ベラルーシ、ウクライナ出身の友人たち
”日本に帰るな”としか言いません。
Unknown (リナ)
2012-07-08 22:20:01
学生の時、広瀬氏の本を読みました。原発事故が起きたら海外に逃げるしかない、政府は何事もなかったようかにふるまうだろうと書かれていて本当にその通りのことが起きているので、驚きました。
個人によって何が大事なのか、リスク管理は大きく違います。逃げられる人達は既に逃げたのではないかと察します。
アメリカ在住ですが、ベラルーシ、ウクライナ出身の友人たちは日本に帰るな、としか言いません。なぜアメリカにいるか聞くと、よりよい生活のため、だそうです。チェルノブイリの話題はいまだにタブー(結婚などの差別を恐れているように見えます)なのだと思いますが、身内に病気の人は多いようです。若いのに白内障だったり皮膚が過敏だったり心臓病だったり喘息だったり。それとポーランド人は今になって甲状腺がんになる人が増えているような気がします。
同時にいろいろなところにガンが出来た、リトアニア出身の知り合いがいました。普通ガンは、どこかに出来てそれが血流にのってあちこちに転移するはずで、一番初めの原因のガンというのがあるのですが、発見時には多臓器にガンが広がり、主治医が首をひねっていたそうです。(のちに長崎、広島以降によく見られた病状だと知りました。)
彼女は32歳で6歳の男の子を残し、病気だとわかってから2カ月後に亡くなりました。9歳の時アメリカに移住してきたそうです。リトアニアの被害がどの程度のものだったとか、事故当時どこにいたのか知りませんし、チェルノブイリに関連付けてはなにも証明できないと思います。
次の世代に彼女のような人を増やさないように、逃げられる人は逃げて下さい。