栗まんじゅう。 長野のお土産。
上杉の家紋が載っているんで、長野が上杉謙信の方に肩入れしたのかと思ったけど、よく見たら、武田の菱紋も横に載ってた。
峠の釜めしのおぎのやの店が篠ノ井にあって、そこの品。だから、川中島くり合戦。
おぎのやの釜めしは、久しく食べていない。
昔は、信越線横川駅に着くと大勢が列車から飛び出して、売り子の回りを囲むようにして釜めしとお茶を買い込んだものだ。
機関車を増結するからしばらく時間があった。
発車するときには、売り子の方が並んでお辞儀をして送ってくれた。
長野新幹線ができて、信越本線の横川・軽井沢間がなくなるとき、鉄チャンのK-kunに連れられて、お別れツアーに行ってきた。
横川から碓氷峠まで歩いて難所の峠越えのためのトンネルや山あいをつなぐ陸橋を見た後、 ブルーの機関車を増結した列車に乗って最後の峠越えをやた。
横川駅前のおぎのや本店にも寄って、釜めしを食べたけど、やっぱり駅で買って電車の中で食べるのが相応しく、テーブルに座って食べるものではないと思った。
これも栗のお菓子。
こっちは秋田のお土産。
もろこしって言うと、ポコポコしていて、食べると上あごに引っ付くようで、今ひとつ好きになれないんだけど、これは、生あんと書いてある通り、しっとりとして美味しい。
車での碓氷峠越えも懐かしい。
国道18号(昔の中山道)だ。
今や軽井沢あたりに行くには上信越自動車道だろう。 その前が国道18号の碓氷バイパス。
その前は、今では旧道と呼ばれている国道18号の山道。勾配がきつく、急な曲がりが続いた。
曲がりが200近くあったらしい。峠道としては、一番きつい道だったように思う。
以前タクシーの運ちゃんと、碓氷峠、籠坂峠、いろは坂など、山道の話しで盛り上がったことがある。 碓氷峠や籠坂峠の旧道なんて、今やよっぽど物好きでなければ、走る人はいないんでないかな。