わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

RDZ-D800その4

2007年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

RDZ-D800は、今のところ順調に稼動している。これで録画した番組も、DVD化してため込んでいるのだが、少しずつ操作も慣れてきた。

BSデジタル放送を録画し、それをDVDに焼き込む場合は、4.7GBの普通のDVDを使った場合、1枚に1時間しか記録できない事が分かった。アナログ放送のロードショーなどは、2時間番組でも、コマーシャルなど不要の部分を削除していけば1時間40分位で番組が終わってしまう。これをDVDにした場合、4.7GBの普通のDVD1枚に記録できる。これは、アナログ放送とデジタル(ハイビジョン)放送のデータ量の違いからくるものだろう。

今のところ、BSデジタル放送は1時間番組だけ録画し、DVDにムーブしているから、特に不具合はない。しかし、それ以上の時間の番組であれば、1枚のDVDに収まらないから、番組を分割する必要がある。本当は2層DVDが使えれば、2時間ものでも記録出来る気もするが、何と言ってもRDZ-D800はそれに対応していないのでしょうがない。

2層DVDに対応していなければ、他に方法がないか取扱説明書を読んだところ、デジタルハイビジョン放送でも、録画画質を下げればデータ量が少なくなり、1枚のDVDに2時間番組を記録出来るようなことが書いてあった。今までは番組表から自動で録画しており、そのためにデジタルハイビジョン画質で録画されていたようだ。従って、今まで記録されていた2時間番組は、残念ながら1枚に収まらない。

さて、番組の分割手順はまだやっていないので、どんな具合かよく分からない。1時間未満の部分でチャプターを指定し、そこで分割する操作をすれば、分割できると説明書に書いてあるから、それほど難しいわけでもなさそうだ。この手順を使ってまで分割して記録するほどの大事な番組は、今のところないので、今後はそのあたりにも気をつけて予約録画の設定をしなければならないだろう。

今のところ、3倍速でビデオテープに記録していた連続ものの番組を、DVD化している程度だから、高画質とはほど遠い作業をやっている。あの韓国ドラマ「チャングムの誓い」のDVD化だ。全部で54話あり、54時間のドラマである。これをDVD1枚に2話(2時間)記録し、27枚の私製DVDを完成させれば、第一の目的が達成される。

これが今、第11話までBSで放送されている。NHKの再々再放送だが、これを3倍速で録画している。先は長い。


水槽の照明

2007年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog060 これは水槽の照明だ。前に金魚の水槽を統合して、居間には45cmの水槽を置いたことを書いた。これはそれ用に自作した照明である。

居間に置いた水槽だから、夜になっても暗くなることはない。が、鮮やかに見える60cmの大型水槽と比べたら、いささか薄暗く見えていた。このぐらいの水槽にぴったりの照明は、2000円も出せば市販品で売られている。が、それでは面白くも何でもない。いくらかでも自分の手がけた用具であれば、愛着もわくだろう・・・ということで、作ったものだ。

材料は、照明部分は、古い懐中電灯に付いていた「蛍光灯」で、6Wぐらいの小さなもの。もちろん懐中電灯だから電池で点灯する仕掛けだ。これがうまい具合にその部分がすぽっとはずれたのだ。これは具合がよい。

電源は出力6VのACアダプターが余っていたので、それを使うことにした。試しに接続すると、これもうまい具合に点灯した。あとはスイッチと蛍光灯アッセンブリーを入れる箱だけ。これはその辺にあるベニヤ板で作った。

きちんと計算して作ったはずだが、箱の中に蛍光灯アッセンブリーを納めようとしたら、わずか0.2mmほど箱が狭いことが分かった。しかし、また作り直すのは面倒なので、無理矢理押し込めたら、側面がわずかに浮き上がったものの、何とか収まったので、そのままにした。

写真の、蛍光管の部分を水槽に向けて、透明プラスチックのふた部分に置くと「簡易型水槽照明装置」ができあがった。

一般的な60cm水槽用の照明は、20W蛍光管が2本付いている。極めて明るいために、金魚も鮮やかに見える。しかし、この自作品はいささか暗かった。照明本体も18Cmほどしかなく、45cmの水槽にはちょっとばかり小さかったようで、しかも6Wの蛍光管だから明るいとは言えない。居間の明るさよりもわずかに明るい程度で水槽を照らしているが、ないよりはましだろう・・・と、勝手に思っている。


薬師寺

2007年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog058 昔の日記シリーズも、回を重ねて何回目かは忘れてしまったが、まあ良いだろう。

第8回配本は薬師寺である。ここも2度ほど見学に行っているのだが、あまり詳しくは日記をつけていないようで、簡単に終わっている。更に言えば、近くに「唐招提寺」があり、その日は薬師寺を見た後にそこに行った。なお、「古寺を巡る」シリーズで、唐招提寺が発売されるのは、まだ一月以上も先になるので、今回は2カ所のお寺について紹介する。平成4年のことだ。

9月20日(日) 晴
今日の観光は、西の京めぐりである。西大寺駅までバスで行き、近鉄橿原線で2つ目の駅「西の京」で降りる。駅からすでに薬師寺の塔がさんぜんと輝いて見えるほど近い。歩いて2分ほどの所にそれはあった。金400円也を払い中門を入る。

左右に3重の塔、正面に金堂が目にはいる。すばらしい眺めだ。左の西塔はあざやかな朱色と黄金色に輝き、まばゆいばかりだ。右の東塔は千数百年の歴史を生き延びる中、静かに陽光を吸い込む。

正面の金堂は竜宮造りであり、朱色が美しい。思わず見とれてしまった。絵本に出てくる竜宮城にそっくりだ。その中に天平の父と呼ばれる銅造薬師三尊像が安置されている。薬師如来座像を中央に、向かって右に日光菩薩立像、左に月光菩薩立像の3体はいずれも約3mの大きさだ。

西塔、金堂はいずれも昭和50年代に再建されたものであり、華やかな色彩を放っており、見る人を引きつけずにはいられないほどすばらしい。薬師寺の余韻を残し、一路唐招提寺へと歩く。とにかく歩くのだ。

唐招提寺の南大門をくぐり、しばしたたずむ。あの華麗な薬師寺とはうってかわった静寂感に、やすらぎをおぼえる。正面には金堂、校倉づくりの経蔵、講堂、舎利殿、その他数々の建造物が、いずれも天平時代の息吹を伝えている。

金堂には本尊の櫨遮那仏座像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像が安置されており、いずれも3.4m大の奈良時代の木造である。

境内をしばし歩いていると、きゃーきゃー声が聞こえる。さきほどの薬師寺にも居た修学旅行の女子高生だ。小生も30年近く前に田舎からやってきたはずだが、さっぱり記憶にない。馬鹿になったものだ。

先の西の京駅から、西大寺駅まで戻り、西大寺へ行く。東大寺を見たので西大寺を見なければ片手落ちだ。駅のすぐ近くなので歩いて行くが、さすがに東大寺ほど有名ではなく人影もまばら。しかも余り立派な仏像もなかったが、しっかり拝観料を取られた。今日の計画はこれでおしまい。

  本日の観光めぐり
     1 薬師寺
     2 唐招提寺
     3 西大寺

今、この日記を読み返してみると、薬師寺について「大講堂」の記述がない。本を読んだら、大講堂は平成15年に落慶したと書いてあった。日記を書いた平成4年は、まだ工事中だったようで、たしかに工事中の建物を通った記憶がある。恐らくそこが大講堂だったのだろう。また、東院堂(聖観世音菩薩立像、四天王像が安置)、他の建造物もあるのだが、そこは見ていないようだ。

たしか、唐招提寺に行く道すがら、右手の塀の中に建物がいろいろあったが、そこにも見所の場所(玄奘塔、玄奘三蔵院伽藍)があったようだ。薬師寺の散策コースにはきちんと入っているのだが、それを知らずに行くと、西塔、東塔、金堂、大講堂だけをみて帰ってしまうので、前もってガイドを読むなり、修学旅行の学生の後ろについて行けば、まんべんなく見学できるだろう。

ここは「白鳳伽藍」と言われているようで、それの復興に向けて今も再建が続いているという。


RDZ-D800その3

2007年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

RDZ-D800を、毎日少しづつ使って練習をしている。DVD作成までいって、最低限の使用要領を体験してみたのだが、まだまだ分からないところがたくさんあり、つまずいているのが現実だ。

BSデジタル放送を録画した。これをDVDにしようとして、今まであったデータ記録用のDVDを使ったら、「使用できません」と機械から注意されたので、それでは使えるDVDを買ってくればいいのだ・・と、電気屋に行き、買ってきた。キーワードは「CPRM」だから、それが書いてあるDVDならOKだろうと思い、CPRM対応の「DVD-RAM」を買ってきた。

勇んでRDZ-D800にセットし、いざコピーしようとしたら、「使えません」と出た。なんだこりゃ!

慌てて説明書を読み返すと、「DVD-RAM」は読み込みは出来るが書き込みは出来ないという。またまた、うーーん。しょうがないので、更に取扱説明書を読み、そのページをコピーして、それを持って再び電気屋に行く羽目になった。

結局、買ったのは「DVD-R(CPRM対応)」の10枚入りのもので、表面が白色のものを購入した。ここにインクジェットプリンタで絵などを入れようとしたのだ。そのDVDは上手く使えて、何とかBSデジタル放送をディスクに録画出来た。これをムーブと言って、元のHDDからはデータが消えることになる。

DVDの表面が白いので、気に入った画像を探し、CD/DVDディスクの表面に印刷できるソフトを使って、その写真と文字を入れて印刷したら、なかなか上手い具合に「私製DVD」が完成したのだ。ちなみに、CD/DVDディスクの表面に印刷したのは、これが初めてで、専用のトレーなどを使うことから、いささかとまどったことも事実だが、まあなんとかうまくいったので良しとする。それまでは、DVDの表面には油性ペンで汚く書いていた。

結局、初めに買った「DVD-RAM」5枚組はまったく使えないので、捨てることにするが、これも新しい機械に挑戦した投資と考えればやむを得ないであろう。

次は、勝手に録画されている(おま録とか言うらしい)設定を解除し、必要なものだけ録画するようにしなければ、400GBのHDDと言えどもすぐにいっぱいになってしまうだろうし、第一、まったく必要のない番組が、なんで勝手に録画されているのかもよく分からないのだからね。


RDZ-D800 その2

2007年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

RDZ-D800を使い始めてまだ1週間。相変わらずよく分からないものの、少しずつ試していることから、だんだんと慣れるようになってきた。

ビデオテープからRDZ-D800に録画し、それをDVDに記録することも体験して、いい気になっていた。ところが、あるBSデジタル放送を録画し、それをDVDにしようとしたら、「生ディスクが使えない」という警告がでて、出来なくなった。CPRMに対応したDVDディスクでなければダメだという。

早速取扱説明書を読むと、デジタル放送を録画した場合は、それをDVDに記録するためには、それに対応した(CPRM対応の)生ディスクを使わなければならないことと、そのディスクを使って記録すると、HDD内のデータが消えてしまう(いわゆるムーブ状態になる)事が分かった。

今まではパソコンのデータを記録するだけに使っていた普通のDVDディスクだが、これではBSデジタル放送は録画できない。地上波アナログ(BSアナログを含む)は、普通のディスクでも使えたが、デジタル放送となればこれまで使っていたディスクではなく、新たにデジタルに対応したものを買わなければならないようだ。うーん。

編集機能の使い勝手が悪い話は前回書いたが、相変わらず悪い。チャプター編集というものがあるらしく、それを使ってみたら必要な画像もカットされてしまった。画面が変化した部分で自動的に番号が付けられていくという機能のようだが、よく分からない。

画面(シーン)の変化など、1分間の画像にも何百と入るだろう。それに、いちいち連番が振られるのなら、2時間の映画には数千の番号が付く勘定になる。チャプターの付く仕組みや、それを利用した編集が良く理解できていない。これで効率的にCMがカット出来ると言う某掲示板(価格.COM)の書き込みが、よく分からないのだ。

結局、A-B編集とか言う、画像を目で見てカットする位置を、リモコンで決める方法でやっているのだが、早送り、一時停止、コマ送り、フェードイン、フェードアウトを見つける、位置の設定、カットなど、一連の操作を繰り替えするために、2時間番組を編集(余計なCMなどをカット)するのに40分もかかる。

前にも書いたが、「マウスを使ってスライダーを一気に移動し、フレームでぴたっと止めて位置を指定し、一気に削除」するオーサリングソフト(編集ソフト)の使い勝手は、最新のHDDレコーダーでも、望む方が無理だということで、納得するしかないようだ。

まあ、それでも暇だから好きなようにやっているので、今度は表面が白いDVDディスクを買ってきて、映画に合った画像をそれに印刷してみようかな・・なんて思っているのだ。