波多野永五郎の別荘だった。庭園の名は大正8年この庭で遊んだ犬養毅元首相によって名付けられた。(すごいネ!)入口付近の石の門標は、犬養毅自らの筆によるもので、波多野氏の雅遊であった、篆刻家足立壔頓(ゆうとん)によって刻まれた。萬成と呼ばれる大きな赤御影石が使われている。当初3万3000㎡あった庭園だが、宅地化の波にのまれ今では1万2000㎡と1/3ほどになってしまった。国分寺崖線の斜面に位置し、湧水に恵まれたこのような地は一般に「ハケ」と呼ばれている。この名園も、一時期マンション建設計画が起こったが、多くの市民の要望により、昭和52年東京都により、緑地保全地区の指定と買収を受け、自然緑地として都民の財産になった。(小金井市発行、パンフレットより)ほぼ国分寺市の殿ヶ谷戸庭園と同じ経緯。市民が声をあげるのは本当に大事なことだ、と改めて思う。



入ってみるといろいろな緑地や、写真コンクールの案内が。





どんなお庭かな?たっのしみ~。



少し行くと左手に東屋と藤棚が見える。すぐそばに、水琴窟。水琴窟とは、地中に埋めた甕に水滴の落ちる音が反響して琴のような音が聴こえる仕組だそうな。あまり良く知らないkinoppyはそのまま通り過ぎてしまった。





滄浪泉園はハケの崖下中央にあるお池中心の庭園で、お池にたどりつくまで結構上ったり、下ったり、石段や石を配した道を通っていく。美しいんだけど、高齢の方や、小さいお子さんには足元に注意が必要かもしれないね。





やっとお池が見えてきた。下へ降りてみょっか。 湧水も見えてるし。



東京の名湧水57選とハケの説明書きがあった。ハケの説明には「小金井」の名も豊富な湧水が湧く所、と伝えられるとある。





きれいなお水、湧水がこんな近くに見られる所はあまりないと思う。





ぐるっと一周りしてみよう。ちょっと上って?反対側に来たみたい。お池の水はこちら(東側)に流れてくるのかな?





お地蔵様だ。柔和なお顔立ちは遠くからでも良くわかる。



これだけかな?と思っていたら、途中に、ハケ中段を上る道。入ってみてびっくり、幽玄の世界。ちょうど先程上って降りた所(湧水を見た所)の反対側からお池を見ているのかな?こちらが本当の見所だったのか!?

水面に木々の緑、これだけで一幅の絵画だよね。



と思っていたら、、、一羽の水鳥?





木の葉が舞い降りて、水面に反射、ピカピカ光ってる。まるでダンスしてるみたい。テンプレートのピカピカはコレ。イイネ!





お池とオサラバして、東屋の所に戻ってきたよ。今日唯一見られたお花。桔梗かな?



入口に戻って来た。 上を見上げると木々の緑が一際濃く。迫る夕刻。さよなら、滄浪泉園、また、来るよ。今度は紅葉の頃かな?





あ~、長かった。疲れたネ!でも、kinoppyと一緒にお散歩したみたいで良かったしょう??
みんなが疲れないように、今度こそ、もっと、短くするように、がんばるので、次回も是非見て頂戴ネ!!じゃ、みんなまったネ~。