田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

世界つつじセンターへ

2024年05月04日 | 季節の花巡り

 草野町の「久留米つばき園」の花が終わるころ、近くにある「世界つつじセンター」が期間限定で一般開放されます。向こうの山並みは耳納連山です。

 このセンターは、市政施行百周年を記念して開催された「世界つつじ博覧会」を機に開設されました。ホームページによると、世界各国から集めた一千品種のツツジが保存・育成されているそうです。

 訪れたのは先月の中旬。まだ満開少し前といったところです。私の好きな「裾濃の糸」や「火の国」などは咲き始めでした。開花時期は品種によって少しづつ異なります。

 「今猩々」

 このセンターでは新しい品種も開発、品種登録しています。

 「都美人」

 この日はガラスハウスのアザレアを目当てに来たのですが、開花時期が早くてみんな散っていました。アザレアは花が大きくて華麗です。洋風のインテリアによく似合います。アザレアはツツジがヨーロッパに渡り、室内観賞用の鉢物として交配・改良されたものです。

 クルメツツジの特徴は小さな花が密生して咲くことです。公園などの修景木としてよく使われます。サツキと同じく盆栽仕立てでも楽しめます。

 回遊式の園路があります。

 「麒麟」

 クルメツツジの歴史は江戸時代に遡ります。その品種は数百に上りますが、現存する品種は約300種あまりだそうです。

 隣接する農業公園に来ました。翌日開催されるイベントの準備中でした。

 田舎の風景のようですが、ここは市民農園です。農具の貸し出しや栽培指導もあります。八重桜が綺麗でした。

 昨日は石橋文化センターへ行きました。バラ園を歩いていると、いい香りが漂ってきます。全体としてはまだ七分から八分咲きでした。連休中には満開になるでしょう。

 

 

 

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