福島市中心部で170万ベクレル超のコケ 緊急除染へ
福島市の中心市街地で、店舗兼住宅ビルの屋上に生えたコケから1キロあたり170万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。市がビルの緊急除染を行う。
汚染されたコケは、ビル所有者の依頼を受けた東大宇宙線研究所の榎本良治准教授(素粒子実験)らが6月8日、ガンマカメラ簡易測定器で確認した。同市内のNPO法人が測定し、178万5216ベクレルを検出した。コケの真上1メートルの空間放射線量は毎時約0・5マイクロシーベルトだった。
コケが生えた屋上には子どもが遊ぶための人工芝を敷いている。
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201307030382.html
(朝日新聞 2013年7月3日23時24分)