昨日とは昨年末ですが、三冊の本を紹介しました。
『乱』と『マルクス「資本論」の視点で21世紀世界経済危機の深部を探る』、『終結期の安倍政権』のうち
はじめに読み出したのは『乱』です、
明治維新150年、歴史から敗退者として退いって行った幕府、その中にいた者たちの目から見た「新時代」、それを帯にはこう書かれています。
「倒幕派の視点から書かれた幕末維新史は多々あるが、幕府側から見たそれはこれまでほとんど書かれたことがない。諸外国からの外圧、薩長勢の内圧に堪えて新時代を模索した男たちの足取りが、本書によってついに蘇った。
綱淵歴史文学の最後にして最大の秀峰が、今ようやく雄渾な姿をあらわしたことを喜びたい 作家 中村彰彦」
文久三年九月二日(1863/10-14)、現在の神奈川県横浜市南区井戸ヶ谷下町(と書かれているが、ここですね)、
地図右側に「井土ケ谷事件の跡」とあります、
井土ケ谷事件についてのWikipediaは、wikipedia.井土ケ谷事件
『乱』は井土ケ谷事件から書き始められていますが、
明日も朝から神社への予定ですので寝ておかねばなりません、本の面白さなど明日以降に……。
はじめて聞く話しは、興味しんしん
でもいつもその背景の想像力は
相当の広い知識が無いと・・
せめてその背景を想像できる知識の
百分の一でも欲しいものです。
次の解説が楽しみです
表だって来るでしょうが、この小説を面白
いと思ったのは負け組を書いている、と言うからです。
当然のことながら勝組負組相まって歴史が
あるのですから、固定的に勝ち負け的見方
では歴史の面白さはないでしょう。
『乱』がその面白さを与えてくれるか、こ
れからのお楽しみです。