Nordic Walking Club 柏の葉

「気持だけ ポールを持てばアスリート」
ノルディックウォーキングなら、いつもの散歩がスポーツに!

花を見ながら島ノルディック 愛媛県上島町 魚島

2019-04-11 | 島歩き
4月に入って1週間、尾道の桜も満開。
花見をしながらウォーキングできる島選び。
しまなみ海道周辺で探すと、第一候補は岩城島の積善山か佐木島の塔の峰なのでしょうが、何処か新しい島はないものか?
岩城島行きのフェリーの出発港である因島土生港から行ける遠い島。
観光情報が乏しく、桜の名所があるかは分かりませんが、6日は瀬戸内海の真ん中に浮かぶ、魚島を目指してみました。

土生港から高速艇に乗り、弓削島、豊島、高井神島を経由して、魚島の篠塚港まで約1時間。
料金は1000円。
1日4往復で、土生港1便の8時に乗船、帰りは3便13時を予定。
立派な船ですが、乗船者は5人と荷物。

土曜日のためか、朝に島へ向かう人がいないのか、この料金で運営できるのか疑問でしたが、半券(領収書)には上島町役場の文字。

自治体が運営母体と言うことなのでしょう。
瀬戸内海も真ん中辺りに来ると、尾道の渡船に乗るのとは違い、多少波もあります。
早起きしたので、ウトウトしながら約1時間で魚島に到着。

地図によると、東側半分(看板は南が上)を周回でき、展望台や神社があります。
桜の絵もあるので、花見も期待。

滞在予定時間は4時間弱。
国土地理院の地図でも道が確認できませんでしたが、村上海賊の城があったと言う城山展望台を目指して、時計回りに島の南側へ。
集落を出ると、直ぐに道は海岸線から離れます。

そもそも、島は海底からそびえる山の頂上付近と言うことなので、険しいのは当たり前かも知れません。
桜の種類は分かりませんが、まだ開き切っていません。

島に来た時は、砂浜は外せません。
道が下り切ったところで脇道があり、誰もいない砂浜に下りられました。

砂浜でシーグラス探し。
結構数もあり、白、水色が多い中、緑もゲット。

希少性のある赤や黄、黒には未だお目にかかったことがありません。
瓢箪島が近くに見えて来て、真横から眺めると、瓢箪と言うにはコブが多いような・・・

「人討ノ鼻」と言う物騒な岬の手前で、道は山に入り、島を横断します。

江戸時代には流刑地だったと言う案内がありましたが、その関係でしょうか?
車は通らないと油断していたら、この日初めて車(軽トラ)とすれ違いました。(見かけたのはこれが最後でしたが)
向こうも、ポールを持って歩く人がいるとは思わなかったでしょう。
高度を上げて行くと、所々に桜が。
ソメイヨシノと思われ、満開です。

分岐に出て、標識がありました。

左に石鎚山、右に神社とあります。
石鎚神社の参道と周りは、やっと花見らしくなりました。

戻って反対側に城山への入り口があります。

村上海賊の城があったと言う場所のはずですが、案内等はありません。
階段や道脇の杭とロープ。
一旦は整備したのでしょうが、どこでも維持は大変なのでしょう。
草は茂っていないものの、落ち葉は堆積し、崩れた場所やイノシシが掘り返した場所があります。

城山公園の看板を過ぎると直ぐに電波塔が見えます。

展望台を兼ねていました。

近くに島がないので、「多島美」ではないのですが、眺めは良く、海の広さが感じられます。

集落の上の斜面に薄紅色のラインがあり、桜が植えられているようです。

道路に戻って神社へ。

地図にあった亀居八幡神社。
神馬の像もあり、島の規模としては大きな社です。
分岐まで戻って周回道路を進むと、展望台から見えた桜が、両脇に植えられています。
写真でははっきりしませんが、肉眼ではかなり綺麗です。

車の通らない道(?)を、桜を見上げながら歩きます。
道の脇にはイノシシ捕獲用の罠があちこちにありました。

全て空でしたが、近くで見るのは初めてです。
陸地からかなり離れていますが、最近は何処にでもいるんですね。
左右の桜と海を眺めながら、高度を下げて行くと、海辺に出て集落へ戻ります。
島の名物であるタコ漁のタコツボが綺麗に積んであります。

集落の端に、島遍路88番目の石仏。

島の案内では、宿泊施設の1階に食堂があると掲載されていたので、船を待つ間に海のものを食べられれば・・・と思いましたが、時期的なものか営業はしていませんでした。
結局いつものように、持参のパンとコーヒーで昼食。
島ノルの際は、食料、飲み物持参は原則!!
コンビニや自動販売機があることを前提に行動すると空腹に耐えなければならないことも。
ぶらぶら歩きでしたが、所要時間は3時間。
出航までに1時間ほどあったので、集落の中をウロウロ。

路地を抜けた先には、展望台から見えた大きな屋根のお寺や学校があります。
このお寺が島遍路の1番でした。

燕が巣作りの準備をしているようで、初夏も近いです。

今日の歩数:島内13,000歩

直島でアートなノルディックウォーキング 香川県直島

2019-03-17 | 島歩き
3月16日、春はもう直ぐ。
年末からの股関節の痛みはレントゲンで異常なく「運動不足?」と言われ、五十肩(?)も意外と悪化せず、人生初の人間ドックでは致命的異常はなく、しばらく休んでしたノルディックウォーキングを再開。
今年初めてのノルディックウォーキングを島ノルで・・・
アートの島で有名になっている直島へ行きました。

本州の玄関口となる宇野までは、JRの「吉備之国くまなくおでかけパス」が便利。
尾道、岡山周辺が1日の乗り放題で1980円。

尾道からだと、普通運賃のほぼ半額です。
ただ、前日までの購入が必要なので、天気予報を見ながらでしたが、未明に雷雨。
家を出る時には小雨になりましたが、寒い。
服装は失敗でした。
子供の頃に宇高連絡船で四国に家族旅行した記憶がありますが、それ以来です。

出向まで港を散策。
“アート”を見学します。
大型客船の埠頭にある「宇野のチヌ」。

観光案内で見るのですが、材料はゴミ。
3年毎に作り替えると言うことで、今日は制作中。
直島までは結構大型のフェリー。



客席は満員です。
英語、中国語・・・、海外の旅行者も多いようです。
先頭に陣取り、20分の船旅。

島の南半分がアートエリア。
まずは、宮浦港の「赤かぼちゃ」。

右側通行で、海を見ながら歩くと、自然と左回りになります。

今日の主要目的地である、建築家の安藤忠雄が設計した「地中美術館」へ。

肉眼では、微かに瀬戸大橋が見えるのですが・・・

事前にインターネットで調べたら、予約制と書いてあったので、余裕をみてフェリー到着から1時間15分後に。
チケットセンターでは、当日予約をしようと並んでいましたが、なかなか取れない様で、折角多くの方が多く来ているので、広報をうまくやったらと思います。
ぶらぶら歩いて来ましたが、予約時刻まで暇を持て余しました。
チケットセンターから美術館への道は、花や植樹で綺麗です。

池には水連が植えられており、モネの絵をイメージしているようです。
門の中は撮影禁止と言うことで、写真は入り口のみ。

絵画、彫刻(?)の数は少なく、建物と光の調和を鑑賞すると言った感じです。
バスと歩行者専用の道に入り、李禹煥美術館の入り口と屋外展示を覗いて、ベネッセハウスへ。



途中、野外展示がいろいろあります。
地中美術館にあった大きな石の球は、ここでは2つ。
写真OKです。

ベネッセハウスにも展示があり、売店やカフェがあるようですが、先に進みます。
芝生の動物がとてもカラフルです。

こちらは黄色い「南瓜」。

島ではお約束の砂浜を歩き、つつじ荘へ。

入口に“海はよ~”の「おやじの海」歌碑があり、発祥の地とありました。

ボタンを押すと歌が流れるようでしたが、バス待ちの人が沢山いたので止めました。
そのバスもアートです。

海から離れて、島の半島部分を横断するように北上。
この島では「稲作」がアートになってしまいます。

海沿いに出たところで、崇徳天皇神社の看板があり、入ってみます。

石段を上り、立派な社です。

神社を抜けると山周りの道。

そのまま進むと、今はなにもありませんが、崇徳院ゆかりの場所の看板。

崇徳院と言えば、百人一首、落語でも有名な「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の・・・」ですね。
木村港に向かう道。
海がきれいです。

木村港の???。

中は自転車置き場になっています。

町の小高いところに、寺と神社。
神社は見晴らしが良いことが多いので登ってみましたが、遠望は期待はずれ。
ガラスの階段の社はオ~と言う感じ。

パワースポットなのか、若い人が意外といました。
集落には、観光の島らしく食事処が沢山あります。
いつもの島ノルと大きな違い。
おしゃれな店もあるのですが、香川と言えばやっぱりうどん。
覗くと数席あいていたので、入ってみました。

かけうどんに天ぷらをトッピング。

街中は「家プロジェクト」の催しをやっているようでしたが、事前情報を持っておらずパス。
でも、大きな入母屋屋根の建物が気になり、近づいてみると、体育館のようでした。

木造のようで、屋根を葺いているのも木の板です。
隣の研修場(?)にはトイレがあったので入ってみると、高い屋根の中央に明り取り、家の中に家。

町役場の建物も個性的で、建物もアートです。

島の中央を東から西へ横断。
立派な運動場もありました。

島ノルの基本は、島一周なのですが、直島の北側は三菱マテリアルの精錬所になっていて、地図上に周遊できる道がありません。
少し北側に入ってみましたが、鷲ノ松運動公園までで引き返しました。

宮浦の銭湯「I♡湯」も汗を流すには最高なのですが、今日は温まりたい気分。
外観の見学に留めました。

今日の歩数:21,000歩(島内15,000歩)

百島で島ノル 尾道

2018-06-10 | 島歩き
6月9日。
尾道も梅雨入りして、雨が多くなりましたが、土曜日は暑くなるとの予報。
折角の晴れ間なので、手近なとことで島ノルディック。
尾道市街地からは少し離れていますが、同じ尾道市の百島へ。

尾道駅前のポートターミナルから出発。
11:11発のフェリー、百風。

百島へは、向島の歌港や沼隈の常石港まで行って乗船した方が安いのですが、尾道水道クルーズも兼ねて、770円の船旅としました。
尾道の町を海から眺めます。

途中3か所寄港して、1時間弱で百島福田港に到着。

港の地図でコースの確認。

これまでに十文字山登山、外周一周などしましたが、今回は名所(?)に寄ってみることに・・・
所々にある赤い小さい案内表示に従い、ART BASEの方へ。
丸くて可愛い郵便局を過ぎ、旧百島東映。

現在は「日章館」と名前を変え、ネオン管を使ったイルミネーションの展示をしています。

100円を入れて、約5分の鑑賞。
郵便局まで戻り、少し高台にある中学校の廃校舎を利用したART BASE。

イベントがある時は予約制で入場できると言う話でした。
直ぐ横の石段を登ると八幡神社。
1月には伝統行事の「お弓神事」が行われるそうです。
赤い案内表示を見て、左に登る細い道に入りました。

何処かで間違えたのか、北側の海へ出てしまい、港へ戻ってしまいそうなので、ここからは左回りで島ノル開始。
メガソーラ、百島クレーン(どう見ても廃船と撤去してないクレーン)、ちょっと場違いな感じの観音像を過ぎ、海岸線を岬の別荘地に進みます。

住宅を過ぎると道は細く、海岸と間近です。

引き潮だったので波は離れていましたが、満ち潮の時に歩いた際は、場所によっては道まで波が掛かっていたような記憶があります。
更に進むと、舗装ですらなくなります。

車もたまには通るのでしょう。
踏み跡はしっかりありますが、草が伸びて、前日の雨で水たまりもありました。
引き潮なので、砂浜も歩いてみましょう。

山育ちのせいか、海を見ると近寄ってみたくなります。
数件の家とマイルポスト(三角形の高~い標識)が見えたら、行き止まり。
家の間を、山に入ります。
突き当たりの桑の木を右へ。

島内あちこちに桑の木があり、今が食べごろ。
ここからしばらくは山道。

直ぐに高度を上げ、さっき歩いた海岸線が下に見えます。

テレビドラマの撮影記念碑は良い目印です。

ここを直進すれば島の南端。

海に出ればダンゴ岩。

引き潮だったので、堤防の端にある階段で、海岸に下りてみました。

集落の中を通らずに、防波堤を歩きます。

泊漁港には、一応トイレが。

商店の軒先には、福田港で見て以来の自動販売機。
冷たい甘酒で、水分とエネルギー補給。
百島しあわせパン製作所前の分岐。

右に行くと海岸線に沿った道です。
今日は直進して、メイン道路と海岸道路の間の道を通ります。
最上稲荷の鳥居前を過ぎ、小さな石仏が並ぶ道に逸れます。

木々の切れ間からは、内海大橋が臨めます。

暑い時に日陰が多いのは良いのですが、小さな虫がまとわり付くのは困りものです。

T字路にぶつかり、右に行けば海岸の道に繋がり、北東の岬を回ることになります。
帰りの時間も気になり始め、左に曲がればART BASEが見えます。

港はもう直ぐ。
15:30の帰り便は高速艇。

福田港を出ると寄港がないので、尾道港まで30分ちょっとです。
周囲12kmの島ですが、うろうろ歩いたら3時間かかりました。
今日の歩数:14,000歩


岩城島でゼロヨン登山と島ノル 愛媛県上島町

2018-05-27 | 島歩き
5月26日、久しぶりの島ノル。
愛媛県上島町の岩城島(「いわぎ」と読みます)へ出掛けました。

因島の土生港をフェリー(片道280円、往復だと10円お得)で出航。
愛媛県と言っても、広島県から13分の船旅です。
午前中の早い時間帯で、島へ向かう乗客は車2台と私だけ。
フェリーの乗務員が、コンプレションタイツに派手なTシャツ、ポールを持って異様な乗客に、「登山?登りばかりで、この時期何も無いよ!」と声を掛けてきました。
今日の目的は、積善山の山歩きと海辺のノルディックウォーキング。
海と山を同時に楽しむ計画です。

長江港から歩きます。

待合室には、島の地図(コピー)が置いてあります。
前回入手したのと、変わっていないようでした。
積善山の遊歩道も記載されているので、Yahoo!の地図より参考になります。

港から県道をまっすぐ進めば、小漕港への分岐の手前に積善山登山口の看板があります。

遊歩道の案内看板。

計画は、妙見メンヒルを通り、一旦車道を戻って三叉路から金採掘跡、積善スカイラインで山を回り込んで反対側から登山道に入って山頂へ。
下りは空中階段遊歩道を降りて赤石ダム、林道を歩いて祥雲寺に下り、レモンの散歩道で海へ出る。
まずは、登りスタート。

山頂までの一本道。
車が殆ど通らない道(一応は気を付けて)をぐんぐん高度を上げます。

妙見神社の看板と鳥居。

ここから少し山歩きの雰囲気。
ツツジがところどころに。

大岩とくっついた神社の建物。

中を通り抜けます。
車道に戻れば、山頂まで1.6km。

前回来た時とコースを変えるため、一度下って迂回します。
積善スカイラインの三叉路。

地図にあった「金採掘跡」。
標識はありましたが、指し示す方向は草。

止めておきましょう。
因島には「水軍スカイライン」がありますが、ここも車で快適なドライブをするコースでは無いようです。

30分程歩いたら、登山口の看板。

可なり高度を下げました。
山頂まで2kmあります。

登山道と言うよりは遊歩道なので、道幅は広く整備されています。
この時期は下草が伸びている場所があり、脚が露出しないようにロングタイツを履いてきましたが、虫やダニに注意です。

鞍部に出ると、山頂、夕日の展望台との分岐の桜道。
直ぐ横は車道です。

ここにもトイレ。

各所にトイレがあり、それもすごく綺麗。
山での用足しは不便なところが多いですが、このエリアはこの頃近くなった私でも全く困りません。
尾根の桜道を少し登れば見晴らし台。

赤穂根島、佐島方向が臨めます。

山頂は直ぐ。

山頂近くは下草も刈ってありました。
370mの山頂展望台からは、360度の眺め。

無料望遠鏡の設置もうれしいです。

山頂には三角点。

他の人のブログで三角点がよく紹介されていたので、最近気になります。
車道を下って、一番の楽しみ空中階段へ。

ここで恐れていたことが現実に!!

3年前に歩いて感激した「空中階段遊歩道」ですが、その時にも痛みが進んでいました(本当は可なり危ない個所もあった:2015/2/16ブログ参照)。
地方自治体が整備したとは思えないほど、建設当時は素晴らしい場所だったと想像するのですが、山の上の木の構造物は管理が大変なはずです。
事故が起きれば、管理者の責任が問われますから。
やっぱり立ち入り禁止になっていました。

赤石ダムへ降りるコースはもう1本。
折角下ったのにまた登り返し、ふれあいの森へ。

「自然」とは言えないのかも知れませんが、草刈りや枝の整理がしっかりされ、自然に触れる環境としては良くやっていると感じます。

案内図では、ふれあいの森の頂上手前に遊歩道があるのですが、入り口に木が積まれ、閉鎖されていました。
まだ、陽が高いですが、折角なので夕日の展望台へ。

展望台はありましたが、前の木が伸びて眺望は効かず、無料望遠鏡は錆びついて回転しません。

案内看板では夕日の展望台から先のコースが書かれている(港の地図では行き止まり)のですが、それらしきものは無く、赤石ダム方面への道は、すべてが通行できないことになります。
積善山は、遊歩道やトイレが整備され、Aクラスの低山だと思います。
桜のシーズンは素晴らしいでしょう(来たことありませんが)。
しかし、ハイカー目線では、空中階段の通行禁止やアプローチの多彩性が薄れたことで、AAAクラスからは降格です。
登りに使った木の実遊歩道を下り、車道に出て更に下ります。
本来降りてくるはずだった林道との分岐を海側へ入ります。

家が見えて来て、祥雲寺に出ました。

奥のお堂は重要文化財だそうです。
レモンの散歩道の看板に従い、歩いてみましたが・・・?

山の中を相当ウロウロしましたが、やっと海へ出ました。

登り下りで、ゼロ-ヨン-ゼロは4時間でした。
引き潮の砂浜を歩けば、海抜0m。

県道を離れ、海岸沿いの道を。
島の南端には菰隠温泉があります。

日帰り入浴施設もあり、悩んだのですが、まだ島を半周近く歩く必要があり、今回はパス。
県道に戻ると岩城港が見えてきます。

岩城港は、秋の自転車イベントの乗船場所。
スパーで弁当を買い、遅い昼食。
ここからは、土生と今治を結ぶ高速艇がありますが、往復券を買ってきたので、長江港まで何としても戻ります。
再び県道を離れ、防波堤の道。

温泉には入りませんでしたが、砂浜に下りて海に足を入れてみました。

日差しは強くなってきましたが、海の水はまだ冷たいです。
生名島との間の橋を建設中です。

その内に、本州から歩いて行ける島になるのでしょう。
県道に戻れば、港はもう直ぐ。

水分補給とクールダウンをして待っていると、フェリーがやってきました。

フェリーの乗務員から「登りばかりで何もなかったでしょう」とまた声を掛けられ、笑ってごまかしました。
土生港に到着し、無事帰還。

バイクツーリング(第二種原付ですが)、瀬戸内クルージング(13分のフェリー)、登山(遊歩道を右往左往)、ノルディックウォーキングを約1000円で楽しむ有意義な1日でした。
今日の歩数:27,000歩

今年最後の島ノル 尾道市向島

2017-12-24 | 島歩き
23日、天気も良く、風も無く、尾道で過ごす今年最後の週末は、やっぱりノルディックウォーキングで!
ノル松さんでは「メリクリNW」の案内が出ていましたが、こちらは一人島ノルです。
市街地から一番近い向島。
向島は、個人でもイベントでも何度か歩いていますが、気になっている場所を回ることに。
①立花の県道377沿いの山の上に見える神社の屋根
②立花自然活用村のチョコレート
③観音崎
先ずは、マリンユースセンターからスタート。

海沿いの県道377を歩きます。
静かな湖でも見てるかのような穏やかな海。

週末をノルディックウォーキングか、自転車かと迷いましたが、カヌーでも良かったかも・・・
海に突き出た感じの小さな山に、屋根だけが見える神社があります。

案内看板では、集落の脇から続く道が書かれているのですが、入り口を人に尋ねても判らず、駐車場まで行きことに。
江ノ浦のバス停横に駐車場入り口の看板。

案内に従って集落に入り、少し登ると駐車場。

ポールは無いけで、竹の杖が常備されていました。
石段を登って、妙見社に到着。

下から見える屋根と形が違います。
山の木々の間から上だけ見えていたのは、拝殿の奥の神様のお住まいの屋根でした。
石段を下り、県道376方面へ出ます。

折角なのでここまで来たのですから高見山へ。

自然活用村の看板がありますが、チョコレートは下山後のお楽しみ。
幸谷峠まで登ります。

峠にある分岐で曲がり山頂へ。
高見山も何度か来ましたが、メインルートを歩くのは初めてかも?

山頂の電波塔が近くに見えます。
道路脇の尾道方面が見える展望場所。

ここが“島”と言う感じがしません。
山頂到着。

因島大橋は眼下に見えます。

晴れていれば、展望台からの眺めは写真のようなのでしょうが、薄曇りの天気で、手前の島しか見えません。



四国まで見渡せる好天とか、雲海には当たったことがありません。
瀬戸のうたみちに下るのですが、遊歩道がもう一本あります。

入り口が判らずうろうろしていたら、看板の直ぐ後ろが入り口でした。

木の葉が落ち、草も冬枯れしているので、虫の心配も無く、整備された遊歩道は快適です。
ただ、この辺り特有の砂(岩が砕けたやつ)の道なので、スリップには注意。

アップダウンを繰り返し、山頂から直下する瀬戸のうたみちにぶつかります。
先ほど歩いてきた、妙見社を読んだ歌がありました。

ここからは、それなりに急な下り一辺倒の道。

登って来るには一汗かきそうです。
山腹を走る車道に出てしばらく歩くと、次の目的地、立花自然活用村の建物が見えてきます。

ここの2階が“USHIO CHOCOLATL”。



試食して、年末のお土産に2枚購入。
1階は資料館になっていました。
向島には木曽義仲の子孫が移り住んだとかで、私の出身の長野県とも繋がりがあるようで、新たな発見でした。

来た道を戻れば観音崎の近くに出られたはずですが、地図上の現在位置を見間違い、車道を進んでしまい、農道らしきをショートカットしましたが、結局県道376に出されました。
集落の中を抜け、厳島神社です。

今日最後の目的地、観音崎が見えます。
県道377を右に折れて岬へ。

港の先に防波堤と繋がった小さな島があり、お寺がありました。
ここも、「歩いて行ける島」のひとつでしょうか?

お堂は、金剛福寺とありました。
岬に入る山道を進むと行き止まり。

引き返して、小さなパン屋さん“スリール”に寄りました。

2階がイートインになっていると言うので、海を眺めながらの遅い昼食。

値段も手ごろで美味しかったです。
家に帰って地図を見直すと、観音崎はスリールの手前辺りから反対側に回り込むようでした。
ここは再挑戦です。
今日の歩数:16,000歩