汐留の大きな貨物駅跡地にできたシオサイトの高層ビルにはじめて上った。
都心と湾岸サイドがよく見えた。
北隣りのビルが邪魔だけど、皇居、大手町方面。
目の下の築地市場がとても広い。
左から隅田川が。
その向こうが、月島、晴海の埋め立て地。
一番奥に有明・お台場の臨海エリアが広がっているのが見える。
江戸、東京と、埋め立てで土地が広がっていった様子がよく分かる。
南に浜離宮公園。先の方がお台場。
2020年の東京オリンピックまでには、この湾岸エリアに、競技場がたくさんできるんだろう。
7年後なら、何とか元気にしていて、変貌の様子を見ることができるかな。
汐留から上野のnichi-sanのコンサートに回った。
路地からスカイツリーが大きく見えるのにびっくりして1枚。
megumi-cyanが神話の世界が残る雲伯国境、奥出雲の山中に分け入って撮り続けた写真が、カレンダーになった。
以前もらった写真集にあった日本古来の製鉄法によって玉鋼を作る過程の写真と玉鋼を用いた日本刀つくりの写真などが載せられている。
厳冬期を含め、何年もタタラの聖地に詰めたということだったと思う。
おとなしかった幼稚園のころのmegumi-cyanからは想像もつかない。
鉄作りの守り神の神社
司馬遼太郎の「街道をゆくシリーズ」の「砂鉄のみち」の中に、古代、朝鮮半島から製鉄技術を持った集団が出雲に渡来し斐伊川の砂鉄を使って玉鋼を作った歴史と、スサノオもそうした製鉄集団とともにやってきたという話が記されている。
先日、邪馬台国の所在地やらについて、遺跡発掘・古代遺物の発見もからんで諸説紛々の状況をのぞいてみたけど、スサノオとヤマタノオロチについても諸説あるみたいで、島根県では「対決!オロチは鉄か、斐伊川か」なんていうシンポジウムが開かれている。
邪馬台国論争と同様、深入りは避けた方がよさそうだ。