図は、飛騨支部HPより転記で、支部長先生にY月君が教えて頂いた途中図。
先手:Y月君・後手:支部長先生。
斜め棒銀+左美濃のフォーメーションは、Y月君が自分で考え工夫している形で、以前から比べれば数段良くなっている。
後手の美濃囲いと同じお城の守備力で、相手の形から自分の形を選んで行く事が出来るようになりました。
一見、あたり前の様ですが、これを身体で覚えるまでが実は大変で、意味を理解して組めれば初段は充分あるレベルまで辿り着いた様です。
この局面を、Hageyubi先生(激指)に分析してもらうと、6段+++の棋力判定で640ポイントで先手有利。
角落ちのポイント差が、740であるから、そこそこ有利になっている。
将棋の平均手数を120手とした場合、自分が指す手が60手で、序盤20手・中盤20手・終盤20手とすると、ここまで序盤の20手で互角以上で、まあまあ合格点。
ここから中盤の20手をクリア出来れば、終盤の20手は、自分の得意な世界が待っている事になる。
支部長先生との感想戦で、教えて頂いた事を振り返り、自分でHageyubi先生解析をして次の対局に臨めば、将棋の神様は必ず微笑んで下さる事でしょう。
△4五歩では△2二角と引くべきでした。
図でははっきりこちらが悪いですね。
Y月君にはこの変化を記憶しておいて欲しいですね。
故にギリギリまで高美濃に組まず、できれば△2七角~△5四角成としたい感じです。
居飛車陣の方が低くて、3三の飛車が角と交換で手に入れば良さそうですが…
▲8七玉型の方が個人的には好きなので(笑)。
ここから銀を引ければ先手良さそう?ですがY君は攻め急ぎそうな不安。
居玉+棒銀で、振り飛車+美濃囲いに向かって行ってた頃と比べて、数段進歩したものだと思い、転記させて頂きました。
飛騨支部での対局は、大人の人に混じって、少し緊張感ある雰囲気で指導して頂けますので、良い経験になると思います。
これからも、よろしくお願いします。
さすが、「ウッキーという将棋指しの怖さ」が判るコメントですね。
後手の振り飛車は、支部長先生がY月君の力が出る様に、組んで頂けた形なのでしょうね。
先手は、お説のとおり8七に王様が居る美濃囲いを会得すれば、理想的でしょうか。
まま、自分で考え創り上げる序盤ですので、ゆっくり見守りましょう。
▲5七銀と引いて、飛車角交換より桂馬と香車を馬でゲットして、不安定な後手の飛車を苛めながら、ジワジワと行った方が良いと思えるようになれば、しめたものですね。
ここら辺りが、今後のポイントになると思い、取り上げさせて頂きました。