kaeruのつぶやき

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1970年代の鎌倉市長戦の歴史が示すこと。

2021-12-21 10:36:07 | せいじの政治カフェ
この投稿文は鎌倉の「腰越九条ニュース」の最近号に寄せられたもので、ニュースはメールに送られて来ました。この投稿文の写真「大内兵衛氏のポケット判小冊子」の脇に「昭和46年5月3日 鎌倉市長 正木千冬」とあります。

その正木市長が誕生した時(1970年8月)の写真がこれで、真ん中が正木さん右脇が大内兵衛さんで、この時神奈川県ではじめて革新市長が実現したのです。

「憲法を暮らしの中に」という小冊子は革新市政誕生の翌年に発行されたわけで、ここには市民の暮らしの中に憲法を生かす市政を、という正木市長とそれを生み出した市民運動の理念が込められていました。

正木さんを市長候補として公認し、選挙戦を戦った「鎌倉市民連合」はこの写真に記されているように「市民の良識を結集し、反共反動勢力に勝利」したのです。首長選挙での統一戦線の重要性は言うまでもなく、憲法を暮らしのなかで生かすためには日常的に地域で統一戦線運動が追求されなければならないでしょう。

正木市政は2期目も大差で勝利しましたが、3期目で敗れています。当時の政治情勢は今日とは大きく異なっていますが、統一戦線の重要性は一層増しています。今回の総選挙での「市民連合」の掲げた政策(6柱20項目)を、共闘に参加した政党が政策課題としてその実現に取り組むと併せ、「市民連合」自身の運動課題として日常的に追求し組織としても運動を担い発展させ得る力量を情勢は求めています。

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