開業して2〜3年「税務署から何も連絡がないから大丈夫なんだろう。」なんて思っていませんか?

2016年04月30日 | 所得税
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開業して初めて、自分で確定申告を書いて提出したとき、「これで大丈夫かな?合ってるのかな?」

と不安でドキドキしていませんでしたか?


それから2回目、3回目と提出して、税務署から何も連絡がないと、こう思ってしまいます。

「税務署から連絡がないということは、大丈夫だということなんだろうな。」と・・・。

実はこれが大間違いです。


税務署は1〜2年では連絡をしてきません。

それも結構な割合で。(^^;)


なぜかというと、税務署は大まかな目安として「3年分」まとめて調査に来るからです。

なので、税務署から連絡があるのは4〜5年後だと思ってください。

税務署から連絡がないのは「大丈夫だから。」ではなく、「まだその時でない。」だけです。


最初は不安なまま出した確定申告ですが、3年目になると「大丈夫」と判断して安易に提出していないでしょうか?


もしも思い当たるところがあれば是非ご相談いただきたいと思います。

税理士は税務調査に立ち会います。お客様をひとりぼっちにはしません。

税理士は税務署との交渉をお客様に代わって行います。代わりに行えるのは税理士だけと法律で決まっています。


もし、追加税額が出るような場合でも、税務署の調査の前に自主的に修正の申告を提出すれば、罰金も軽減されます。

(罰金の具体的内容は省略します。)


心配事をなくし、本業に集中できる環境を作りましょう。(^^)


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相続の手続きをいつ始めるか?

2016年04月30日 | 相続税
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私のブログが「スイス銀行_使い方_相続」のキーワードで検索されていました。(^_^;)

当然、海外の銀行を使った相続節税方法はブログには書いていないんですが・・・。(^_^;)

写真はスタッフからもらったタケノコです。今年は表年でいっぱい生えてくるそうです。(^^)




相続税の申告を含め、相続の手続きをいつ始めるか?について。


大切な人を亡くした直後は、まだ心の傷が深く、なかなか気持ちの切り替えはできないものです。

それに絡んだトラブルの話もたまに聞きます。


生命保険の担当者が手続きのために訪問したときに遺族を怒らせてしまった話、

私がやっていませんが、新聞のお悔やみ欄を見た業者がダイレトクメールしたところ遺族が激怒したという話、

遺族の気持ちを逆撫でしてしまうことが少なからずあるようです。


遺族の方を怒らせようと思って怒らせている人は一人もいないはずです。

ただ、ほんのちょっとした一言が、遺族本人にとって「デリカシーがない」と思わせたんでしょう。

ちょっとした言葉の行き違いが、致命的な結果を招くことになります。


いつ心の傷が癒えるかは人それぞれでしょう。

なので、いつ頃から手続きをすればいいかの答えもありません。


私の考えで言わせていただくと、四十九日が一つの節目だと思っています。

「お骨をお墓に収める」これで心の切り替えがある程度できるのではないか、と思っています。

相続税申告のための資料収集も「四十九日後でいいですよ」とお願いするようにしています。

私なりの心遣いです。


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「会計ソフトはどこがいいの?」

2016年04月29日 | 財務・会計
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WINDOWS10の無償アップグレードが7月29日までのようですね。

7月30日からは、あの面倒くさい画面が出てこなくなるんでしょうか。(^_^;)

会計ソフト業者から「アップグレードしないでください」と言われているので、あれが出てこなくなると助かります。(^_^;)

写真は、弊事務所内部からみた事務所玄関です。




「会計ソフトはどこがいいの?」という質問をよくされます。

弊事務所では会計ソフト導入サービスも行っています。

当然、記帳代行も行っていますが、経営者の方が自分で経営状況を見たいときに見ようと思うと、

やはり自分でソフトを持って、自分で入力するのが一番いいですからね。


弊事務所で現在、対応させていただいているソフトは、EPSONと弥生です。

導入方法としては、協力業者様が直接お客様のところに訪問して、インストール作業など環境整備を行っていただいています。

コンピューター本体が遅い、などの不満がある場合には、買換えなどの相談も協力業者様にのっていただいています。


起業をしたので会計ソフトを導入したい、という方にはうってつけではないかと思っています。


かつ、会計ソフトを操作している中で、税務関係について分からないところがあれば、

当然、「かわした税理士事務所」として対応させていただきます。

(というか、こちらが本業です。(^_^;))


今話題の「freee」は、「かわした税理士事務所」としてお勧めできるものかどうかも含め、目下勉強中です。

少々お待ちください。(^_^)


起業したばかりの方にとって、経費はかけずに済むにこしたことはありません。

その一つとして、自前の会計ソフトで済ませることも選択肢にあるでしょう。

ただ、会計ソフトを導入したとしても、税務に関してはなかなか素人判断では分かりづらいかと思います。

会計ソフトを導入した税理士事務所なら、相談しやすくありませんか?(^_^)


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名義預金を調べているときに、ちょっとホッコリすること。

2016年04月28日 | 相続税
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確定申告を頑張った自分へのご褒美に、apple watch を買ってしまいました。(^^)

買ってからまだ1週間も経っていないのに、すでに3人から「お!それはひょっとして?」と言われました。(^_^;)

そのたびに説明をすることになるんですが、面倒くさいような、ちょっと嬉しいような。(^_^;)

写真は弊事務所の事務スペースです。




さて、相続税申告のときには、名義預金などを調べる必要があるため、

数年分の通帳の履歴を確認させていただいています。

その入出金の中には思い出せるもの、思い出せないもの、いろいろです。


特に、亡くなった方が現預金を管理していた場合は、「その時期にどんなイベントがあったか?」で推測するしかありません。


そうやって調べているうちに、忘れかけていた思い出が蘇ることもしばしばあります。

「あー、この頃は孫が結婚したときやね。おじいちゃんが費用を出してくれたんだよ。」

「孫の卒業のお祝いで、車を買ってあげたね。」

「あの年は台風が来て、屋根が壊れて大変やったなあ。」

「最初の入院・手術をした年がちょうどこの頃だから入院費用か。そういえば寒い日だったなあ。」

そこから思い出話に花が咲くことも。(^^)


お金にまつわる仕事なので、楽しいことがそんなにあるわけではありませんが、

こんなふうにちょっとホッコリすることもあります。(^^)


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相続税が他の税金に比べて、税務調査で追加が出やすい理由

2016年04月27日 | 相続税
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うちの子ども達はスクールバスで小学校に通学していますが、今度の遠足の目的地は我が家の近くの公園らしいです。(^_^;)

バスで小学校に行って、歩いて我が家の近所まで来て、歩いて小学校に戻って、またバスで帰ってくるようです。(^_^;)

大人の合理的判断では測れませんが、おそらく素敵な思いでを持って帰ってくるのでしょう。(^_^;)

写真は弊事務所の打合せスペースです。




さて、「自分の祖父の時に、あの税理士に頼んだら税務署が来て相続税の追加が出た。」と話をされました。

正直に申し上げて、相続税は他の税金に比べて、税務調査で追加が出やすい税金です。


その理由として、

1.一番よく事情を知っている本人がこの世にいない。

2.相続の実態は様々で全て法律でカバーしきるのが難しく、解釈の点で「見解の相違」が生じやすい。

ということがあげられます。


そのため、私が申告書を作成したお客様には、

税務署から指摘を受けることが予想されることと、

それに対するこちら側の見解について、を説明させていただいています。


税金の追加が出ないにこしたことはありませんが、

「相続」という性質上、すべてをクリアにすることは非常に難しいのが実状です。

こういった事情があることを含め、お客様に理解していただくことが大切だと思っています。


「税務調査で追加の税金を納めたくない。」という気持ちは理解できますが、

なにとぞご理解いただきますようお願いしています。

その説明は十分させていただくつもりです。


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