観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カワウの黒い大群

2019-12-04 18:38:07 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間11時40分 潮位186cm

今日の干潮時間18時00分 潮位125cm

 

今日も午後になるにつれて冷たく強い風が吹き、寒い日となりました。 

これから寒くて乾燥した時期に増える火災に備えるため、今日は稲永ビジターセンターと合同で消防訓練を行いました。

消火器の位置などを確認した後、避難訓練、そして最後に水消火器を使った消火器の使い方の訓練を行いました。

ただ、まずは消火器を使う機会が訪れないよう、気を付けていきたいと思います。 

 

今日は潮が悪く、庄内川河口の干潟は出ましたが、干潮時間になってもあまり広がりませんでした。

今日は302羽のハマシギをカウントしました。潮が悪かったことも影響しているのでしょうか、ハマシギの飛来数はあまり増えませんでした。

しかし、ここ連日、カワウはとにかくたくさん見ることができます(藤前干潟にいない時間帯もあります)。

今日も数千羽のカワウが飛来して、 庄内川や新川で魚を捕っていました。

今日は風が強くて、小鳥たちの姿をみつけるのが難しかったですが、 ナンキンハゼの先端にカワラヒワをみつけました。

ナンキンハゼの白い実はすでに多くが食べられているようですね。

稲永公園では、この他、ジョウビタキ、シロハラ、キジバト、スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ハイタカなどを観察することができました。 

 

また、今日は藤前干潟ふれあい事業主催のイベント「谷口高司さんと遊ぶ2日間」をご案内をします。

12月21日(土)・22日(日)に、野鳥図鑑画家の谷口高司さんによる「タマゴ式鳥絵塾」が開催されます。

場所は、21日はエコパルなごや、22日は庄内緑地グリーンプラザです(藤前干潟ではないのでご注意ください)。

21日の午後からは「サギサギサミット「愛知はサギ天国?サギに親しむ2時間」」がエコパルなごやで開催されます。

サギサギサミットでは、愛知県のサギ調査を熱心に行っている日本野鳥の会愛知県支部の方からサギのお話しを聴いたり、谷口さんからサギのミニデッサンを教えてもらえます。

忙しい年末ではありますが、ぜひご参加ください。

開催時間、申込み方法などの詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業・名古屋市HP)をご覧ください。

 

 

【 工事のお知らせ 】

堤防の耐震工事のため、先日より庄内川左岸の0.2~0.8kmの間の堤防下の平場が立ち入り禁止となっています。

堤防上の歩道は今までどおり歩くことができるそうです。

また、工事が始まると0.2kmより下流の平場を工事車両が走ることがあるようです。

庄内川左岸での野鳥観察の際などにはお気を付けください。

ヨシ原や野鳥への工事の影響が最小限であるようにとも願っています。

11月30日撮影↓。

 

明日の満潮時間12時52分 潮位184cm

明日の干潮時間19時34分 潮位113cm

コメント
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