*『告発!検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。35回目の紹介
~口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~
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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介
5 クロをシロにした検察の大罪 P86~
高松高検の担当検事は、加納氏が検事正をしていた当時の高知地検で裏ガネを管理していた事務局長から、事情聴取をしているはずだ。あるいは公安会計課長からも話を聞いているはずだ。それで「嫌疑なし」ということは、つまり「不正の事実はありませんでした」という虚偽の調書を、虚偽と知りつつ作成したということにほかならない。これは検事にあるまじき行為で、捜査おw多の津した高松高検の高橋信之刑事部長はもちろん、その指示を出した宗像検事長、原田健司総長は、刑法103条の犯人隠避罪になる。
私が現職のまま実名で、検察の裏ガネ作り等をマスコミに公表する決意をした直接のきっかけはこれである。
もはや「加納氏の件」などどいうでもいいのである。それよりも原田総長が社会主義の権化たる検察を瓦解させた。これに対する義憤である。それ以外の何ものでもない。
繰り返すが、黒をシロとしたことはれっきとした犯罪だ。すなわちー。
①原田検総長、宗像検事長、平井義丸高検次席、高橋健司部長(主任)は、共謀の上、平成13年11月13日ころ高松高等検察庁において、加納峻亮に対する虚偽公文書作成、同行使、詐欺等事件につき、事実が認定できるのに、嫌疑なしと裁定して犯人加納を隠避した(高知地検検事正)
②原田検事総長、東條伸一郎検事長、大塚清明高検次席、平田建喜総務部長(主任)は、共謀の上、平成13年11月5日ころ、大阪高等検察庁において、加納に対する虚偽公文書作成、平成13年11月5日ころ、大阪高等検察庁において、加納に対する虚偽公文書作成、同行使、詐欺等事件につき、事実が認定出来るのに、嫌疑なしと裁定して犯人加納を隠避した(神戸地検検事正)
というもので、完全に犯罪なのである。
※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、
2016/12/6(火)22:00に投稿予定です。