カンクロが行く

大阪 のみあるき

カンクロ酩酊記 田舎家食堂

2018年12月31日 | のみあるき(大阪)
★カンクロ酩酊記 田舎家食堂

扇町 田舎家食堂 (食堂) : 日本酒 : いか刺身 とん汁

天神橋筋商店街を歩く。昆布屋の前で立ちどまる。昆布の佃煮を買う。みおつくしと品名にある。正月に食う。
古本屋の前で立ちどまる。二冊買う。「どんなん?」一つは古典の和歌集。もう一つはノーベル賞作家の名作。
「読むん?」無駄にしとうない。確約はできん。なんせ枕元にようさん溜っとる。正月は飲むので多忙なんじゃ。

田舎家食堂。気分は刺身。たこかいかがあったら申し分ない。あるがな。燗する小鍋。たまらんほど味がある。

カンクロ酩酊記 丸一屋

2018年12月30日 | のみあるき(大阪)
★カンクロ酩酊記 丸一屋

京橋 丸一屋 (居酒屋) : 日本酒 : おでん(牛すじ・厚揚)

年末年始の酒の買い出しに連れていってもらう。缶詰のコーナーがある。缶詰めについては相当うるさい。
コンビーフの缶詰がある。値段をみる。あかん手がでん。コーンミートの缶詰がある。娘にも買うことにする。
こいつをやな!マヨネーズで食うたら酒のあてになるねん。それをおにぎりの具にしたら孫に大好評と聞く。

丸一屋。おでんにも新しいのんがでてきとる。時代に遅れる訳にはいかん。牛すじ。これでどや!「・・・」

カンクロ酩酊記 金時食堂

2018年12月29日 | のみあるき(その他)
★カンクロ酩酊記 金時食堂

元町 金時食堂 (食堂) : 日本酒 : メバル煮付

庭に柿の木がある。目に見えて柿の実が減ってきた。夜が明けると野鳥たちがそれを目当てにやってくる。
スズメが一番早い。冬のスズメのさえずりはよう表現できん。寺田寅彦の随筆から借りる。「キュル、キュル」
そんな鳴き声のように思う。スズメが好きである。無表情な顔立ち、地味な色彩の羽。喜怒哀楽を表す歌声。

金時食堂。いわしが好きである。この日のんは特別色艶がええ。「それにしたん?」さっき明石で食うてきた。

カンクロ酩酊記 高浜酒店

2018年12月28日 | のみあるき(その他)
★カンクロ酩酊記 高浜酒店

明石 高浜酒店 (立飲み) : 缶酎ハイ : チーズ

散歩から帰る。せわしない年の瀬を迎え部屋が不穏な空気に包まれとる。侵入者に荒らされてた。「泥棒?」
そうとしか思えん。貴重品を狙われた。ここで推理が始まる。被害はうるめ丸干。手の内知ったもんの犯行。
案外近くにおるかも知れん。「のら猫ちゃうん?」今日も窓の外を行ったり来たりしとる。まだ子猫である。

魚ん棚の商店街を歩く。この一年野菜とかを頂いた菜園の人にも土産の品を買う。高浜酒店へ。質素に飲む。

カンクロ酩酊記 三國酒店

2018年12月27日 | のみあるき(その他)
★カンクロ酩酊記 三國酒店

明石 三國酒店 (立飲み) : 焼酎 : いわし煮

明石の駅で降りる。駅正面のビルの二階に市民センターみたいなんがある。小学校児童の絵画展をやってる。
みて回る。子供の絵の素晴らしさについて読んだことがある。子供の絵の良さは純粋さにある。大人になる。
色んな雑念が入る。やがて平凡な人間ができる。児童の作文や俳句をみることもある。やはり同様に感ずる。

三國酒店。手前のケースからいわし煮付を取る。七味振ったろかと思う。「あかんがな」年寄りの雑念じゃ。