原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【帯状疱疹の医者】水疱瘡や帯状疱疹を繰返す時『白血病 悪性リンパ腫 癌 糖尿病 膠原病 エイズ』の可能性

2014-05-27 19:54:03 | 福島原発事故後の健康被害

【帯状疱疹の医者】水疱瘡や帯状疱疹を繰返す時

『白血病 悪性リンパ腫 癌 糖尿病 膠原病 エイズ』の可能性

『帯状疱疹』になる人が増えているようです。
この話題に対する閲覧件数が高かったり、
この症状の書き込みがネット上に
増えている、等からの推測です。

そこで、本記事には、以下を示します。

★『帯状疱疹』の症状で困っておられる方の質問
 を2つ紹介、それに対し『帯状疱疹』の専門の医師の回答

★『帯状疱疹』の症状、治療方法など、
  帯状疱疹の医師がわかりやすく解説している情報

※あくまでも、参考情報とし自己判断しないようにしてください。

以下、本文です。

--------------------

(まずは、問題となる症状をYahoo!知恵袋から)

帯状疱疹ってうつりますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1275750722
2011/11/19 13:44:07

帯状疱疹ってうつりますか?

70歳近い父が、4月ごろに水疱瘡になりました。
ちょうど私は妊娠がわかった時期で、実家には近寄らないようにしていました。
母も癌治療後で、体力が落ちていたため、うつらないよう父には近寄らなかったとか・・・
父は、自分でお茶も入れないような古いタイプの人間なので、
私と母の態度は気に入らなかったようです^^;
さらに病院の待合室で、看護婦さんに「他の方にうつる病気なので、こちらに来てください」と言われ、「ばい菌扱いするな!」と父は怒鳴りまくったそうです・・・

恥ずかしい話ですが、気難しい年寄りのことなので、適当に流してください・・・

その後、水疱瘡は治り、7月には母と2泊の国内旅行(ツアー)に参加していました。
旅行は父の強い希望で、止める母を無理やりつれて参加してました(苦笑)

ところが、旅行から帰ってきた翌週、また父の体調が悪くなり、
病院で診察を受けたところ、「帯状疱疹」と言われたそうです。
それから、塗り薬と抗生物質を処方してもらい、症状は2ヶ月ほどで治まったそうです。
(私はうつされるのが怖くて、実家にはまったく近寄らず・・・)
今は、抗生物質だけが続いています。

私は出産後、数週間ほど実家で過ごすつもりでしたが、
父の病気が赤ちゃんにうつるんじゃないかと不安です。
本当は、父自身が自分の病気が孫にうつるんじゃないかと心配してもらいたいところですが・・・
父が先生に「うつりますか?うつりませんか?」と質問すれば済む話なんですけど。
父にはそんな考えがまったくありません。

おそらく、父の思考回路では、「自分はばい菌じゃないから大丈夫!」とでも思っているんだと思います。
自分勝手な偏屈な年寄りです・・・^^;

母も私も、父に意見したところで、まともな会話が成り立たないのはわかっているので、
とくに何も言わないのですが。。。
やっぱり実家には帰らないほうがいいですよね・・・?
とはいっても、父が赤ちゃんを抱っこすることもあるだろうし、
どうしようかな・・・と悩んでいます。

帯状疱疹って、ヘルペスのことですよね?
ヘルペスって、うつりやすい病気だって聞いたことがあるんですけど・・・
もし詳しく知っている方がいれば、教えてください。
だらだらと長文&愚痴、すいません。

補足
たくさんの回答ありがとうございます!!
薬は何を飲んでいるのかはわかりません・・・スイマセン
実家に帰っていないので、母から聞いた話だけです。
症状はおさまったそうなので、抗生物質じゃないのかもしれないです。
母も歳をとって、思い込みなんかで話すことが増えてきたので・・・
父は総合病院に通院していて、血液検査は受けています。
母が入院したため、父の食生活は酷かったと思うので、それが原因かなと・・・
 
 

(上記質問に対して、専門の医師が回答)

skin_meat2さん

補足します。
恐らく抗生物質ではなく、帯状疱疹後神経痛の治療薬ではないでしょうか。
高齢者で痛みが強いとこの状態になります。
この痛み、軽視出来ません。
専門はペインクリニックです。
それ以外では、治療は難しいです。
一生苦しまないためにも、ペインクリニック科受診をお勧めします。

帯状疱疹の医者です.

帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です.
このウイルスはヘルペスウイルスの一種です.
(ヘルペスウイルスには、このほか有名なもので、単純疱疹ウイルスがあります)
確かに感染力は非常に強いです.

最初は水疱瘡として感染します.
その時免疫が出来ると、ウイルスは神経(節)の中で冬眠状態(不活化)となります.
体力が弱り免疫が衰えると、ウイルスが再活性化します.
これが帯状疱疹です.
(帯状疱疹は感染するのではなく、再活性化した自分のウイルスです)
ところが極端に免疫が少ないと、他人からウイルスがうつされ、水疱瘡になります.

お父様は免疫が極端に弱く、水疱瘡として発症したものと考えられます.
しかもその時作られた免疫が十分でなかったため、再度帯状疱疹として発症したのです.

帯状疱疹が人に感染させるには、
1、帯状疱疹の人が十分の免疫をもっていない
(=帯状疱疹発症からかさぶたが出来るまで)
かつ
2、周囲の人が免疫が少ない(あるいはない)
場合です.
お父様はもう2回も発症しており、免疫は十分でしょう
貴女が免疫が持っていれば、感染はしません.
(感染は接触感染だけではありません、飛沫感染も注意しなければなりません)
http://taijohoshin.com/a04kansen.html

ただ可能性は少ないのですが、貴女の免疫が衰えており、お父さまが再度帯状疱疹を発症すると、貴女やお子さんにもうつる事はあります.

おかしな事が1つあります.
「抗生物質だけが続いています」
これはあり得ない事です.
帯状疱疹の症状が消えたのに、抗生物質を飲む必要性は全くありません.
できれば薬の名前を補足して下さい.

もう一つ
水疱瘡や帯状疱疹を繰り返す時、見直すのは生活と言うより健康状態
免疫が低下する病気にかかっている可能性があります.
たとえば、白血病 悪性リンパ腫 癌 糖尿病 膠原病 エイズ
老婆心で書きました.

 

(なかなか良くならない帯状疱疹の訴え・・Yahoo!知恵袋から)

帯状疱疹の塗り薬について教えてください。 おとといの夜、赤い発疹が胸から背中...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14107283224;_ylt=A2RAEEHI6UxTmBwAuuyRAPR7?fr=rcmd_chie_detail
2013/5/15 18:15:18 eruerumamapapaさん

帯状疱疹の塗り薬について教えてください。

おとといの夜、赤い発疹が胸から背中にかけてできて、
きのう皮膚科にいったところ、帯状疱疹と診断されました。

飲み薬と塗り薬を処方されました。

おふろあがりに塗り薬を塗って、ガーゼをテープで貼ったのですが、
動くとすぐにとれてしまいます。

塗り薬がべたべたしているときはなんとかついているのですが、
かわくとすぐとれて、それがまたかゆみを強くしているような気がします。

何もしていなくてもかゆく、ガーゼで余計いらいらしていまいます。

塗り薬が浸透したあとであれば、取ってもかまわないものなのでしょうか。

どうか教えてください。

 

(上記質問に対して、専門の医師が回答)

skin_meat2さん

帯状疱疹は皮膚の病気ではありません
もともと体の深い所の神経(節)にいた水痘•帯状疱疹ウイルスが、神経をボロボロにしながら皮膚に達したものです
ですから神経の病気です

塗り薬に関して:
塗り薬を塗っても、神経に届く訳ではないので殆ど効果はありません
(皮膚科の准教授に確認済み)
必須の薬ではありません

ガーゼに関して:
ガーゼは水疱を保護するために必要です
破ると出てくるない溶液には、沢山のウイルスが含まれています
また皮膚に痕を残す事にもなります

痒みに関して:
帯状疱疹でもいろいろあります
痛みが強いもの、痒みが強いもの
質問者様の場合、痒みが強いタイプかもしれません
痒みには軟膏は無効です、痒み止めも効きません
効くのはリドカインです.
リドカイン(抗不整脈薬)1アンプル(100ミリ)を生理的食塩水100ccに溶いて、1時間で点滴します.
1日1回、2〜3回で改善します.
このような治療はペインクリニック(麻酔科)で可能です.
麻酔科の医者にこの文章を見せて下さい.
(今までこれで治らない患者さんはおりませんでした)

 

(上記の2つの回答をおこなった医師による解説)

帯状疱疹の質問が多いです

これが帯状疱疹だ!!
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n247780
ライター:skin_meat2さん
 
回答を読んでいると、誤りが多いのが気になります

誤った知識を身につけないために、「Yahoo!ヘルスケア」を改変して、記述します

どんな感染症か

 体の左右どちらかの片側に、帯のように水ぶくれ(水疱すいほう)の集まりができる疼痛を伴う病気で、水痘すいとう・帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染で起こります。

 子どもの時にほとんどの人はみずぼうそう水痘)にかかります。しかし、免疫ができるとVZVは活動を止めますが、VZVは三叉さんさ神経(顔面を支配)や脊髄せきずい神経(顔面を除く体の皮膚を支配)の知覚神経節に、遺伝子の形で潜伏しています。

 それが長い期間をへて、ストレスや過労などで体の抵抗力が低下すると、遺伝子の形からウイルス粒子に変わって再び活動を始め、神経をボロボロにしながら皮膚に現れて炎症を起こします。これが帯状疱疹です。

再度免疫が出来ると活動は止みます。しかし神経のボロボロ状態は残ります。これが痛みの原因となります、悩ませます。帯状疱疹は皮膚の病気というよりは神経の病気です。

 

症状の現れ方

 まず神経痛のような痛みが起こり、その2〜5日後に同部位に虫に刺されたような赤い発疹ができ、次第に水疱に変わります(画像をご覧下さい)。その後、膿疱のうほう、痂皮かひ(かさぶた)となって約3週間で治ります。免疫力が非常に落ちていると、全身にみずぼうそうと同じような発疹が現れます(汎発性帯状疱性)。また、深い潰瘍を形成し、痕あとになってしまうこともあります。

 皮膚症状がまったくないものや(無疹性帯状疱疹)、夜も眠れないような激しい痛みなどさまざまですが、特に①高齢者②額の帯状疱疹は激しく、発疹が治っても半年から数年以上痛みが続くことがあります。これを帯状疱疹後神経痛といいます(別に帯状疱疹後神経痛の知恵ノートを作ります)。特に額の帯状疱疹は眼にも症状が出る事があります(眼性帯状疱疹)。最悪失明しますので眼科受診は必須です。

患者さんのうち約1〜5%の人は、2回以上、帯状疱疹になります。

時に運動麻痺や膀胱•直腸障害を起こす事もあります

 

検査と診断

 症状から診断できますが、虫刺され、接触皮膚炎、単純ヘルペス丹毒たんどくと区別する必要があります。発疹の一部をはさみで採取して顕微鏡で細胞を観察する方法、ウイルスを分離する方法や、ウイルスの抗原または核酸を検出する方法で診断します。

(注意)

両側に出るなら帯状疱疹ではありません

痛みより皮膚症状が先なら可能性は少なくなります

痛みがなく痒みだけの場合もあります

 

治療の方法

帯状疱疹の治療で大切なことは1つだけです。

「帯状疱疹後神経痛を作らない」

このために重要なことは2つです

①早期のからの抗ウイルス薬(ゾビラックス、バルトレックス、ファムシクロビル)の内服(重症の時は入院し、抗ウイルス薬の点滴静脈注射を行います)

ただし抗ウイルス薬はVSVを殺す程強力ではありません。増殖を抑えるだけです。本当に効くのは後で作られる免疫です。これまでのつなぎの役割程度です。ですから「膿疱や潰瘍ができる時期になると抗ウイルス薬は効かないため、できるだけ早く投薬を受ける必要があります」となります。

カサブタになったらVZVの活動は終了しています、効果はありません。

②早期からの徹底した痛み治療

薬物療法:初期なら鎮痛薬(ロキソニン ボルタレンなど) リリカカプセル

漢方薬が効きます。痛みが強い時には神経ブロックが必要になります。

これはペインクリニックが専門です。

 なお、水痘ワクチンを50歳以上の人に接種すると、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛の予防になるといわれています。

病気に気づいたらどうする

 できるだけ早期に皮膚科を受診し、抗ウイルス薬を処方してもらいましょう。はじめはひどくなくても、あとから悪化することがあります。坑ウイルス薬は内服後3日目から効いてきます。

痛みが強い時には、できるだけ早期にペインクリニックを受診して治療を受けましょう。神経ブロックは発症後1ヶ月を過ぎると効果が非常に悪くなります。

 また、水疱瘡にかかっていない人にうつしてしまうこともあるので、治るまでは接触を避けましょう。お子さんがいる家庭ではご注意下さい。接触から72時間以内にワクチンを打つと水疱瘡を免れたり、水疱瘡が軽くて済みます。

 


最新の画像もっと見る