牛肉産地偽装 精肉店元店長 福島県産牛肉1トン販売
大阪の精肉店が福島県産の牛肉を産地を偽って販売していた事件で、逮捕された元店長が偽装表示して販売した肉は、およそ1トンにのぼることが警察への取材でわかりました。
大阪市の精肉店「AMMS福田屋」の元店長、沓掛博司容疑者(62)は今年2月、福島県産や岩手県産の牛肉60パックを鹿児島産として偽って販売していたとして逮捕され30日朝、身柄を検察庁に移されました。
警察によりますと沓掛容疑者が、去年10月からの5か月間に鹿児島産と偽って販売した福島産の牛肉は、1,040キログラムにのぼるということです。
福島産の肉は原発事故後の風評被害などで値段が下がっていますが、沓掛容疑者は鹿児島産と偽ることで相場よりおよそ4割高い価格で販売していたとみられていて、警察は偽装販売にいたった経緯などを調べています。
(2012/05/30 12:33)
ニュース映像→http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE120530110300573170.shtml