e)「鼻血,下痢,吐き気,赤い発疹などは大量被曝の症状」
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=3703807 より
イ) 1979年3月28日の事故発生後,州知事から避難命令がでる以前に8km圏内の5%から6%の住民が自主避難した。2日後の3月30日,当時のソーンバーグ知事 (Thornburgh) は,8km圏内にいる子どもと妊婦に避難命令を出し,約14万人の人達が避難をした。
ロ) 事故の1週間後,カルディコット医師は,ペンシルバニアのハリスバーグ(スリーマイル原発から一番近い都市)にいき,避難してきた人たちに講演をしたり質問を受けたりしていた。そこで,避難してきた人たちがみせていた体調の状態は,チェルノブイリ事故10年後にプリペットという町の住民が訴えていた症状ととてもよく似ていた。
ハ) これらの症状は,めまい,嘔吐,下痢,鼻血,口のなかに金属の味,脱毛,皮膚の赤い発疹で,これは典型的な急性放射線障害の兆候である。
ニ) 今回日本の福島第1原発事故で放射性物質の汚染を受けている人たちは,こうした症状がみられたときはすぐに病院にいき,カルテに記録を保存しておくことが必要である。