小学校のシートから3.95マイクロシーベルト 東京
東京都の杉並区立堀之内小学校(同区堀ノ内3丁目)で2日、芝生にかぶせる冬用の養生用シートを区が計測したところ、高さ1センチの地点で毎時3.95マイクロシーベルトの放射線量が測定された。
区によると、シートは芝生の養生のため校庭の芝全体にかぶせており、東日本大震災後の4月に入って外して体育館わきの屋外部分に置いていたという。区はシートを別の区施設に移すとともに、芝生の養生シートを使っている他の区立の20校でも4日に緊急の測定をするとしている。
区によると、2日午後、同校の保護者から情報提供があり、夕方に区が測定。シートの上1メートルの地点の放射線量は毎時1.13マイクロシーベルトだった。シートを撤去した後で同じ場所を再度測定したところ、0.09マイクロシーベルトまで下がったという。
(asahi.com 2011/11/03)
http://www.asahi.com/national/update/1103/TKY201111020729.html リンク切れ