kenharuの日記

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アサリの酒蒸し

2012-07-31 | 旅行記
道の駅「流氷街道網走」の朝。
今日は朝から暑い。
こんな日は、日陰のある公園で過ごすのが良い。

友人ご夫妻と一緒に、ベーシックというスーパーで弁当を買ってから、天都山の北方民族博物館前の駐車場に入った。
花の植えられた木陰にテーブルを出し、潮干狩りで獲ったアサリの味噌汁を作って、弁当を食べた。
午後3時ごろまで、気持ち良く、のんびりと過ごした。

ボクらは、明日から、家を借りての定住生活に入る。
場所は大空町の某所。
昨年の旅行中に、きれいな空き家を見つけて、「これ、借りられませんか」と尋ねてみたのがきっかけとなり、実際に借りることになった。

明日の入居手続きに備えて、今夜のねぐらは、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」にした。
祭りで賑やかな網走の道の駅とは違って、閑散としている。
友人ご夫妻と、駐車場のテーブルを囲んで晩餐。
アサリの酒蒸しが、鍋に山盛り。

食べきれないのではないか、という心配は無用だった。
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網走

2012-07-30 | 旅行記
道の駅「流氷街道網走」の朝。
急いで朝食を済ませ、潮干狩りに出かけた。
10キロ先の能取湖畔まで走った。


カミさんはボクの長靴、ボクはボクの胴長を履いて、干潟で潮干狩り。
約1時間半、アサリの大中小を合わせて、ちょうど100個をゲット。

貝撒きなどしていないから、天然アサリである。

潮干狩りが終わると、能取湖畔のキャンプ場で休憩。
早起きの寝不足を昼寝で取り戻し、元気が復活したところで、漬け込んでおいた牛カルビを燻製にした。

網走に戻る途中の道路わきに、雪捨て場があった。

この冬は大雪だったから、草地には、未だに雪の山が残っている。
短い夏が終わるまで、溶けきれないかもしれない。
雪の下敷きになった草は、気の毒に、今年はもう芽が出ない。

網走に戻り、魚料理ががウリの「いしざわ」という食堂で昼食。
友人とキャンピングカー2台を連ねて行ったら、店の前に駐車出来ず、店主のオヤジさんが、遠くの駐車場まで先導して、そこから黒塗りの車で送迎してくれた。
送迎つきのランチ客だ。

4人の注文は、ナメタカレイ定食、ホタテのバタ焼き定食、オホーツクサーモンの煮付け定食、サクラマス干物焼き定食で、いずれも、安いのに食べきれないほどのボリュームがあった。

特筆すべきは1匹3000円のキンキ。
大きいので、4人で1匹を刺身にしてもらった。
これが半身で、ボクら夫婦のぶん。

キンキの刺身は初体験で、驚くほど旨かった。

アラで味噌汁が出来ないかと頼んだら、作ってくれた。
コッテリと脂が浮いて、ホッペが落ちる美味しさだった。

食べかけの写真で恐縮だが、椀の真ん中にあるダンゴ状物体は、キンキのキモだ。

再び網走の道の駅に戻ると、駅の「夕市まつり」が始まっていた。


毎夕、出店が並んで、何らかのイベントがある。
自由に使えるテーブル席に、今日作った牛カルビ燻製など、数種類のツマミを持ち込んで、生ビールを買って宴会をした。
これは牛カルビの燻製。


暗くなると、今夜のイベントである「アイヌの火祭り」が始まった。


火を囲む踊りの輪に、友人のカミさんが飛び入りした。
この魔除け人形は、そのご褒美。

踊らなかったボクらも、運良く貰えた。

夕市まつりが終わると、地元車は一斉に道の駅を去り、騒々しかった駐車場は、急に寂しくなる。
静かになった駅に、ボクらは3夜目の車中泊。
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じゃがいもフェスタ

2012-07-29 | 旅行記
花火大会から一夜明けた、道の駅「流氷街道網走」の朝。
昨日、一昨日と、30度超えの猛暑に悩まされたのに、今朝は外歩きにジャンバーが欲しくなる寒さだ。
テレビの天気予報が「昨日との温度差は17度」と言っている。

冷たい霧雨が漂う中を、小清水町に向かった。
急激な寒気流入に、涛沸湖の水面がもうもうと湯気を立てていた。


小清水町が近づくと、道の両側に、白い花の咲いたジャガイモ畑が広がる。


今日は小清水町の「じゃがいもフェスタ」というお祭り。
今日一日を、町の開基100年記念公園会場で遊ばせてもらう。
最初のお楽しみは、とれたてジャガイモの詰め放題。


一袋にこれだけ詰め込んで、たったの300円。

カミさんはホクホク。
今日以降の献立を想像すると、ボクは必ずしも喜べない。

模擬店で立ち食いしたり、葛城ユキの歌を聴いたり、よさこいソーランの演舞を見たり。


昔の農機具展示も興味深かった。
荒縄をなう機械。


懐かしの脱穀機。

手前の叩き棒は、いわば脱穀具。

これは小清水らしい機械。何かな?

聞けばなかなか愉快なメカニズムだ。

斜里、網走、小清水と、お祭り見物が3日続いた。
夕方、小清水温泉に浸かってから、再び網走の道の駅に舞い戻った。
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ねぷたの次は花火

2012-07-28 | 旅行記
道の駅「しゃり」の朝。
昨夜はねぷた祭りに参加して汗をかいたので、近くのグリーンホテルで、朝風呂を浴びた。
道の駅から歩ける距離にあって、つるつるした良い泉質の温泉である。
つるつる度は、文句なしのAクラスだ。

午前中はゴロ寝暮らしで、疲れをとった。
来雲神社で名水を汲んでから、網走の道の駅まで移動した。
今夜は道の駅の前で花火大会がある。

駅の駐車場が狭いので、昼前に到着したのだが、すでに駐車スペースの95%は埋まっていた。
なんとかクルマを入れて、次は港に面した、駅のテラスにシートを敷いて、花火見物の場所を確保。
シートに寝転がって、暗くなるのを待っていたら、つい眠り込んでしまい、本日2度目の昼寝をした。

花火が始まる前に、宴会が始まる。
ほろ酔い気分で、7時半から9時まで、特等席の花火見物を楽しんだ。




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斜里のねぷた祭り

2012-07-27 | 旅行記
今日は暑い日中を、道の駅「しゃり」の駐車場で過ごした。
祭りが始まる夕方まで、燻製の具を日干ししながら、仲間とおしゃべりをしたり、お茶をのんだり・・・。

日没が近づくと、町役場の広場にねぷたが勢ぞろいした。




弘前市からの来賓や、町のエライさんたちの挨拶が終わる頃には、すっかり暗くなり、ねぷたは次々と町のメイン通りに繰り出して行った。


賑やかな笛と太鼓。


よそ者のボクらも、ねぷた引きに参加して、役場から道の駅付近まで、引き綱を握った。
祭りを見るだけでなく、参加したのは、たぶん50年ぶりぐらいになる。
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斜里へ

2012-07-26 | 旅行記
道の駅「おんねゆ温泉」の朝。
昨夜来の雨は上がったが、山にはまだ雨雲がかかっている。

天気予報によれば、今日も暑くなる。

東へ向かって、ノンビリ走り出した。
北見までの国道沿いは、平坦な、収穫近いタマネギ畑が続く。


ここらのタマネギ栽培は機械化されている。
収穫は、まず機械で地表に堀あげ、そのまま畑に寝かせて葉を枯らす。
一部の畑は、もうそういう状態だった。

葉が枯れたら、次は特殊な機械を使い、球と葉に区分けて収穫する。

満開の菜の花畑を見つけて、クルマを寄せた。
今ごろ?

民家の庭先にはもうコスモスが咲いているというのに・・・

北見市街に入る前に見かけた、面白い看板。

おまけに、診療所の隣には「あいの里」という喫茶店があった。

こちらは、先日小樽で見かけた、歯医者の看板。

地名や人名をひらがなで使うと、こういうことになるが、どちらも半分はイタズラ心でつけた名前だろう。

北見市内に入ると、トヨペットに立ち寄り、カムロードのリコールに該当するかどうかの確認を依頼した。
今回のリコール修理には、1泊2日かかるが、幸いなことにボクのクルマは対象外だった。

北見から小清水へ向かっては、起伏の多い田園道を走った。
美瑛と同じように、天然の起伏をそのままに、農作物が栽培されている。
白花が見頃のジャガイモ畑。


ちょっと童話的な麦畑。


小清水ふれあいセンターで入浴してから、仲間たちが待つ道の駅「斜里」に入った。
いつもの友だちに、友だちの友だちなど、総員14人で飲み会。
春の九州旅でご一緒したOさんが、面白いツマミを出してくれた。
普通はお目にかかれない、ノビルの酢漬け。


熊本の水辺公園プラザ「かもと」で花見宴をしたときに、みんなで摘んだノビルの残りを、酢漬けにして持参してくれたのだ。
愉快な記憶が蘇る、4ヶ月のタイムカプセルである。

明日は斜里のお祭りだ。
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移動日

2012-07-25 | 旅行記
歌志内市にある道の駅「チロルの湯」の朝。
照明灯の下を探すと、夜中に飛んできた虫が落ちている。
ミヤマクワガタのメス。

手指で突いたら、ファイティングポーズをとった。
噛まれれば痛い。

これはヘビトンボの仲間かな。

下手に掴めば、こいつも噛み付く。

今日は道東に向かって長距離走行。
9時ごろに出発し、10時に旭川市内のスーパー「ウエスタン」に到着した。
カミさんはたっぷり時間をかけてのお買い物。
その間、ボクは、先日作った牛カルビ肉の燻製が旨かったので、今日も同じ肉を買い、だし汁に漬け込んだ。

隣接するラーメン村の脇に、好物の丸亀製麺を見つけた。
と思ったら、これが違っていて、「伊予製麺」という別の店。
看板がそっくりである。

中に入ると、レイアウトも雰囲気も、丸亀とそっくりな、製麺所一体型店舗だ。
釜揚げを食べてみたら、美味しさも同レベルだし、ちくわ天は丸亀よりも味が良かった。

昼食後は、愛別ICから上川層雲峡ICまで無料高速道路に乗り、層雲峡を通り抜けて、石北峠を越えた。
午後3時に、道の駅「おんねゆ温泉」に到着。

旭川は蒸し暑かったが、ここまで来ると、だいぶ涼しい。
入浴は温根湯ホテル。

今日の夕食は、野菜中心の健康食だ。
この全部が、レンジでチンしたもの。

サブバッテリーを使わず、アイドリング発電だけで、キャベツは3分チン、ニンジンも3分でチン、ブロッコリーは2分のチン。
水を使わず、鍋も汚さない、おまけに栄養も逃げないという、電化生活だ。
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アイドリング発電で電子レンジ

2012-07-24 | 旅行記
昨日から電気の師匠宅にお邪魔して、工事をしてもらった。
初の試みであるうえ、部品不良があったりして、師匠にはかなりご苦労いただいた。
工事完了後、師匠宅を辞去し、今夜のねぐらである道の駅「チロルの湯」まで走った。

入浴後、早速カミさんが電子レンジ料理にとりかかった。
まずはエンジンを始動させる。
次に、走行充電リレーのスイッチを切る。
こうすれば、サブバッテリーが切り離される。

電子レンジを使い始める。
メインバッテリーと1500ワットのインバーターは、22スケのケーブルで繋いであるから、全くサブバッテリーを使わずに、オルタネーターの発電だけで、電子レンジを使うことが出来る。

メインバッテリーの電圧が十分に高ければ、最初はメインからも僅かに電気が流れるが、すぐに電圧降下するので、2分程度経過すれば、ほぼオルタネーターからの電流供給だけになる。

野菜と肉の挟み蒸しに3分。


すぐに続けて、ジャガイモを蒸すのに4分。

写真は、それを味付けしたもの。

合計7分間も電子レンジを使ったが、サブバッテリーの電気は手付かずに温存されている。
サブが切り離されているから当然のことなのだが、サブの電圧が全く下がらないのを見ていて嬉しくなった。
二人きりの晩餐だが、最初に札幌の師匠に乾杯をした。

電子レンジを使うと105アンペア前後が流れる。
カムロードディーゼルのオルタネーターは130アンペアなので、定格内の使い方である。
しかし、電子レンジを使い始めて2分経過すると、電圧が11.8ボルトまで下がった。少々気になる数値だが、これがオルタネーター単独での実力なのだろう。2分以降は11.8ボルトで安定する。

オルタネーターだけで電子レンジが使えるようになったが、念のため、師匠は下記の三つの方法で使えるようにしてくれた。
①アイドリング発電だけで使う。
②サブバッテリーとアイドリング発電の併用で使う。
③サブバッテリーだけで使う。
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今度はマイワシ釣り

2012-07-23 | 旅行記
小樽港の色内埠頭公園の朝。

キャンピングカーの向こう側が、すぐ埠頭になっている。

マイワシの群れが入ったため、埠頭には、早朝から釣り人が並んでいた。
マイワシは、昨日釣ったカタクチイワシよりも大きい。
朝ごはんのオカズぶんを釣ろうと考え、サビキ仕掛けの竿だけを持って、釣り人の間に入った。

左右の釣り人がコマセを撒いてくれるので、たちまち今朝のオカズをゲット出来た。
雑草の茎に、マイワシ4匹をぶら下げて凱旋。


カミさんがお粥を作る間に、ボクは外付けのガス台でマイワシを焼いた。
たっぷりと脂がのっているので、焼き網から炎が上がる。


焼いたマイワシとお粥の朝ご飯は旨かった。
脂ののりが良いので、朝食後に、今度は二人並んで釣った。
2時間ぐらいの釣果は約40匹。


昨日釣ったカタクチイワシを冷蔵庫に寝かせたままで、今日の昼飯はマイワシの刺身定食となった。

6匹を刺身にしたら、このボリューム。
二人にはちょっと多すぎた。

残りのマイワシは、少しを冷凍保存し、あとのは干し網に入れて丸干しにした。


その後、電気の師匠から「部品が届いたから、続きの工事が出来るよ」という電話を頂戴した。
以前に書いたが、「オルタネーターの電気だけで電子レンジを使う」という試みの、続き作業である。
喜んで、早速札幌まで走った。

というわけで、今日も師匠と奥様のお世話になってしまった。
作業の詳細は長くなるので、これは後日にまとめてレポートしたい。
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再び小樽港

2012-07-22 | 旅行記
岩内港の朝。
早朝、釣り人の車が数台現われた。
カタクチイワシの群れが入ったという情報を聞いて、やって来た人たちだ。
イワシそのものを釣ろう、という人ばかりではない。
「イワシが現われれば、それを餌にするヒラメが、釣れるかもしれない」という人。
「イカ釣りの餌にするために、イワシを釣るのだ」という人。
いろんな人が居る。

釣り人たちは、ボクの車にぶら下がった干し網を見て、「うん、確かに群れが入っている」という表情を見せ、それぞれに釣り始めた。
ところが、今朝はイワシの姿がほとんど見えない。
「釣れるようなら、もう一度やる」という構えのカミさんも、結局出動することが無かった。

朝食は、焼いた一夜干しのカタクチイワシでお粥を食べた。

釣ったその場所で一夜干しして、翌朝同じ場所で食べるのだから、これは究極の地産地消である。

朝は、手持ち無沙汰にしている釣り人たちと雑談を交わして、昼前は岩内温泉にゆっくりと浸かり、その後、余市に向かった。
仁木でサクランボを買い、余市の道の駅で昼食と休憩をとり、夕方には小樽に入ってショッピングをした。
その後、今夜のP泊場所である、小樽港の色内埠頭公園にクルマを入れた。


小樽港に上陸したのは、もう、ひと月以上も前になる。
上陸以来、北海道の左半分を、まるでスゴロクのように、行ったり来たりして過ごした。
ボクらの北海道スゴロクは、これでまた「ふりだし」に戻った。
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