観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ハマシギが1,000羽を超えました。

2018-01-05 20:33:38 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 8時33分 潮位238cm
今日の干潮時間14時16分 潮位 85cm

 

今日はどんより曇り空の一日でしたが、風はなく、キーンとした寒さは感じませんでした。

お天気が悪かったからか、バードウォッチャーの方は昨日より少なかったですが、ツクシガモを観察しにみえた方などが来館されました。

そのツクシガモですが、昨日は2羽しか確認できませんでしたが、今日は3羽に戻っていました。

しかし、今日は昼間は、導流堤の脇の干潟にずっとおり、護岸近くの干潟にはやってきてくれませんでした。

 

今日もお昼過ぎに、干潟が大きく広がりました。

今日は、約1,000羽のハマシギをカウントでき、干潟一面にシギ・チドリが散らばって餌を探してる光景を見ることができ、来館者の方が喜んでみえました。

また、ハジロコチドリも観察できました↓。(ハジロコチドリの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

こちらは干潟で餌を探すダイゼン↓。

しかし、チュウヒ↓やハヤブサが立て続けに現れ、カモやシギ・チドリが飛び回っていました。

(↑のチュウヒの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

 

今日観察できたシギ・チドリは、ハジロコチドリ2、シロチドリ51、ダイゼン78、ハマシギ1,001、イソシギ2、ダイシャクシギ5 でした。

 

また、護岸近くでは、ズグロカモメの狩りの様子を頻繁に観察できました。

干潟の上を飛びながら獲物を探すズグロカモメ↓。この個体は若い個体です。

カニ(今回は恐らくタカノケフサイソガニもしくはケフサイソガニ)を捕まえて、丸飲みではなく、足をはずしたりしながら少しずつ食べていました。

すぐそばでは、ユリカモメ↓が干潟を歩きながら、餌を探していました。

 

さらに、薄暗くなってきた夕方4時過ぎには野鳥観察館前に水たまりに小鳥たちが久しぶりにたくさんやってきました。

メジロとシジュウカラは水浴びをしていきました↓。

この他、ヤマガラ、ウグイス、ヒヨドリが水たまりにやってきました。また、稲永公園内ではキクイタダキの姿も見かけました。

 

明日の満潮時間 9時13分 潮位227cm
明日の干潮時間14時59分 潮位 88cm

コメント
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