田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

有明海と道の駅太良

2019年01月24日 | 肥前鹿島

 数日前は朝から青空が広がりました。思い立って鹿島方面までドライブしました。最近はこちらに来ることが多いです。

 太良町の道の駅「たらふく館」です。有明海に面しているので、農産物のほか牡蠣や蟹など海の幸が販売されています。

  建物の外に張り出した大きな庇の下も販売所になっています。いつも活気があります。

 棚じぶです。「じぶ」とは四手網のことで、満潮を利用して魚を獲る昔ながらの漁法です。ここにあるのは体験観光用だと思いますが、小屋の様子を見ると網もなく今は使われていないようです。

 目の前には海苔ひびの支柱が広がり、海苔漁船が係留されています。写真では分かりませんが海苔漁場は方形に区画されていて、船が通る水路が通っています。漁船の出航は早朝です。

  反対側の丘陵です。こういう風景は好きですね。すぐ下を長崎本線が走っています。

 このところ遠出をすることが少なくなりました。ドライブしていても以前のような充足感がありません。この日、帰りはいつもとは違う道を行きました。道中、明るい日差しの中で見る沿道風景は新鮮でした。

 車を走らせながら昔、下宿生活を始めた時の感覚が甦ってきました。初めて住む土地で目にする街並みに心弾んだことを覚えています。しかし今、この歳になると何事も経験済みになり、感動する心が薄れてしまいました。もう一度あの頃の昂揚した気分を味わいたいと刹那、思いました。

 

 

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2 コメント

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切ない (tango)
2019-01-25 08:46:00
満足いかない九州より様の気持ちがよくわかります
時間がかかって忘れようとしても行きつくところは
同じところ・・・
3年前の3月28日に45歳の長男をがんで亡くした
私は今でも・・・孫と遊んでいる時だけ
物事に集中している時だけ・・・
この時肺炎と百日咳で体調を壊しました
3年もたつのですが…我慢の毎日でした
空白を埋めてくれます
でも必死で生活することにしています
仕事を託そうとした長男がいなくて
大変な毎日が逆に私に力をくれます
さぁ、、楽しいことに向けて行きましょうね!
おはようございます (九州より)
2019-01-25 09:51:58
お気遣いありがとうございます。
tango様もご長男を亡くされて辛い日々があったと思います。
前向きに毎日を過ごすよう努めています。
孫と接していると元気が出てきます。

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