『福島原発集団告訴に関して、東京地検は立件を見送るようです』
全ての日本人は被ばくさせられた被害者
捜査しない地検に抗議しよう (上田一郎)
2013-01-09 20:29:22
福島原発集団告訴に関して、東京地検は立件を見送るようです。
まず、昨年末にマスゴミにリークして、立件困難なので、国民にあきらめろ、とお説教しました。東電に対して「強制捜査」さえ行おうとしていません。
私も思い至らなかったが、私達が現在「被ばく被害」を認識しているか否かが問題なのではないのです。
今避難先で苦労されている方、また避難を迷われている方は勿論、全ての日本人は被ばくさせられた被害者です。
このことで、誰も罪に問われないとすれば、今後法治国家として、日本は存続出来ないしょう。
どうぞ、「反原発の方志の方」は勿論、「被ばく防護志向の方」も「強制捜査」さえ行わずに立件する意志のない東京地検へ抗議しましょう。
詳細は「福島原発告訴団」ホームページまで
URL:http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
署名と2月22日東京地検へデモ
告訴団に加わっていない方も是非お願いします。
-上記URLからの情報ー
2012年11月17日土曜日
第二次告訴報告
15日、1万3262人分の告訴・告発状を福島地検に提出しました。告訴人は全47都道府県に広がり、6月提出の福島県民1324人分と合わせれば1万4586人もの人が、適切な捜査を求めて訴えるという、かつてない大規模告訴となりました。
ご参加いただいたみなさま、ご支援くださったみなさまに、心から感謝申し上げます。
ご参加いただいたみなさま、ご支援くださったみなさまに、心から感謝申し上げます。
この日、天気予報は「雨」となっておりましたが、私たちの熱い想いが雨雲を吹き飛ばし、秋晴れの空の下、250人が堂々のデモ行進を行いました。告訴状・委任状を詰めた段ボールは全部で10箱にもなり、女性たち10人が「段ボール行列」をして地検に運びこみました。私たちの代表7人が、地検内で告訴状を提出している間、残った参加者は駐車場でミニ集会。北海道から九州・沖縄まで、全国から駆けつけた代表たちが、各々に思いの丈を叫びました。
この時、地検の駐車場ではガイガーカウンターのアラームが鳴りっぱなし。福島に住む私たちはアラームの設定をかなり上げているのでなかなか鳴りませんが、他県からいらした方で、0.3マイクロSv/hの設定にされている方のアラームが延々と鳴り続けているのです。ここがいかに危険な地であるかを、改めて思い起こすことができました。
14時からは音楽堂小ホールに移動して報告集会です。会場に用意した席がすぐに満席になってしまい、着席できなかった方々は、隣の「働く婦人の家」に用意したサテライト会場へ移動していただくことになりました。集会は、関ジョニーさんの軽快な音楽でスタートしました。続いて団長、副団長、弁護士からの経過説明。全国10カ所の事務局からは、陳述書の朗読と現状報告があり、会場中が「原発を必ずなくそう。そのためにつながっていこう」という一つの想いで結ばれたように感じました。
同日15時から40分間、東京の司法記者クラブで記者会見も行いました。「13時に第二次告訴をいたしました」と事務局長の大賀が説明し、陳述書の代読も行いました。その後、河合弁護士が「1次1324人、2次13262人、これは史上最大規模の告訴告発です」と話し始め、この告訴の論点をもれなく語りました。司法記者クラブ加盟15社と、ふぇみん新聞さん他、フリーの方数人が取材とのこと。「捜査し起訴すべし!」という世論の高まりにつながることを願います。
2012年11月15日木曜日
「福島原発告訴団第二次告訴」告訴声明
今日、私たちは、「福島原発事故の刑事責任を糾す」ため、
6月に立ち上がった1324人の福島の人々に続き、福島地方検察庁に告訴を行いました。
北は北海道、南は沖縄まで、全国から13262人が、
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。
私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。
私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。
私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。
そして私たちは、経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、終止符を打とうとする者たちです。
・この事故はどうして引き起こされたのか。
・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。
私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。
責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、
民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。
私たちは、深い憤りと悲しみの中から、
今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、人と社会への信頼を見出します。
私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。
・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。
・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。
・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、未来世代の人たちへの責任を果たすこと。
声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、
決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。
2012年11月15日 「福島原発告訴団」第二次告訴 告訴人一同
6月に立ち上がった1324人の福島の人々に続き、福島地方検察庁に告訴を行いました。
北は北海道、南は沖縄まで、全国から13262人が、
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。
私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。
私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。
私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。
そして私たちは、経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いるこの国で繰り返される悲劇の歴史に、終止符を打とうとする者たちです。
・この事故はどうして引き起こされたのか。
・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。
私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。
責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、
民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。
私たちは、深い憤りと悲しみの中から、
今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、人と社会への信頼を見出します。
私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。
・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。
・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。
・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、未来世代の人たちへの責任を果たすこと。
声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、
決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。
2012年11月15日 「福島原発告訴団」第二次告訴 告訴人一同