今回の番組視聴は、http://www.ustream.tv/recorded/108339700
今日のゲストの酒井さんは2回目、前回は2015年8月で2ヶ月前に事業所を開設したばかりでした。今回酒井さんの肩書き(就労継続支援B型事業所ウイング代表者)から就労継続支援事業を検索してみました。
このURLは、http://wingcolors.com/page8.html
この事業所は愛知県豊川市ですので、酒井さんの事業所と同じ名前ですが事業内容が同じかは分かりません。
文字の部分を拡大してみます、
【内容】の(2)は「工賃の支払い目標水準は、自ら設定します。地域の最低賃金の1/3の額を目安とし、かつ、前年度の実績額以上を目指すものとします。」と書かれているのです。また「月額3000円程度の水準」ともあり、これらには障害者が働き続けるために、この事業の役割の大切なことと同時に困難さも伝わってきます。
酒井さんの言われた農業と福祉を結びつける事業活動は、全国的に「農が持つ福祉力の活用」として取り組まれています。ネットには「障害者が地域農業の担い手」などと書かれていますが、酒井さんの事業所では農業とあわせ、住民のニーズに応え地域に出ての作業にも参加されているとのことです。
障害者が自分の可能性を見出し、社会人のひとりとして成長したいという夢、その夢を実現させるためのサポーターになることを自分の夢としてきた酒井さん。その夢の出発点を今回も話されていましたが、前回の私のブログには、
40年位前の高校生であったとき、障害者のスポーツ大会にボランティアとして参加してこの人たちがスポーツに取り組む姿勢に大きな感銘を受けます。そして障害者のためになる仕事をしたいという思いを抱くことになったのです。
とありました。
その夢に向おうとして子供さんに反対された時、子供さんをボランティアに参加させたら「お母さんの気持ち、よく分かった」と言われたそうです。自分が夢の実現に邁進するだけでなく周りの理解をどう広げていくか、障害者支援事業では特に大切な心得だとの教えです。
タイトルは「石の上にも三年」をもじったのですがまた一年後二年後、子供さんとも共有した夢が、地域にさらに広がった様子を聞かせてもらえると思います。
ありがとうございました。ふっー!