△4五歩までの図。
今、見れば普通の対抗形だが、45年も前の将棋。
△6五歩までの図。
2二居る角は、3三⇒5一⇒3三⇒2二と移動。
6一に居る飛車は、4二⇒3二⇒3四⇒3一⇒6一と移動。
升田幸三 vs 大山康晴 1968-04-16 名人戦より。
△4六歩までの図。
▲1三香成に角を見捨て△4六歩が大山名人の一手、さすがに鋭い。
(升田九段は、当然▲同歩でした。)
この後、△9六歩~△9七歩・・・△8五桂を絡めて先手玉に殺到し、銀冠の小部屋に避難しながら寄せられたが、Hageyubi先生と感想戦してみると、終盤の途中までは、先手の升田九段が有利の評価値だった。
まっ、両雄の戦いだから当然と言えば当然か・・・・・・。
レベルは違うが、自力で銀冠からの攻略法を考えているN君は凄い。
このままのペースで取組めば、来年の今頃は追い抜かれる予感で、本人も背中を視界に捕らえたと思っているだろう。
ここまで書きながら、Hageyubi先生にコータ君の将棋を解析してもらった。
良く先手が健闘しているようだで、後手の手が難しい局面だけに5五に居る銀の左からのドリブル攻撃より5五に居る力を利用して▲3五歩とか▲2四歩とかミスしても、リスクが少ない攻めが良かった。
歩で、金銀の連結を乱してからシュート!
ということで、この局面から激指5段+と戦って勝つ練習をしてみましょう。
詰将棋と同じで、毎日少しの時間で良いからコツコツ勝てるまで。