お墓参り

９月２２日のブログとなります。１日遅れですみません。
暦はお彼岸です。私も早朝に東松山までお墓参りに行って参りました。先祖にいろな報告と「ありがとう」の思いを伝えて来ました。
私の知人が、孫と一緒にお墓参りに行った際に、お孫さんが「ここには誰がいるの？」という質問をしたので、「おじいちゃんのお父さんとお母さんだよ。」と答えたら、大人の真似をして一生懸命に手を合わせていたという話しを聞きました。
　この話しは、あちらこちらのご家族の間で交わされている当たり前の会話でしょう。
でも、会話の中身は先祖があり自分があるということの証明と感謝であり、とても大切なことです。家族の歴史・日本の慣習・宗教・教育と多くの意味を持ちます。

私も原点に帰るべきとき、悩んでいるとき、あえて言葉にしないことを表したい時には、お墓とか仏壇に手を合わせます。神頼みならぬ先祖頼みのようですが、どうにかしてもらおうとか言うことではなく自分がスタート地点に戻るためなんですよね。

何だかスピリチュアルな話しになって参りましたが、年に何回かは人間が新(さら)になるのも良いものです。

お墓参りの後は、お知り合いの友子さんにお招きいただきました『邦楽アンサンブル来音コンサート』に行って参りました。
練馬文化センターでのコンサートも今年も４回目です。
このコンサートは、琵琶・尺八・箏・・打楽器のアンサンブルで多彩な音楽を奏でます。今回は、八千代獅子・人形風土記・琉球民謡・冬の一日でした。
　どの曲も素敵でしたが、アンコール曲の「ゲゲゲの鬼太郎」と「千の風になって」が印象的でした。
「千の風になって」では、曲の美しさとお彼岸でお墓参りに行かれた方もたくさんいらっしゃったことと思いますが、メロディーに合わせて歌いながら、涙ぐんでいる方も見かけました。
素敵な秋の一日でした。

夕飯は、東松山で買ってきた栗で、栗こ飯!(*^o^*)