原発問題

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(大飯原発事故の被害予測)おおい町に隣接する同府南丹市の一部「500ミリシーベルト以上」の被爆

2012-05-31 12:45:28 | 未分類

大飯原発:放射性物質拡散、京都の広範囲影響 滋賀県予測

毎日新聞 2012年05月25日 22時19分

 関西電力大飯原発(福井県おおい町)で原発事故が起きたとの想定で滋賀県が作成した放射性物質拡散予測で、京都市の大部分を含む京都府内の広範囲に放射性ヨウ素の影響が出ることが25日分かった。府は、同県から提供された予測結果データを公表していなかったが、同府京田辺市の女性による情報公開請求に応じて公開した。

 予測は東京電力福島第1原発事故と同レベルの事故が起きたとの想定で、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(大津市)が大気シミュレーションモデルで作成した。放射性ヨウ素放出が6時間続き、影響が大きい「北風が長時間続く」気象条件で24時間の甲状腺被ばく線量を計算した。

 その結果、おおい町に隣接する同府南丹市の一部が、コンクリート造りの建物への退避などが必要な「500ミリシーベルト以上」に達した。30キロ以上離れた京都市など広範囲でも、安定ヨウ素剤の投与が必要とされる「50ミリシーベルト以上」だった。

 同県からデータ提供を受けた大阪府は今年3月、府域分を公表している。【古屋敷尚子】

http://mainichi.jp/select/news/20120526k0000m040115000c.html

 

いままで隠されていた↓↓↓↓

放射性物質拡散予測:滋賀県の予測、県が非公開 県議、異議申し立て /兵庫

毎日新聞 2012年05月16日 地方版

 滋賀県が独自で実施した福井県の原発事故を想定した放射性物質拡散シミュレーションの兵庫県区域分の拡散予測結果について、県が非公開としたのは不服として、情報公開請求をした丸尾牧県議が15日、県に対して異議申し立てをした。

 丸尾県議によると、先月16日付で公開請求したが、県は「予測結果は他県において調査され、精査度の不詳な予測結果であり、公にすることにより不当に県民の間に混乱を生じさせる恐れがあるため」などを理由に、今月1日付で非公開決定の通知を出した。県は現在、独自に拡散予測調査を行っている。

 滋賀県の拡散シミュレーション結果については、滋賀県外に及ぶ拡散予測結果がそれぞれの区域の府県に提供されており、大阪府は公開しているという。滋賀県は「公開するかどうかは提供を受けた府県の判断」という立場を取っている。

 丸尾県議は「滋賀県の拡散予測を公開することで、原発事故が起こった時の避難方法などについて県民に考えるきっかけを与え、公開することの公益が大きい」と話している。【桜井由紀治】

〔神戸版〕

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120516ddlk28040382000c.html


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