舞岡公園の草木灰、2651ベクレルのセシウム検出/横浜
横浜市は11日、戸塚区舞岡町の舞岡公園で製造・販売している草木灰から、国の暫定許容値(1キログラム当たり400ベクレル)を超える1キログラム当たり2651ベクレルの放射性セシウムが検出された、と発表した。3月以降、計72キログラムを来園者に販売しており、回収を呼び掛けるという。
市環境創造局によると、数カ月前に集めて、屋外で保管していた剪定(せんてい)枝や落葉などを10月上旬から下旬にかけて園内の古民家のかまどで燃やして作った草木灰で、2651ベクレルを検出した。
市はことし3月以降にできた草木灰について、園内の畑に使用するために堆肥に混ぜていたほか、1袋(600グラム)200円で来園者に計120袋を販売していた。堆肥は作成中で、畑には使用していなかったという。
市内には草木灰を活用している公園が8園あり、うち舞岡公園と都筑中央公園(都筑区)で販売していた。安全が確認されるまで活用や販売は自粛するという。
(神奈川新聞 11月11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000031-kana-l14