内田百閒は、その猫好きや、借金漬けの生活、映画にもなった「摩阿陀会」など、逸話の多い人物である。芸術院会員に推薦された時の辞退の理由「イヤダカラ、イヤダ」という名文句もその一つである。
昭和42年、内田百閒は芸術院の推薦により会員の候補となる。ここからは新潮文庫「百鬼園随筆」の川上弘美氏の解説から掻い摘んで紹介する。
会員への推薦を知った百閒先生はこれを断わろうと、自分の弟子を芸術院院長 . . . 本文を読む
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- 九州は筑後地方を中心に季節の花をめぐり、街の表情を撮るなど、気ままな生活をしています。ときには読書日記やよしなし事も。団塊世代のしっぽでもあります。
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