ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

蒼く冷たい朝

2023-02-23 | 日記
今朝の気温はマイナス6度。
ブラインドを開けて山を見るとモコモコした雲に覆われている。
パジャマのまま玄関のドアを開けて写真を撮った。
蒼く、冷たい景色。









腰の方はだいぶ良い感じだったので
ジムに行き、軽く筋トレしてズンバのクラスへ。
今日は人が少なかった。
大きな道路は除雪されているけれど
住宅街に入ると除雪がかなり「雑」か、全く手付かずのところもあるので
なかなか車で出られない人も多いのだと思う。
うちの前の通りの除雪に関しては道路の真ん中の部分を除雪車が一回通ったきり。
つまり、車一台分の幅だけしか除雪されていない。
不思議だ。
どうしてこういうやり方なんだろう。


昨日、ETV特集「おひとりさま、笑って生きて、笑って死にたい」を観た。
「家で逝く」ことを希望する一人暮らしの方を支える地域医療の取り組みについての番組だった。
ある末期がんの男性の最後の「気がかり」は10年ほど音信不通になっていた娘さんと息子さんだったが、
結局連絡が取れないまま彼は逝ってしまった。
中心になっている医者やケアマネージャー、そのほかの方たちのサポートは素晴らしかったと思う。
ただ、この男性の表情は番組タイトルの「笑って生きて、笑って死にたい」とはかけ離れているように感じられた。
まわりに支えられていても表情は硬かった。
生きるって難しい。


明日はもう金曜日だ。
一週間が矢のように過ぎる。



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まだ冬

2023-02-22 | 日記
昨日はあまりよく眠れなかったので
夜中にトイレに行く度に窓から外を覗いていたのだけど
今朝起きてびっくり。
20センチどころか、30センチくらい積もっていた。





近くの小学校も休校になり、ジムも12時まで開かないとのこと。
ごみ収集日だったけれど収集車も来ないし、郵便配達もなし。
とにかく家の前の除雪をしなければならないのでいざ出陣。
軽い雪だったのに雪かきスコップ(プラスチック)にくっついてなかなか取れず苦戦した。
わたしの担当箇所は玄関先と歩道の一部分のみ。
でも家に入ってからなんだか腰の調子が良くない(あわわ)。
だんだん痛くなってきて、湿布を貼った。
大してやってないのになあ、とちょっとがっかり。
ヨガやズンバや筋トレとかしてるのになんと弱っちいことか。
おそらく変なところに力が入ったのだろう。
動けることは動けるので明日には良くなるかもしれない。





春の気配が一気に遠のいてしまった。
喜んでいるのはスキーヤーの夫だけである。





猫は椅子で丸くなる。。。

今日の夕飯はタコス(メキシコ料理)だった。
さあ、そろそろ寝る準備でもしよう。
おやすみなさい。


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今日の夕飯と猫とショパン。

2023-02-21 | 日記
天気予報によると、
明日の朝までに山(スキー場)に100センチ、
平地に20センチほどの雪が積もるそうなのだ。
春めいてきたかなあなんて思ったけれど、まだまだかな。





今日の夕飯はフライパンで焼いたサーモンとタルタルソース、
フェタチーズ入りギリシャ野菜サラダ、
マッシュルームのガーリックソテー、
それと、写真にはないけれど玄米。





今日は日本の22日で、「猫の日」らしい。
初めて知った(笑)
うちのこは、わたしが朝起きて寝室から出ると
大抵はドアの外で待ち構えているか、階段をどどどーっと駆け上がってきて
下に来いっとばかりに階段をスタスタ降りるのだけど
たまにわたしがわざと立ち止まると、ピタッと止まりこちらを見る(写真参照)。
で、歩き出すとまたスタスタ降り出して、キッチンの餌のボウルのところでみゃーみゃー騒ぐのだ(笑)

2月22日というと、フレデリックショパンの誕生日でもある(諸説あり)。
高校1年の頃に初めてショパンのノクターンを聴き、大好きになった。
夜眠る時にレコードをかけたまま寝ることも多かったと思う。
ショパンの曲のほとんどはピアノ独奏曲で、協奏曲は第一番と第二番の二曲だけなのだが、
その二曲もとても好きでよく聴いていたっけ。
実はロックも好きで、同じ頃レッドツェッペリンを聴きまくっていた(笑)


話は変わって。
眠れる日と眠れない日がある。
すぐに眠りに落ちても30分くらいで目が覚めてその後数時間眠れなかったり、とか。
でも時計なんか見ないでただ横になっている。
そのうち眠れるだろうとひたすら待っているといつの間にか眠っている。
だから気にしない。
焦らない。

世の中に、地球上に、不穏な空気が漂っている。
きっと200年前に生きていた人も、1000年前に生きていた人も
戦争や自然災害などで生涯のうちにそんなふうに感じて生きた時期があっただろうと思う。
ただ、その時代には核兵器がなかった。
地球温暖化も始まっていなかった。
これから先、世の中は、地球はどうなっていくんだろう。

さて、今日もまた本をパラパラと読んでから寝よう。
以前ようさんが送ってくれた「ときどき意味もなくずんずん歩く」by 宮田珠己。
昨日も読んでいて「わはは」と声を出して笑った(笑)




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チョコ苺

2023-02-14 | 日記
子供が大きくなり、ほぼ忘れそうになるのだけど
今日はバレンタインデー。
もうかれこれ何ヶ月も夫が「甘いもの&チョコ断ち」をしているので
わたしも「多少」影響を受けている。
でも何にもないのも寂しいので作ったのがチョコ苺。





なんのことはない、ただ市販の苺を溶かしたチョコレートでコーティングしただけ。
一個だけ食べてもらった(笑)

今日はいつものように午前中はジムに行ってズンバのクラスをやり、
筋トレを少々。
多種多様のマシーンがあって、
どの筋肉を鍛えるかという絵と説明が書いてあるのでわかりやすい。





ズンバのクラスでイスラム教のスカーフをつけた女性がいて、
今日は隣同士で踊っていたら一回お互いの手がぶつかってしまい
ふふっと笑い合った。
帰るときにちょうどドアのところで一緒になったので少し話をしたら
エジプトからアメリカに来て7年になるのだそう。
お互いの名前を教え合った。
エジプトかあ。エジプトのどこなんだろう。

春めいてきたような気がしていたのに
今日は午後から吹雪だった。
でもほとんど積もらなかった。
夕飯は米麹につけておいた豚肉を焼いたもの、
茹でたインゲンを麺つゆと胡麻油と白胡麻とマヨネーズで和えたもの、
ズッキーニとトマトを炒めたもの、
豆腐とワカメとネギの味噌汁、それと玄米。
写真は忘れてしまった。

と、タイプしていたらヴァージニア州の娘からフェイスタイムコールが。
なんと春休みにロンドンへ一人旅するのだと!
この子は小さい時からちっともじっとしていられない(笑)
実はわたしの初めての外国旅がロンドンで、22歳の時だったのだけど
あの時はなーんにも知らなくて北回りか南回りかも確認せず、
成田から香港、インドのニューデリー、サウジアラビアのどこか、ローマを経由して
ようやくロンドンに辿り着いた(つまり、南回り😂)。
若さのなせる技、というかなんというか(笑)
(女友達と一緒にロンドンに住む日本人の女友達に会いに行った)

とにかく娘はケンジントンに宿を探すらしいので大丈夫だろうと思う。
でもなあ、ちょっと心配。
誰か知り合いとかがいたら少しは安心だけど。

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哲学する猫

2023-02-13 | 日記
ここのところ、調べたり書いたりというようなことを
まるで仕事のようにやり続けていて
夕飯もテキトーになってしまい、
ブログも書けなくなってしまい、
散歩やジム通いはやっていたものの、
ちょっと疲れてしまった。
やらなければならないことがあると
こんを詰めるタイプで、時々やりすぎてしまう。
いい加減にしなさい、自分(笑)




うちの哲学する猫。
じーーっと窓の外を眺めて、何を考えているのか。




一週間くらい前の朝。
マイナス9度くらいだったかな。
ここ何日かの朝はマイナス2度くらいで、今はもうほとんど雪はない。
なんとなく、なんとなく春の気配を感じるこの頃。
春が待ち遠しい。





先日外の散歩から帰ってきたら、
家の前でちょっと耳慣れない鳥の声が聴こえてきた。
上を見上げてもなかなか姿が見えない。
あ、いた!
ペアブロッサムの木のてっぺんの方に小さいのが。
お腹が黄色い。
滅多に家のまわりに来ない鳥なので
写真を撮ろうとしたらピピピーッと4羽くらいで飛び去って行った。
また、きてね。


今日「ほぼ日刊イトイ新聞」の「今日のダーリン」で糸井さんが書いていた言葉。

「そのときにしか感じない心があるものだ。
忘れたいから忘れてしまうこともある。
忘れたくないのに忘れてしまうこともあるし、
忘れたいのに忘れられないこともある。
新しい気持ち、何度も味わっているような気持ち、
ことばにならない気持ち、別のことばで言いたい気持ち。
その日のそういうものを、白い紙を前にして、
ペンを持って書き留めておこうとすると、
たぶん、そうそう思うようには書けないと気づくだろう。
でも、そういうことをしてみようとしただけで、
あなたの心には、多少の負荷がかかり、それはほんの少しかもしれないけれど変化する。
日記とか、紙に書くことだとかって、
ぼくもほんとうにすごいことだと思うようになっった。
個人というものの、個の心があるということを、
日記とか紙に書くことが気づかせてくれる。」


それでは、おやすみなさい。







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寒い日々と宮本しばにさんの「素描料理」について。

2023-02-04 | 日記
最近ずっと気温の低い日が続いているのだけれど、
ふと上を見上げるとペアブロッサムの蕾が出てきていて、
え、もう?と二度見してしまった。



そういえばこの間、気温が5度くらいに上がった日があったからだろうか。
数日前はこの冬一番の寒さのマイナス16度になり、
出してしまった蕾は引っ込めることはできないし、大丈夫かなあと思ったりする。



もちろん、人間も寒い。というか、痛い。
こんなに寒いと外での散歩は危険なので
モールで歩いたり、ジムでズンバやヨガ、筋トレをして過ごしている。
筋トレは最近マシーンの使い方がわかってきたのでやりやすくなってきた。
と言っても無理はしていない。というか、無理ができない(笑)
ヨガのインストラクターとすれ違った時、「こないだのヨガクラスどうだった?」と聞くので
「きつかったけど、よかったです」と答えると
「あなたにきついと感じて欲しかったのよ〜(笑)」と言われてしまった。
そうか、彼女は知ってるのだ。自分に甘いわたしのことを(笑)。
ヨガを始めてから13年目に入ったけれど、
コロナで約3年間インストラクターなしで個人的にゆるゆるとやっていたので
なんだかフリダシに戻ったような気がする。
まあ、競争でもなんでもないし、また少しずつ身体を鍛えていこう。


少し前に無印良品のポッドキャストで「素描料理家」の宮本しばにさんという方の話を聞いた。
「素描料理」って初めて聞いたのでなんだろうと思って聞いていたら話に引き込まれてしまった。
「素直に、素朴に、素早く。そばにあるもので、できることをする」
「自分が作りたい、食べたい、と思う素直で衝動的な気持ちと、余計に飾らず小細工しない料理」
そういう料理を彼女は自分で「素描料理」と名付けたのだそう。
土井善晴さんの、日常の食事は「一汁一菜」で良い、という考え方に似ているかもしれないし、
なんとなく高山なおみさん風でもあると思った。
そして、宮本さんのウェッブサイトに行ってレシピと写真を見たらどれも美味しそうで、
ちょうどチャイナマーケットで買ってきていた台湾ほうれん草があったので
彼女のレシピで「ほうれん草のお浸し」を作ってみた。



材料は、ほうれん草1束、濃いめにとっただし汁240cc、醤油、みりん各大さじ2
(間違えて各大さじ1にしたけど、うちはそれでいいと思った)
(だし汁は茅乃舎のだしパック使用)
ほうれん草は蒸したほうが野菜の旨みが逃げないということで、蒸した。
蒸し上がってから水分をギュッと絞って取り、つゆに浸す(1時間。でもずっと短くてもいいかも)
つゆに浸したほうれん草を軽く絞ってカットし、皿に並べ、
残り汁は小鍋で沸騰させ、水溶き片栗粉でとろみをつけて、あんかけに。

とても美味しかったけれど、手際が悪かったのか、けっこう手間がかかった。
ほうれん草の付け根を洗うのに時間がかかったかも。
なので、素描料理の基本の一つである「素早く」が満たされていなかったかもしれない(苦笑)



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パリ滞在 8日目(最終日)

2023-02-01 | 日記
パリ滞在8日目、最終日。
晴れているのにほんの少し寂しい気持ちだった。
青空の下、マレ地区を散策しながら






セーヌ川を渡り、5区へ。



行列ができているベイカリーでクロワッサンなどを買い、公園で食べた。
公園のベンチには夫婦らしき?二人が離れて腰掛けていて
二人ともゴホゴホと辛そうに咳をしながらタバコを吸っていた。



手前右の青いベレーのマダムはアランさんのお知り合いの方で前日にも偶然遭遇していたのでびっくり。
英語を話されるので少し立ち話。

それから6区へと入り、リュクサンブール宮殿のある公園へ。



宮殿はもともと17世紀に王妃マリー ド メディチによって作られた館で現在はフランス上院が置かれているそう。



お天気が良いせいかたくさんの人が公園で日向ぼっこをしていた。


そして小さくて可愛い店構えのカフェでひと休み。




「ボンジュール!とドアを開けると、
カフェのマダムが満面の笑顔で「ボンジュール!」と挨拶してくれ、
すぐに奥に案内してくれた。



暖かい色のクッションが置いてあり、アットホームな雰囲気の店内。





ティーカップも水が入ってるグラスも南部鉄器のようなポットも全部可愛い。
特にティーカップは口に当たるところが丸くて柔らかくて気に入ってしまった。



あっという間に夕方になり、宿のあるマレ地区に向かって歩き始めると、
橋の上ではストリートミュージシャンがメランコリックな歌を口ずさんでいた。
写真は修復中のノートルダム大聖堂。
一旦宿に戻り、着替えてから
7時に予約を入れていた宿の近くの素敵なレストランで「最後の晩餐」。





狭い店内だけれど雰囲気が良く、お店の人もやさしい。
すぐに予約客でいっぱいに。


キャロットスープ。



Morel mushroom(アミガサタケ)のソースがかかったステーキとマッシュポテト。




シュークリーム。

どれもみーんな美味しかった。さすがパリ。

そして散策の途中で買ったケーキのことも忘れちゃいけない。
バス停で知り合った二人組が教えてくれたサダハルアオキのお店に行くと
入ろうとした時にドアが開かず、あれ?と思っていたところに
お店の人がリモコンのようなもので開けてくれた。
(セキュリティ上?お客さんが来た時に開ける、というシステムなのかも)
入ってからボンジュール!と言ったら日本人の店員さんは無言。。。
「日本語で大丈夫ですか?」と聞いてそこからは日本語だったのだけど、
何か、どこか冷ややか〜な空気でちょっと居心地が悪かった😂
実は着いた日に日本の食パン屋さんに行った時も同じような空気を感じた。
初めてのパリで、何かわたしのマナーが悪かったのかもしれない😅
それはさておき、肝心のデザートの味は、
モンブランは普通、そして抹茶ケーキは絶品だった。





次の日の朝早く、タクシーで真っ暗なパリの街を通り抜けてシャルル ド ゴール空港へ。



さようなら、パリ!
またいつの日か会えるかな。
はー。
初めてのパリにすっかり魅了されてしまった(笑)


長々とパリ滞在記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
また「通常営業」に戻ります(笑)



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