kenharuの日記

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干し柿の鳥害

2016-11-30 | 野鳥
干し柿が毎日のように鳥に食われている。

駐車場の屋根下にぶら下げた、食べごろの干し柿である。
鳥インフルエンザ菌が怖いから、これはもう食べられない。

3日目前に干したばかりの大きくて立派な蜂谷柿も、2割ほどがムクドリに突かれた。

この勢いだと数日後には全滅するかも。

幸い蜂谷柿はまだ硬いので、食べられた上部を切除して干せば、新しい皮が出来るだろう。

被害が早めだったのは不幸中の幸いだった。
柔らかくなってからだと捨てるしかない。

全ての干し柿を、、鳥から見えない、物置前の作業場に移動した。
風通しは悪くなるが、とりあえずは仕方がない。

ネット検索すると、いろんな鳥害防止策が出ている。
軒下に下げれば食われない。
CDをぶら下げれば食われない。
鳥追いグッズ(鳥追いテープ、カラス人形、回るビール缶など)を下げれば食われない。
防鳥ネットを被せれば食われない。
などなど。

ところが、わが家の野鳥たちはただ者ではない。
ボクが施した幾つもの防鳥対策を、乗り越えてきた猛者ばかりなのである。
上記のような、並みの対策では効果がない。

例えばヒヨドリ。

メジロ用にぶら下げたミカンを食べている場面である。
体重の重いヒヨドリは、普通ホバリング採餌をしないのだが、うちのはやる。

次にムクドリ。
イチジクの木に防鳥網を被せたことがある。
最初のうちは、上から被せて防いでいたが、まもなく下から入り込むようになったため、樹木を丸ごと包んだ。
ところが、それでも食われるようになった。
不思議なことに、繋ぎ合わせたネットの隙間を完全に塞いでも食われるのである。

そのうちに、カミさんがムクドリの犯行を目撃して、その謎が解けた。
これが、その時に使用した防鳥ネット。

網目は菱形で、その一辺は45ミリ。
なんと、ムクドリはこの穴を通り抜けていたのである。

わが家のムクドリは、大きく開いた編み目を選び、翼を閉じた姿で空中から飛び込む。
ネットに絡まるリスクがあるのに、失敗しないのだから、見事なものである。
抗生物質の効かない耐性菌みたいなもので、ボクが対策するたびに、鳥はそれを乗り越えて、たくましくなったのだ。
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バードウォッチング

2016-11-27 | 野鳥
秋田帰りの道中で撮影したモズの高鳴き。

モズは越冬地に到着すると、暫くの間、高枝にとまってナワバリ宣言をする。
「ここは俺のシマだ。みんな向こうへ行け!」
この春に一緒に子育てした奥さんが現れても、容赦なく追い払う。
ナワバリは、厳しい冬を生き延びるための、大切な餌場なのだ。

昨日帰宅して、今日は久しぶりに探鳥会に参加した。
鳥を求めて仲間たちとブラブラ歩く。
大勢の目で探すと多くの鳥が見つかるもので、今日は野鳥47種類が数えられた。

47の大半は地味な鳥で、見て楽しいのは限られる。
フェンスにとまったジョウビタキ。


クイのジョウビタキ。


空飛ぶ宝石、カワセミ。




猛禽も出たが、ボクは可愛い系の小鳥が好きである。
僅か3時間の散策で大いに癒された。
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北茨城

2016-11-25 | 旅行記
仙台市に近い「鳥の海PA」で朝を迎えた。
朝食後、去年開通したばかりの常磐道を、北茨城に向けて南下した。
道は、原発事故で被災した、南相馬や浪江町を通る。

常磐道には、数キロごとに、放射線量を示す電光掲示板が設置されている。

見ていると、福島原発が近づくにつれて線量の高くなるのがわかる。
南相馬付近には「二輪車走行禁止」の看板があり、道路沿いには除染で出た大量の土嚢が延々と並べられている。

テレビ画面で見るのとは違って、原発事故の怖さをひしひしと感じた。

途中のパーキングで見た、珍しい自動ドア。

電気を使わずに「体重だけで開閉する」というすぐれもの。

ただし、軽量な子供の場合は問題があるようだ。


いわき勿来インターで高速を下り、勿来の関に立ち寄った。


五浦海岸にある食堂「魚力」で昼食。
茨城名物アンコウ鍋。
水を加えることなく、アンコウの水分だけで煮る「ドブ汁」である。

アン肝の脂肪分不足が不満だったが、味はまあまあ。

食後は五浦海岸を散策し、五浦温泉観光ホテルで入浴。
設備も眺めも一流だが、惜しいことに、ボクの苦手な塩湯だった。

風呂上がりには、北茨城市役所の職員さんに案内してもらって、「お試し住宅」を見学。
さらに、生活の利便性を知るために、北茨城市街を見て回った。
北茨城市は、ボクにとって、有力な避暑地候補である。
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温泉三昧

2016-11-24 | 旅行記
昨日は、ツルツル感の素晴らしい、千貫石温泉。
今日は100キロほど南下して、雑誌「まっとうな温泉」掲載の、鳴子温泉「東多賀の湯」に浸かった。

浴槽はこの内風呂がひとつだけ。
小さいから、3人も入れば満員になる。

泉質は超Aランク。
硫化水素臭のある白濁泉で、透明度は5~6センチ。
泉質第一主義のボクは、今日の入浴も大満足だった。

風呂上りには常磐道まで走り、高速のパーキングエリアに車中泊。
明日の楽しみは、茨城名物のアンコウ鍋である。



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太平洋側へ

2016-11-23 | 旅行記
道の駅「みねはま」で朝を迎えた。
昨夜のみぞれと、真夜中に降ったあられが、今朝の冷え込みで路面に凍り付いている。

吹き付ける季節風が猛烈に冷たい。

気圧配置が冬型になると、日本海側の天気は、雪が降ったりやんだりふぶいたりと、一日中ぐずつく。
今日からの3日間は、そんな天気になりそうである。
明日は、さらに寒気団が南下して、首都圏エリアまで雪になるという。
雪が積もる前に奥羽山脈を越えることにして、昼前に秋田道に乗った。

走行中はだいたいが吹雪だった。

雪がやむと眺めが美しい。

幸い、路面はまだ雪に覆われていなかった。

奥羽山脈を越えれば、もう安心。
一般道に下りて千貫石温泉に浸かった。

明日からは、遊びながらゆっくり南下する。





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やらずの雪

2016-11-22 | 旅行記
訃報を聞いて秋田入りしてから、早くも一週間が経過した。

葬儀法要を終えると、役所や銀行の手続きに走り回り、続けて空き家となった姉宅の片付けに追われた。
後始末の完了はまだ先だが、重要な部分は済んだので、遠来のボクらはいったん帰宅させてもらうことにした。

ところが、今日の夕方から天候が急変。
明日からの3日間は雪になるという。
「今日のうちに太平洋側まで走れば良かった」と悔やんだが後の祭り。
雪の奥羽山脈越えはしたくない。
これで先が見えなくなった。
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ヒートショック

2016-11-18 | 旅行記
独り暮らしの姉が急死した。
死因は入浴中の事故。
いわゆる「ヒートショック」である。

もともと美形の姉なのに、長いこと湯に浸かって、別人のように変わった顔が痛々しかった。
念入りに化粧をしてもらい、お気に入りだった帽子とスカーフをつけて、お棺を沢山の花で埋めたが、「私はもっときれいなのよ」と抗議する姉の声が聞こえるような気がした。

今夜は某温泉で精進落とし。
明日は姉宅で遺品の整理。
しばらくは、ここ秋田に滞在することになる。

入浴中のヒートショックによる死者数は、交通事故よりも多くて、年間17000人にも及ぶという。
キャンピングカー乗りは高齢者が多い。
どうぞみなさんご用心を。


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収納扉の開きどめ

2016-11-13 | 快適化
リヤベッド上にある収納棚の扉は、観音開きになっている。
扉には頼りないプッシュラッチがついているだけである。


プッシュラッチは、扉側の出っ張りを、棚側の受け具が挟み込む構造になっているが、保持力が弱いため、無理に引っ張れば開いてしまう。
走行中に急ブレーキをかけたり、大きな段差を踏んで激しい衝撃を受けると、荷物が扉を押し開いて車内に散乱することがあった。
旅行中は棚がびっしり満杯だから大惨事になる。

対策として、扉の下端にストッパーを取り付けた。

バネ蝶番を利用して、常時ストップ状態になるようにした。
無骨な作りだが、これが目に入るのはベッドに寝た時だけで、被害者はボク自身だ。

左手でストッパーを押し下げた状態で、今まで通りの開閉操作をする。

ストッパーを上げ忘れることが無いから、もう荷物散乱事故は起きないと思う。
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クルマ磨き

2016-11-12 | 快適化
宿題にしていた修繕作業がほぼ終わったので、今日は、北海道から帰宅して初めてクルマ磨きをした。
FRP部分はいつものように水洗いだけ。キャブ部には半年ぶりにワックスをかけた。
車体がきれいになると、残された汚れ部分が気になる。
フロントバンパーの、穴の中がかなり錆びている。

これが左側の穴で、


これが右側。

10年も乗ればこうなるだろう。

ホームセンターで200円のラッカースプレーを買ってきて、赤さびの上にシュッとひと吹き。

ブログアップの今になって、ペンキの液垂れに気づいたが、まあよしとしよう。

あっというまに、左右ともきれいになった。

こんな簡単なら、もっと早くやるべきだった。
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柚子胡椒づくり

2016-11-11 | 食べ物
毎年、夏の終わりごろに青唐辛子を塩漬けしておき、秋になってから柚子と混ぜ合わせて、1年分の柚子胡椒を作っている。
先日その仕込みを終えたのだが、まだ1年分には不足なので、今日は作り増しをした。

しかし、もう青唐辛子は手に入らない時期である。
代りに、赤くなった唐辛子を買ってきた。
青唐辛子で作ればこんな色になるのだが、


今回は赤唐辛子だからこんな色に。

(赤唐辛子)+(黄色柚子)=橙色
味は大差ないのだが、雰囲気は大違いである。

熟成を終えたら、好物の「柚子胡椒バター」にするつもりである。
これは、バターに柚子胡椒を混ぜて固めただけのものだが、わが家のオリジナル調味料である。
毎朝これをパンに塗って食べている。
美味しいだけでなく、辛み効果でバター(脂肪)を摂り過ぎないで済むから、健康にも良いと思う。
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