田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

石橋文化センターで秋のバラフェア

2023年11月24日 | 季節の花巡り

 日曜日まで、石橋文化センターで秋のバラフェアが開催されていました。エントランス広場にはマリーゴールド。

 園内にはキッチンカーや屋台が出ていました。

 バラ園ではミニコンサート。この日はベースとギターの弦楽器に女性ボーカルでした。

 春と違って秋のバラ園は少々寂しいです。その中から少しばかり。

 「ストロベリーアイス」 フランス

 「ティネケア」 オランダ

 「プリンセスミチコ」 フランス

 美術館のそばにあるイチョウはきれいに黄葉していました。

 美術館では「芥川龍之介と美の世界」展が開催中です。彼と文学上の師である夏目漱石、一高時代の師である菅虎雄との交流が紹介されています。菅虎雄は久留米出身のドイツ語学者で、漱石の親友。四国の松山中学や熊本の五高の教職を世話し、鎌倉円覚寺での参禅を勧めるなど公私にわたり漱石の面倒を見ています。

 それにしても、漱石が俳句や漢詩、書画、芥川は河童の画で知られるように、文人は二芸を持つのですね。菅も能書家で、漱石の墓碑銘や芥川の「羅生門」の表紙題字は彼の手によるものです。芥川についていえば、彼が世に出るきっかけとなった「鼻」の頃の原稿はマス目に大きな字で書いているのに対し、末期の「或る阿呆の一生」や「河童」の字は原稿用紙のマスの真ん中に小さくこじんまりとしているのが印象に残りました。

 美術館エントランスの「ミロのビーナス」像の複製。文化センター開園時から階段の最上部にあります。当初は屋外でしたが、美術館の増改築により屋根の下になりました。

 「ブルー・ムーン」 ドイツ

 「レオン・ドゥ・ソレイユ」 フランス

 「ローズうらら」 日本

 美術館の後は図書館へ。この日はいい日和でした。

 今日からまた寒くなるそうです。コロナとインフルエンザの予防接種はしましたが、ここ数年は迂闊に風邪もひけません。

 

 

 

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