もし「木村拓也」が沖縄人だったら、
絶対「キムタク」とは呼ばれてなかったと思います。
「キムタク」とか「エノケン」とか、
姓と名から二音ずつとって、愛称とするパターンは結構あるようなのですが、
沖縄でそういう名前の省略ってほとんど記憶にありません。
まず、前提として、少なくとも小中学校の頃は、
仲間内で「姓」で呼び合うことは稀だというのがあります。
沖縄の場合、比較的地域で同じ名字が重なるというのも
理由の一つかもしれませんが。
そのうえで、名前(ファーストネーム)を以下の法則で省略します。
●パターン1
四音以上の名前の場合は頭の二音をとり、それぞれをのばす。
例)てるよし→てーるー
●パターン2
三音の名前の場合はそのまま最後の音をのばす。ただし、三音でもパターン1
で省略する場合もある。
例) ひろし→ひろしー
ただ、同学年でも同じ名前の人は何人かいて、
その場合、上の省略法は意味が無いわけですが、
そういう場合、例えば同じ名前の人が二人いた場合、
一人は名前と全く関係ないあだ名が付いてて、
もっぱらそっちで呼ばれてたような記憶があります。
で、そういう場合、久しぶりで合ったときに
あだ名だけが残って、本名の方はすっかり忘れられてたり…
結構ひどい話かも。今思うと。
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とはいえ、やっぱり同じ島、同じ世代でもそのあたり違うんですね。