密告社会の到来?! 「人権擁護法」が通るかも。
”国民や外国人から「秘密警察」に密告されると、逮捕”
「人権擁護法」が通るかもしれません (インドシナ浪人)
2012-08-20 22:57:10
日本もずいぶんものが言いにくい国になってきました。
これからは無口がいちばんかもしれません。
おしゃべりは結局自分の腹を他人に見せてしまいます。
ネット規制の恐れについて幾つか投稿がありましたが、
それとは別に「人権擁護法」というのが成立するらしいという話があります。
与党とその党類は執拗にそれを目指しています。
もしもこれが通れば、色々と面倒なことになりそうです。
放射能問題や反原発の運動にも影響を与えるでしょう。
「人権思想」などもともと碌なものではありませんが、
それが法に化けて社会を支配するようになれば、
反体制的な動きにとって大きな足枷となります。
政治家の悪口を言っていられるのも今のうちかもしれません。
「人権擁護委員会」とかいうのが活躍するそうです。
一種の秘密警察ですね。
国民や外国人が、他人の言葉尻をとらえて「秘密警察」に密告するのです。
どんな事柄でも「人権」に絡めて告げ口すればいいのだから簡単です。
密告されれば逮捕されるだけではすみません。
民事訴訟を起こされる。
発言者の言葉で傷ついた人(密告者)が「慰藉料」を求めて訴えるのです。
裁判官はそういう訴えを簡単に認めますから、大抵は原告勝訴となります。
その種の裁判が爆発的に増えるでしょう。
米国並みの訴訟社会になるかもしれません。
こういう社会が大多数の国民にとって不快なものであるとは限りません。
政府が自分以外の人々を抑圧するのを見るのは爽快かもしれないからです。
「言葉狩り」が好きな人たちは今でもいっぱいいますから、
密告はたいへんな盛況となるでしょう。
ここの書き込みを見てもわかるとおり、
多くの人は自分と異なる意見が大嫌いです。
気にいらない書き込みが載ると、すぐに咬みつく人たちがいるでしょう。
大衆は自分の発言についてだけ言論の自由を要求しますが、
異なった意見については何らかの言論弾圧があってしかるべきだと思っています。
密告社会の到来です。東ドイツにすこし似ている。
日本の言論界は大きく変わるにちがいありません。
野党にも「人権擁護法」の制定を望んでいる人たちがたくさんいます。
僕は外国にいるので「人権擁護法」の適用を受けませんが、
普段から書き込みには気をつけています。
政治的な主張は危ないので書きません。
政治運動については賛成も反対も言わない。
たとえ匿名でも、他人に自分の脳内を見せるのは気持ちが悪いからです。
もしこの法が通ったら、ネット上の書き込みも今よりはるかに危険なものとなるでしょう。
匿名で書き込んでも、間違いなく特定されます。
いよいよ息苦しい国になりそうです。