誰のための日本?【秘密保全法は、アメリカ政府の要請で提出】
誰のための日本か?
@OracleJpn 10月13日
【秘密保全法は、アメリカ政府の要請で提出】
日本の「秘密保全法」も、日米軍一体化を進めたい米国からの、
〈機密情報保護立法化〉要請が発端だ。
その後、07年に締結した、日米軍事情報包括保護協定を受け、
米国から改めて、軍事秘密保護法の早期整備要求がきた。
(堤未果)@mametaso5
【日米】アメリカ、特定秘密保護法案の閣議決定を「歓迎」
…「同盟では情報交換が重要」
「日本の機密保全は、米国の水準に達していない」
http://omoronews.doorblog.jp/archives/33643803.html
2013年10月31日16:55
米政府は日本政府が二十五日、特定秘密保護法案を閣議決定したことを歓迎している。米国は「同盟では情報交換が極めて重要だ」(ズムワルト国務副次官補)と強調。情報共有を推進する前提として日本に情報管理強化の法整備を年来、働きかけてきた。
今月三日の安全保障協議委員会(2プラス2)の共同声明では、情報保全の強化で「両国間の情報共有が質量双方の面でより幅広いものとなり続ける」と指摘した。
日米は二〇〇七年、「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)を締結。協定は機密情報に米国と「同等の保護」を求めた。漏えいに対する罰則を懲役十年以下とし、国家公務員法の懲役一年以下より格段に重くする特定秘密保護法案の内容も、米国内法にならった。
米側の要望の源流は〇〇年にさかのぼる。アーミテージ元国務副長官(共和党)、ナイ元国防次官補(民主党)ら超党派の報告書が機密保持の立法を日本に求めた。この報告書は日本に集団的自衛権の行使解禁を促しており、機密保護強化は日米防衛協力とセットになっていた。
その後、日米防衛協力は実態として進んできた。昨年夏に公表された第三次の報告書は「日本の現在の機密保全の法的枠組みは、米国の水準に達していない」と、より具体的な要望に踏み込んだ。
ソース(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013102602000136.html
許すな!秘密保護法案 理由も秘密のまま逮捕
裁判官や弁護士も処罰の対象に
05. 2013年11月02日 17:16:24 : a9JtdAU2RY
許すな!秘密保護法案 理由も秘密のまま逮捕
裁判官や弁護士も処罰の対象に
外交・軍事情報から原発施設関連まで広範な行政情報を「特定秘密」とし、国民を処罰する「秘密保護法案」。「何が秘密かも秘密」にする同法案のもとで、捜査や起訴といった刑事手続きや裁判はどうなるのか―。10月31日、国会内で行われた超党派・市民の勉強会で議論となりました。
-----------------------------------------------------------
◐http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-02/2013110201_01_1.jpg
(写真)秘密保護法案の問題点を考える、超党派の議員と市民の勉強会=10月31日、参院議員会館
法案は、「秘密」を漏らす行為(未遂や過失を含む)や探知する行為(管理侵害行為)を処罰する仕組み。それらの「共謀、教唆、扇動」も処罰の対象です。
しかし、「秘密」の中身は国民には知らされず、何が処罰の対象になるか国民にはわかりません。勉強会で、警察庁警備局警備企画課長の村田隆氏は、(1)告発がなされた場合(2)別件で捜査し書類などが発見された場合に「捜査を開始する」と説明。しかし、捜索令状や逮捕状に被疑事実が明記されるのかは明言しませんでした。犯罪とされた事実もわからないまま、捜査対象になったり、逮捕される場合もあるのです。
「認識」どう調べる
政府は「特定秘密であるという“認識”がない場合は処罰対象になりません」(村田氏)ともいい訳します。しかし、その“認識”をどう調べるのか。
日本共産党の仁比聡平参院議員が「どうやって誰がただすのか。拘束して自白を迫るしかないじゃないか」と迫ると、村田氏は「慎重に捜査するとしか言いようがありません」と否定しませんでした。自白を迫るか、盗聴などで日ごろの会話を調べる以外にあらかじめ「認識」を知ることはできません。
裁判の主題が不明
裁判ではどうなるのか。勉強会では、内閣情報調査室の早川智之氏が「裁判でも『秘密』を開示することにはならない」「弁護人が特定秘密を入手することは考えられない」と答えました。裁判官だけに「秘密」を提示する場合があるとしましたが、その場合は裁判官も「処罰の対象となる」(早川氏)のです。
被告人はもちろん、裁判官も弁護人も、裁判の主題が何であるかがわからない。それどころか弁護のため「秘密」を探れば弁護士も逮捕され、「秘密」を漏らせば裁判官も処罰される―異様な刑事裁判です。
◐http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-02/2013110201_01_1b.jpg
◐http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-02/2013110201_01_1.html