原発問題

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除染後も、住民が長期間住み続けるのには適さない‐除染モデル事業成果報告‐

2012-03-27 19:41:49 | 放射能汚染

大熊の宅地で66%低減 除染モデル事業成果報告

 東京電力福島第1原発事故に伴い警戒区域などで除染モデル実証事業を実施してきた日本原子力研究開発機構は26日、福島市で成果報告会を開き、第1原発がある大熊町の宅地周辺では除染後、放射線量が平均で66%低減したと報告した。一方、除染方法により森林や道路など効果が乏しい事例もあり、住民が住める地域にするためには課題が浮き彫りになった。
 除染モデル実証事業は警戒区域の大熊町、富岡町など11市町村の宅地や農地、森林など16カ所で実施。大熊町の宅地周辺では、表土剥ぎ取りや屋根、壁の拭き取りなど複数の除染作業を行い、線量は除染前の毎時11.5マイクロシーベルトから66%低減、3.9マイクロシーベルトとなった。同町の公園では落ち葉除去などで19.2マイクロシーベルトが7.2マイクロシーベルトになった。ただし、除染後も、住民が長期間住み続けるのには適さない水準にとどまっている。
(2012年3月27日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0327/news10.html


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