わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

黒式尉8 その2

2020年03月25日 | 能面

早くも素彫りが終わった。今日は25日なので、おおむね2週間ほどで素彫りの完成である。もちろん、彩色は終わっていないから「完成」ではないものの、大きな山場は越えたというあたりだろう。

上は20日の結果。しわの部分は彫り込みも終わり、この時点では8割方終わっていると言っても良いぐらい。

上の状況(20日)から全体を滑らかにして、形を整えている時期でもある。21日だ。

上は25日だ。1枚上の写真の時点から4日も経っているものの、この間は目の穴を空けたり、口の中を裏側まで貫通させたり、あるいは髭を取り付ける穴を空けたりと、最終的な仕上げの段階に時間を要しているところだ。それが数日必要だったという事なので、これもやむを得ない期間である。もちろん、裏彫りも終わっているから、そこにも1日はかかるから、表面の仕上げ作業にはそれなりの期間が必要だという実態もある。

で、たしかもう一個彫っていたお面はどうしたのか・・と言えば、下の写真の通り。

左が「黒式尉 7」で、右側が「黒式尉 8」である。いずれもあごの部分を切り離した状態であり、これが素彫りの完成の姿。

今後はこれらを彩色することになるので、この2個に合わせてもう一個、素彫りのお面が残っているから、今回も同時に3個のお面を彩色することになる。その開始時期はすぐだ。恐らく月末あたりから始めようと考えている。

うーん、今回もなにやら忙しくなりそうだぞ・・・

 

当県でも新型コロナウイルス感染患者が、ついに、しかも同時に2名発生した。いずれもこの時期、スペインに旅行していた馬鹿どもが持ち込んだもので、実にふざけた連中でもある。この際、強力なペナルティを与える事も必要だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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黒式尉8 その1

2020年03月18日 | 能面

なんと再び「黒式尉(こくしきじょう)」だ。しかも8個目。これは前回もお知らせしたように、先生の処に残っていた材料が、この黒式尉にぴったりの材料だったので、これを使い、8個目の黒式尉を彫ることになったという事実。

ま、これも予定通りの過程なので、特に違和感はない。ただ、この材料もお面を彫るにはいささか向いていない気配もあり、作業が大変になるかも・・・せめて、ヒノキとは言わないが「青森ひば」程度の材料なら、お面を彫るのにはに向いているのだが、7個目と同様に「彫りにくい」材料であることには間違いない。

作業開始は12日なのだが、作業は午前中から始めており、上の写真は午後の状態だ。一日でこのあたりまで作業が進んでいるが、それでも作業時間は一日2時間以内。

もしかして今回も短期間に素彫りが終わってしまうのかな?・・なんて、余計なことを考えてしまうところ。

上は13日。すでに黒式尉の全体が見える程度の進み具合だ。作業開始から2日目だ。

上は15日だ。一日の間が開いているのだが、これは近所に不幸事があり、さすがに作業をする気になれなかったために、一日作業を休んだというあたり。

上は18日だ。ここまで来ればかなりの進み具合なので、全体を見ながら細かいところを集中的に彫っていくことになる。もちろん、裏彫りも2度ほど進めているから、材料もずいぶんと軽くなってきた。進み具合は6割程度かな。

 

今回はさすがに「黒式尉7」を横に置き、それを眺めながら彫っているので、作業手順も順調だ。そのため、作業開始からおおむね1週間ほどで、ここまで進んでしまった。従って、このまま行けば今月中には素彫りが完成するかも・・・

 

というあたりで、その1の段階から、もう半完成の紹介になってしまった。

 

 

 

 

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黒式尉7 その3

2020年03月01日 | 能面

今回のお面は、寸法が小さかったとは言え、結構な作業内容でもあった。従って、もっと時間がかかると考えていたものの、意外と早い時期に素彫りが完成した。

作業開始が2月15日だったが、実質に素彫りがほぼ終わったのは29日であり、今日は細かい部分の点検などを行って、その結果今日で終了である。ただ、このお面はあごの部分を切り離す必要があり、その部分は最終的な場所なので、せめて今月11日にある能面塾に持参し、先生に出来具合を報告する方が良い・・と考えている。

上はほぼ出来上がったところだ。28日の写真だが、この後は二重まぶた部分、眉毛の取り付け穴、鼻髭の穴、あごひげの穴などを空けたら完成である。

上記の説明の部分を処置し、全体の形を整えたのが上の写真。1日の写真だが、ドリルで穴を空ける程度の作業なので、1時間程度で終了した。

あごの切り取りは後(彩色が決まったら)でするから、この状態でしばらく放置する事になるかな?  ただ、素彫りが2個になったら彩色をするかも・・と、前にも書いた事も記憶にあるし、その辺の行動は今の時期、まだ不明でもある。更には、先生のところに今回と同じ寸法の材料が一個残っている気配もあり、それを手に入れた場合、更にもう一個の黒式尉を彫ることになる・・・かも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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