Reflections

時のかけらたち

2年ぶりのPaul McCartney ・・・ One on One

2017-04-28 22:06:52 | music



去年のことかと思ったら一昨年2015年だったのね。
また会いましょうとの最後の言葉でまた会いに行く。

昨日の朝だったか仕事の帰り道、家の近くの坂道を登っていくと
フレンチブルドックみたいなボストンテリアみたいな犬に
おばあさんが引きずられて散歩していました。
今日は花びらが散っているのかと思ったら、蝶々が落ちていくように飛んで
いました。

そんな日常からドームのPaul McCartneyのコンサートへ。
同年代のScott Walker(Noel Scott Engel)に比べて
対照的に商業的にも大衆性からも大成功を収めて、見事に
観客のニーズに答えているよね。音楽性も高いし。




4月27日、東京ドーム公演のセットリストは以下の通り。



01. A Hard Day’s Night
02. Junior’s Farm
03. Can’t Buy Me Love
04. Letting Go
05. Temporary Secretary
06. Let Me Roll It
07. I’ve Got a Feeling
08. My Valentine
09. 1985
10. Maybe I’m Amazed
11. We Can Work It Out
12. In Spite of All the Danger
13. You Won’t See Me
14. Love Me Do
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. Queenie Eye
19. New
20. The Fool on the Hill
21. Lady Madonna
22. FourFiveSeconds
23. Eleanor Rigby
24. I Wanna Be Your Man
25. Being for the Benefit of Mr. Kite!
26. Something
27. Ob-La-Di, Ob-La-Da
28. Band on the Run
29. Back In The U.S.S.R.
30. Let It Be
31. Live And Let Die
32. Hey Jude
encore
33. Yesterday
34. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
35. Hi, Hi, Hi
36. Birthday
37. Golden Slumbers
38. Carry That Weight
39. The End



1回目のコンサートの時にはそのタフさに本当に驚いたけど。今回はそこは経験していても
ノンストップの39曲にはプロというか普通の限界は超えているそのパワーに圧倒される。
楽器も次々と取り換えて。

サージェント・ペッパーズ 50周年ということで、Paulも50年たったなんて
信じられないと語る。Beatlesを初めて聴いたのが中学生の頃。私もそんなに年が経った
なんて信じられない。演奏はビートルズ結成前の曲から現代まで網羅していました。
走り続けている、決してレジェンドになっていないPaulがすごい。

Beatlesの曲はそれは懐かしくもあるけれど、もうスタンダードになっているので
親しみやすい曲という感じ。いっしょに自然に歌って、踊って、もう楽しく過ごそうという
雰囲気。one on one.




東京ドーム初日の日はコンサートの前にサウンド・チェックというリハーサルが
あって、それにも参加できる仕組みになっている。楽器だけでもたくさん取り換えるので
そういうことも必要かも。参加された方のホームページ甲虫楽団から写真を借りました。
リハの様子です。






ギタリスト2人、キーボード、そしてこのドラマーがすごい迫力。前回と変わらないかしらね。




東京ドームほぼ満席。そして土日のチケットはsold outという変わらない人気。
私としては同年代のRolling Stonesのコンサートに行っていないのが心残り。
あのころから優等生Beatles そして不良っぽいStonesだったけど今だに活躍している彼らは
すごい。今回のコンサートでもジミヘンにささげた曲もあったけど。もちろんJohnとGerogeにも。
ジム・モリソンとかジャニスとか若くて亡くなった人たちもたくさんいた時代だった。

それにしてもあのイギリスという島国からこんなに世界へポップ・ポップミュージックを
展開していったエネルギーのもとは何だったのだろうかと思う。若者のフラストレーションが
たまっていたから?

後はScottが1回でもコンサートをしてくれたらと夢のようなことを思っています。


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プーリアを楽しむ夕べ ・・・ evening of Puglia

2017-04-26 22:56:09 | dish
マンマ直伝!南イタリアのプーリア郷土料理レッスン~日本でプーリアを楽しむ夕べ

4月16日(日)17時〜21時

いろいろなことが入ってアップが遅くなりました。
元の職場の同僚がやっているイタリアワインのお店、Felicissimi でプーリア料理の講習会が
ありました。講師はイタリア在住の店主の知り合いの方でした。

Menu
[Antipasto] 前菜の盛り合わせ Antipasto misto(5種類)
[Primo Piatto] トマトソースのオレッキエッティ
[Secondo Piatto] 豚肉のトマト煮込みマルティーナフランカ風
[Dessert] プーリア伝統のアーモンド菓子&プーリアの食後酒、モスカート・ディ・トラー二

自家製フォカッチャ、プーリア直送スパークリングワイン、エスプレッソ、プーリアのお土産付き。

講師:内山 奈美 / Nami Uchiyama

栄養学を学んでいた大学時代、旅行でイタリアの魅力に取り付かれる。卒業後、商社でイタリアワインの
輸入販売促進を手がけ、各地の人気ワイナリーのオーナーと親交を結ぶ。フルタイムで働くのと並行して
イタリア語を学ぶ中、イタリア文化会館と(財)日伊協会より奨学金をいただき、ペルージャ外国人大学と
クルトゥーラ・イタリアーナ校で語学、ワイン、料理を学ぶ。
2008年、南イタリアのプーリア州マルティーナ・フランカへ移住。お客様ご自身のペースで思う存分に
楽しみ・体感し・考察を深める質、にこだわった旅をするための旅行会社「プーリアインカミング」運営。




皆で作ったプーリアの生パスタ、オレッキエッテ(耳)。こねるのが結構大変でした。
形はナイフで伸ばして作ります。




チーズと一緒に食べたりするようです。




アンティパストは店主のトドちゃんの手作りです。
オレンジのサラダがおいしかったです。








プーリアのロゼのスプマンテ。桜の季節に。
カジュアルなワインで手軽に楽しめるそうです。残念ながら日本には
入ってきていないとのとのこと。










オレッキエッテのトマトソース。もちもちしていておいしかったです。





生ハムやソーセージもたくさん。




おなじみのごぼうのきんぴら。オリーブオイルで炒めてドライトマト(オリーブオイルにつけて保管しておく)
とませ合わせます。




お肉は焼いてから、トマトの缶詰を入れて玉ねぎとワインだけで塩で味をつけるだけ、胡椒も入れないシンプルだけど
とてもおいしかった。プーリアでは大皿で出してワイワイ楽しむのが普通ということでした。
食材の豊かな海のきれいな地方です。昔は北イタリアが好きでしたが、今ではシチリアやアマルフィや
イル・ポスティーノの舞台になった島など南の海が見てみたいという感じです。






アーモンドプートルを使った、生地がおいしかったです。




小さなスパイダーマン登場。バイリンガルです。日本のおじいちゃんたちに会う時は日本語に切り替える
ことができるとのこと。





デザートワインがおいしかった。





その前に赤ワインをいただいたのだった。






内山さんのマルティーナ・フランカの暮らしが魅力的です。

Felicissimiでは来月から月に1回だけのイタリア語講座が始まります。
お店に入れば、イタリアの放送が入り、小さなイタリアに触れることができます。

内山さんに「海は燃えている」の話をしたら、貧しい国の方が人を助け、豊かな国がリジェクトしていると
話していました。あの映画を見るだけで医療費とかもすごくかかっていると思われます。
日本でも朝鮮半島に何かあった時、人が押し寄せてきて、難民となった人たちの医療費だけでも
すごくなるとどこかの番組で耳を通り過ぎました。

スパイダーマンになった息子さんも加わり、本当にファミリー・パーティになっていました。
親子で参加された娘さんの方は美術品の修復でイタリアに勉強に行くらしく南イタリアの話を聞いていました。
隣にいた方は四谷のおでん屋さんで、以前シチリアとプーリアを旅行されたと話していました。
私も行ってみたい組み合わせです。
時期をはっきり覚えていないのですが、確か7月の終わりにカトリックの行事があり、あと音楽祭を
やっていて、たくさん聞けるという話でした。
ヨーロッパは日本の梅雨頃行くと気持ちがいいと言われますよね。

帰ってからもボッチェリを聞いたりしていたので、イタリア週間でしたね。






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The Childhood of a Leader

2017-04-25 23:56:30 | movie
今日は7日間しかやっていないScott Walker が音楽を担当した映画
Childhood of Leader を仕事の後で見に行きました。







地元の映画館にはいかにも映画が好きそうな若い人からシニアまで結構人が来ていました。
この映画館は結婚する前だったと思うけどジョルジョ・ドンが海賊を踊るシーンがある映画を見に行ったことがあります。
そうそう「愛と悲しみのボレロ」という映画だったと思う。舞台を見てから映画も見たくなって行ったのですが、
ボレロは生で何回も見ました。最後の舞台は池袋の芸術劇場でニジンスキーを踊ったのを確か織の仲間と一緒に見に
行ったかと。モーリス・ベジャールも亡くなり、今ではそのころ若手だったジル・ロマンが芸術監督に
なっているようなことを聞いたことがあります。

日本題でなんとシークレット・オブ・モンスターというこの映画はまぁこれから期待される監督の映画ということ
でしょうか・・ちょっとねみたいな、まあそれほどでもない映画でした。Scottの曲に画像がついているようなものです。
曲はとにかくscaredかと思って構えていましたが、それほどでもなかったけど迫力はありました。
ショスタコーヴィッチのようでしたが、何とも言えない不協和音がジャズっぽいのと批評もあり。曲の方が俳優より
主張していたみたいでした。

ムッソリーニの子供時代のエピソードがパズルのようにはめ込まれていて、淡々と進む話に曲だけが危機感を煽り、
画像と離れているようで、映像の思いを表している。
孤独に育った子供の話だけど、Scott自身も両親が早く離婚して、そういう孤独さはあったかもしれないなんて
関係ないことを終わってから思ったり。

人間は聖書の時代から愚かなこと(戦争)ばかりしているというせりふがあったけど
ボブ・ディランの歌でも歌いたくなってしまう。そういえばScottがイギリスに渡った理由はベトナム戦争逃れという
話を読んだことがあった。イギリスに行ってからも徴兵の追及があったけれどマネージャーがいろいろ手を尽くしたようなことが
海外の記事に載っていた。

5月にはチェット・ベイカーをイーサン・ホークが演じる「ブルーに生まれついて」も上映される。
歩いて行ける映画館は気楽に行くことができるので時間を作って行ってみたいところ。



This is a director's showcase and Corbet, with the support of a superb tech team
(especially composer Scott Walker) impresses and fascinates.
Gary Goldstein/Los Angeles Times





予告編が一番面白いと言われていますが、あとからじわっとくるいろいろ勝手に考えることが
できる面白い映画ではありました。

ScottはWalkersで日本に来た20代の頃、クロサワに会いたいと話していましたが、
ほんとうに映画が好きで、ベルイマンやタルコフスキーをよく見ていて、特にブレッソンが
好きと後から知りました。クロサワなんてかっこつけているだけかと思っていたけど
ほんとうだったんだ。特にヨーロッパの映画が好きなんてやっぱりアメリカ人で珍しかったかも。
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春の香り ・・・ scent of spring

2017-04-24 23:59:23 | seasons
日曜日はルーチンでだいたい遠いスーパーまで買い物に行って
配達をしてもらう。帰ってすぐヨガ。戻ってから2時近くの昼食を取ることが
ほとんど。昨日はそのあとで季節が変わってきたので着るものがなくて
慌てて少し出しておいた。着物もたくさん出ていて整理されていないので
確認したりしていた。

それで今日は銀座の呉服店のきものクリニックが最終日だったので急遽予約を入れて、
仕事の後、ヨガからいったん帰ってから夕方銀座まで出かけてきた。祖母の紫色の
鮫小紋の裄と身幅を出してもらい、お気に入りのいただいためくら縞の小紋の相談をした。
前回着た時に家のドアノブに袖を引っかけてしまい、ビーィッと裂けてしまった。
糸がほつれただけだったようだけど見ただけではよくわからなくて、自分で縫うのは
ちょっと難しそうだった。そこを縫ってもらうのなら、裄も出して、一度丸洗いしたけれど
八掛も胴裏も汚れが取れていなくて変色しているので、洗い張りして全部取り替えてもらうことに
した。結局お気に入りの着物は手入れしないと着続けるのは難しくなってくる。
気に入った着物は大切にして残り少なくなってきた人生だけど長く着られるようにしたい。

着物を整理してみたら、買ったのも忘れたようなものもあって、これからはあるものを
着るだけでも着きれないかも。薄いピンクの無地の紬も欲しいと思っていたけれど
無地はベージュだけど近いのがあるのでいいかと。それより普段に着れるような
小さな格子柄がいつか欲しいかな。

上野に行った時に帰りに休憩したみはしで隣に若い人が二人和装で来て座っていたけれど
池田のようにレトロな雰囲気で、和服の柄に合った垂れ下がる藤のイアリングをしていたけれど
着物に合ってとても素敵でした。イアリングはなかなか難しいけれど初めて素敵と思いました。
私には無理な雰囲気ですけれど。二人とも上にも着ていてきちんとしていました。
最近は崩した人も多いけれど、やっぱりきちんと着るのが好きかな。

コンサートに行った時に、友人が山梨から掘ってきた筍を湯がいて持ってきてくれました。
それで、今シーズン2回目のたけのこご飯とやっと木の芽和えを作りました。
木の芽和えを作った時に山椒の葉がとてもよく香り、これが春の香りだったなと思い出しました。
ふきも買ってあったので筍と炊き合わせにしたり、ふきのちょっと苦い感じも春の味。
春は何か料理を作るのも楽しくなります。



今日は娘がオフだったけど友達と食事ということで、おひとり様の夕食でした。
銀座で何か買ってこようかとも思ったけれど家にふきや筍もあるし
地元のスーパーでお刺身が安くなっていたのでそれを加えて和食としました。
ソラマメも春のものですね。







昨日はたけのこご飯と木の芽和え







初めて筍を買った時は、たけのこご飯と深山和え




えのきやきゅうり、塩焼きしたささみ、木耳を大根おろしで和えます。
娘が大好きな小鉢。




青柳があったので、ぬたを作った時もありました。
これは祖母の味ですかね。

春は野菜や貝が出てきて、おいしい季節です。
旬のものを食べるとエネルギーをもらえると言われています。
筍には特にそれを感じます。



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和服で上野の森美術館ギャラリーまで ・・・ to The Ueno Royal Museum

2017-04-22 23:55:05 | a day in the life
着付けでご一緒した方がポーセリン・レースドールの教室を主宰されていて
その展覧会が上野の森美術館のギャラリーで行われていたので、今日は
着物を着て出かけることにしました。時間があれば国立博物館の茶の湯展も
行こうかと。

久々の和服はなかなかうまく着れなくて、大変でした。
帯はどうもうまくいかなくて、1回は完全にやり直し。和服もどうも
長すぎたり、どっちの脇に合わせるのかハテ?みたいな感じ。
今まで何習ってきたのかとがっかりしてしまいます。
なんとか上物なしでも着ていけそうになってやっとのことで出かけて行きました。
最初に着ようと思っていたのが単衣だったので、予定も変更。





上野駅から公園口を出ただけで、すごい人なので、この時点で国立博物館の方は
あきらめました。近くの上野の森美術館だけに。



生徒さんの中に先生の彼女の作品が入っています。
レースや布地を粘土で作った形に張り付けて、型を取って、流し込んで焼くという大変な作業です。



いつだったかお孫さんを作くられたとお話されていました。
















バレエ・リュス展のコスチュームを思い出しました。

昨日コンサートから家に帰るとケネス・ブラナーのシンデレラをやっていて、途中から見てしまいましたが、
素敵なドレスでこういうのって女の子の夢ですね。



雨具も持って出たのですが、夕方から雨。 今回は茶の湯展をあきらめて正解でした。

それにしても着付けは難しい。前結びが最後にうまく回らなくて背中心が斜めにずれたり・・
レースドールの受付スタッフの中に着付けをしている生徒さんがいたので教えてもらいました。
どうして半襟が均等に出ないのか・・体も左右対称でないけれど、持って行き方も対称になっていないのだわ。
腰ひもも緩んでいたので帯の下から出してしめなおしてもらいました。
どうも締め方がまだゆるゆるなのよね。仮紐も緩くて帯とかも下にさがって何度も家でもやり直し。
まだまだです。

家に帰ってから着ていくはずだった着物を練習に着てみました。





紀尾井アートギャラリーにおいてあった、昭和の帯。
明治のきものもあったけど見たことがない素敵なブルーだった。
池田でコーディネートしそうな・・
シルバーがかっているのでどんな着物と合うのかちょっと難しそうだったけど
一目で気に入ってしまった。リサイクルならまだ手が出せそう。



半襟があまり出ていなかったので襟を縦長にしたら、線が上下で合わなくなってしまった。
裾を決める時にもっと巻き込んでもいいのよね。自分のサイズに作ってもらった着物はなんだか
大きすぎて着づらい。

帯締めも赤にしたらどうも浮きすぎて、またいつもの帯締めに。
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ファビオ・ルイージを聴ける幸せ ・・・Felice per ascoltare musica di Fabio Luisi 

2017-04-21 23:55:43 | music


N響 第1859回 定期公演 Cプログラム

2017年4月21日(金)NHKホール

指揮:ファビオ・ルイージ
ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
ブラームス/交響曲 第4番 ホ短調 作品98

初めてファビオ・ルイージを聴いたのは2009年の都民劇場での
衝撃的なコンサートでした。指揮者でこれほどの感動は何十年ぶりという
感じでした。
ブログで調べてみたら最初に聴いたのもブラームスの4番でした。リヒャルト・シュトラウスも
すごく印象に残っています。最初の印象は色彩的。
2010年父が亡くなった時に聴いたサントリーホールでの忘れられないブラームス1,2番。
2011年にはメトの特別コンサートが同じくサントリーホールであり、ネトレプコとか指揮のジェームス・レヴァイン
とか降板する中でこういう時だからこそ行きたいと代役で来てくれた、多くのコンサートがキャンセル続きだった年の
感動的なコンサートでした。
2014年 友人のN響でチケットを取ってもらったカルミナ・ブラーナ。夏にはその友人と一緒に松本のサイトウキネンで見た
フォルスタッフの舞台。地方まで行ってコンサートに行ったのは初めてで楽しい思い出です。

ファビオ・ルイージはヒラリー・ハーンと同じように何か再びクラシック音楽の素晴らしさに
目を覚まさせられるようなそんな出会いでした。

今回もN響だったので、友人にお願いして近くの席を取ってもらいました。会計事務所をやっている友人も
忙しい中時間を作って来て、生の音楽で気持ちが晴れていく様だったと話していました。

私も最近コンサートでは寝てしまったりすることもあったのですが、今回は覚醒していました。
この天才がつむぎだす音楽を逃すまいといった感じ。
ベートーヴェンのピアノ・コンチェルトは永遠の時間の中にいるようで、もう終わらないのかと思ったくらい。
イタリアの若手の女性ピアニストが新鮮でした。
人間ってなんて素晴らしいんだろうと思いました。ちょっぴり夏の軽井沢で若い頃、当時晴山ホテルと言っていた
今ではプリンスが吸収してしまったホテルでのサマーコンサートを思い出しました。遠くからベートーヴェンの
ピアノ・コンチェルト2番が聞こえてきました。
いつも頭の中でいろいろな思いが渦巻いてしまうのですが、軽井沢の緑の空気を思い出しただけで
音楽そのものの中に没頭していました。
ブラームスは出だしから素晴らしく、ブラームス、ファビオ・ルイージ、N響のメンバーがひとつになって、
音楽を作り出していく。ファビオ・ルイージの指揮はメリハリがあって、そしてどこか現代的な
響きがある。ゆったりとしているところはもう終わらないのではないかと思うくらい。
4番は大作でどの楽章もクライマックスのような感じもする。でもこんなに心に響く2楽章は初めて。
涙が目の周りに溜まってしまいました。

ヨーヨー・マの文化は滅びないという言葉を思い出していました。
人間の素晴らしさと今ここにいる幸せを感じた一夜でした。





原宿からNHKホールに向かう途中の夕陽
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兼六園菊桜の下で ・・・ under Kenrokuen-kikusakura

2017-04-20 23:56:56 | seasons
御衣黄や鬱黄だけでなく、兼六園菊桜が見ごろを迎えていたのは
嬉しいことでした。
17日の花降る公園での続きです。



花の下につくとたまたま居合わせた老婦人二人が
この花を見るのが楽しみで来ましたと話していました。
毎年楽しみにしてるのね。 私も。
この可憐な花の下でかつて可憐だった人たちが
永遠の夢を見る。














*


























































琴平




残念ながら白妙はもう終わっていました。







ボケももう花が残っていません。








母と子の森ではイチリンソウが咲いていました。













帰り道の高校の前で








いつの間にか桜も次々と終わって行き、花に溢れる春となっていました。
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桜シーズンの最後に見る黄色い桜 ・・・yellow sakura in ending of sakura season

2017-04-19 23:29:07 | seasons
御衣黄や鬱黄が見たくて、そして兼六園菊桜が咲いていればラッキーと思いながら
雨も降りそうにないので寄った新宿御苑でした。最近は梅護寺数珠掛桜のシーズンに合っていない
けれど、もしかして17日には咲いていたかもしれない。









花を見ながらお弁当を食べて・・・




この道の先にもたくさん咲いていそう・・









普賢象満開。一葉とよく似ているけれど、淡く紅を含んだ白い花から、雌しべが2本出ている。
これを普賢菩薩の乗り物である、長い牙を持つ白い象に見立てて、「普賢象」という名前がついたという。












園内は染井吉野から八重桜のシーズンに。
ピンクの八重桜の中に御衣黄がきれいに咲いていた。



















コゲラが飛んできて木に止まり、ドラミングを始めた。 





池のほとりのタムケヤマモミジも春の命を育んでいた。





















御苑全体が桜に包まれる。緑も日に日に濃くなってきて花が際立ってくる。

























下の池の近くの鬱黄。これに白い桜、白妙を見ることができれば最高なのだけど。

















April 17   2017   Shinjuku Gyoen National Garden


しみじみとScott Walker のLight of Lights Of Cincinnati  を聴きながら。
どうして人前で歌わないのか、とても残念。封印してしまったアルバム。
直接人の心に届ける幸せがあるのに。当初の集団ヒステリーのファンがもたらしたものなのか。



そして現代の前衛曲は気に入らない人もいることを残念に思っている彼。
協和音と不協和音のぎりぎりのせめぎ合いで、サウンドの極限までの追及を
続けている。

今週末から近くの映画館で賛否両論の映画 The Childhood of a Leader  が始まる。
音楽が強烈との批評を見た。現在の作曲家としてのScottの作品。彼自身は自分のことを
composer ではなくて singer song writer と言っているけれど。



日本でのタイトルがなんとシークレット オブ モンスター
再びJ.P.サルトルと出会う Scott Walker。




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花霞 ・・・ hazy blossoms

2017-04-18 23:42:46 | wonderland
今シーズン最後の桜を感じたくて、新宿御苑まで。
目や心に焼き付けたくて、写真はそれをhelpしてくれるだけ。
シャッターが降りにくくなり、なかなか撮れないので目で見ることを
楽しむ。(そろそろ買い換えたいところ)









































































染井吉野、八重紅枝垂れ
鬱黄(ウコン)、御衣黄(ギョイコウ)
一葉(イチヨウ)、普賢象(フゲンゾウ)、関山(カンザン)、福禄寿(フクロクジュ)
兼六園菊桜
白妙、琴平、犬桜


April 17  2017  Shinjuku Gyoen National Garden
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記憶のラビリンスに迷い込む ・・・  getting into labyrinth in memory

2017-04-17 23:59:44 | memories
ナタリー・デセイのコンサートから帰って、なんだか急にしばらくぶりで
胸が苦しくなって、体を休めました。4月はコンサートや展覧会が重なってしまい
ちょっとセーブしないといけないのですが、用心しながら無理しないで過ごしていかないと。
その翌日は休暇を取ってもう終わってしまうヨーヨー・マのドキュメンタリーを見て
家で型染めの図案最終を写して、翌日は型染めの工房へ。土曜日はヨガの後で星岡の日本料理。
日曜はさすがヨガは止めて、食品の買い出しの後は夕方からFelicissimiでプーリア料理の講習会。
プーリアから一時帰国している内山さんの家庭料理とプーリアの紹介です。日本では手に入りにくい
カジュアルなプーリアのスプマンテやワイン、デザートワインやアーモンドのお菓子などで
とてもいい気分になって、帰ってからすぐ寝てしまいました。
昨日の午後新宿御苑に寄ってからFelicissimiに行こうかと思ったけれど、家のなかのことを
あれこれしてから時間ぎりぎりで出かけました。その代り今日なんとか雨も降らなかったので仕事の後で
お弁当を買って、新宿御苑の最後の桜を見に行きました。混み具合もそれほどでなく
目に焼き付くような春の風景でした。





今日は15日の星岡に行った時に通った以前住んでいた場所をさまよったことを中心に。
中央線の阿佐ヶ谷と西武新宿線の鷺宮からもアプローチできる場所に星岡はあります。
ヨガの後だったので、西武新宿線を使って初めて行ってみました。

数年前に娘とも行ってみた場所ですが、住んでいた賃貸マンションはちょっと高級感ある
低層の分譲マンションになっていて、運転のペーパードライバー講習で出入りした
駐車場はたくさんの建売住宅になっていて、近くにあった広場は住宅公団の
ちょっと高めの集合住宅が建ったけれど、その近くにまたマンションか何かの工事が
進められていました。少し広々していたところがなんだかごちゃごちゃして
息詰まる感じ。







帰りもその近辺を歩いてみました。突然最初に鷺宮で住んでいたマンションが目の前に
現れました。場所もなんだかはっきりと覚えていなかったのね。もう1本向こうの道かと
思っていたので、いきなりの出現に驚ろきました。3階建ての3階に住んでいた。主人が会社を突然辞めて、
家を手放す運命に。より保育園に近い賃貸のマンションに引っ越したのだけど、
主人もついてきました。ベビーカーで保育園に通った日々。主人の精神的にも不安定な日々が
よみがえってきて、ちょっと苦しくなりました。



この神社の前に耳鼻科があって、保育園の帰りに良く通った。
聖路加の小児科で担当の細谷亮太先生がとてもおもしろい先生だったのだけど
医師としても名医で鼻が詰まりやすいこういう子どもは中耳炎になりやすいので
見てもらいなさい言われて耳鼻科に行って、中耳炎がわかりその後もずっと
鼻と耳のことで通ったところ。病院は無くなって空き地になっていた。
そのころ通った病院はどこも年取った女医さんばかりでした。

その隣にお寺があったのだけれど節分とかに子どもと行ったりしたところです。
お正月に境内を散歩したり・・






今の家の近くの野球場そばの桜。

時空を超えた散歩をしてぐったり疲れました。







ヨーヨー・マのシルクロードアンサンブルを聴いていたら、ボーカルに何か聞き覚えがあり
アントニオ・ガディスを見に行った時の音楽を連想したり、アンドレア・ボッチェリと
デュエットしたファドのミュージシャンかと思い、久々にボッチェリのCDを聴いてみた。

ボッチェリは仕事で苦しかったときに朝5時に起きて毎朝仕事に行く前に聴いていた曲。
半年くらい聞き続けたか・・あまり聞きすぎて聴きたくなくなったくらい。
久しぶりに聴いたらとてもよかった。なぜかイタリアの街の石畳を感じる。




Con Te Partirò


いきなり同僚がアメリカに短期留学したので、担当替えで国際会議を担当になり、
とても苦しい時期だった。
国際会議は2~3年準備をしてから開催となるけれど、開催半年くらい前で
原稿が飛び交いもう直前の感じ。セッションの構成やプログラムの作成などから
当日の配置などハードルの高い事務が続いて、おまけに科研費まで取っていたので
経理手続きも大変だった。

娘が書けるようになった字で、七夕の短冊に「お母さんのお仕事がうまくいきますように」
と書いてくれ泣けた。

他にもナショプロが取れてしまった研究費の5年に亘るプロジェクトも最も大変だった仕事の
ひとつ。特に科技庁による(のちは文科省)による監査が今まで経験したことのない
厳しさで本当にびっくり。組織としての妥当性も問われるので、監査前は特に大変で
なかなか家に帰れなくて、家に電話をしても子供の泣き声しか聞こえなくて
せつない時もあった。
研究者として一緒に科技庁と戦った企業の研究者も忘れ難い人で、その後癌になって
一時学会で復帰して拍手で迎えられたけれど転移して亡くなられた。自分が癌だなんて
信じられないと言っていたけれど。そのころ奥さまが司法試験を目指していて
子どもの当番で家から同じく子供のことで家にいた私と電話でのやり取りもしたことがあった。
亡くなられてから学会で論文賞を取られて、司法試験をパスした奥様とお嬢さんに
早大理工学部キャンパスでの授賞式でお会いした。

思い出深い育児休業後の仕事です。



アンドレア・ボッチェリにはCon Te Partirò のほかにも勇気づけられた曲がたくさんあります。




Andrea Bocelli, Céline Dion - The Prayer




Andrea Bocelli - Cantico




Andrea Bocelli & Gerardina Trovato - Vivere




Andrea Bocelli: O mare e tu

ファドのDulce Pontes とのデュエット。 ヨーヨー・マのドキュメンタリーでなぜか
Dulce Pontesを思い出しました。スペインやポルトガルの心から振り絞るような歌声。
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