野々市・金沢・白山で活動している「かわした税理士」のブログへようこそ!
「確定申告の資料だけど、3月いっぱい忙しいから4月でもいい?」
「銀行への体裁上、黒字決算にしたいけど、税金は1円も払いたくない。」
「自分が食べたコンビニの弁当代の領収書、経費に入れといてください。」
無理なご相談です。
税理士は会計・税務のプロ、対してお客様は素人。
「素人なので、分からなくてもしょうがない。」でいいのでしょうか?
自分で選んで個人事業者・経営者になったんですから、
それぐらいのことは知っていてほしい、と思ってしまいます。
私の考えは厳し過ぎるのでしょうか?
簿記の借方・貸方、減価償却の方法、これは知らなくても仕方ないことだと思います。
しかし、確定申告は3月15日(今年は3月16日)までであること、
黒字(利益)が出たら、それに税金が課されること、
個人的な支出は経費にはならないこと、
それぐらいは、知っててほしいというのが正直な思いです。
「それを教えるのが税理士の仕事だろう!」という声が聞こえてきそうです。
「経営者としてやっていくのなら、それぐらい自分で知ってなきゃまずいだろう!」
と言い返したくなります。
(実際に言うかどうかは、状況次第ですが。)
経営者にはいろいろな社会的な責任があります。
自分さえよければ、それでいいというわけではありません。
経営者は常に勉強し、自己研鑽に励まなければなりません。
私が関与するお客様は、皆さん立派な経営者であってほしいと思います。
さて、確定申告期限まで、どんどん日がなくなってきています。
まだまだ頑張ります。
皆様方のご協力に感謝いたします。
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