ジョーの日記

米国での日々の生活を写真と言葉で綴ります。

孫犬の寝顔

2022-02-09 | 日記


                     普段リモートワークをしている隣町に住む長男が

                     今日は出社するので犬を預かって欲しいということで

                     朝8時前に我が家にやってきた。

                     せっかくなので朝ご飯を一緒に食べて、

                     仕事に行く長男を見送り、

                     いざ、孫犬とちょっと遅めの散歩に出かけた。

                     太陽はすでに山から顔を出し、

                     鳥たちも楽しそうに飛び回っていて

                     春はすぐそこまで来ているぞーと教えてくれているよう。

                     今日は暖かい日で、

                     日中の気温は8度まで上がった。



                     さて、先日のBSの宮沢賢治についての番組以来、

                     宮沢賢治熱?が再発し、

                     関連する本をかき集めて時間があれば読み耽っている。

                     宮沢賢治の実弟、宮沢清六が書いた

                     「兄のトランク」についてはまた後日書くことにして(たぶん。笑)

                     何年か前にジブリ美術館に行った時に購入した

                     宮崎駿さんの「本へのとびら」の中の言葉を紹介したい。

                    

                     宮沢賢治の本について宮崎さんは、

                     「この人の作品はすべてたからものです。

                     あわてて読んではいけません。

                     ゆっくり、なんども読んで、声を出して読んで、

                     それから心にひびいて来るものや、

                     とどいてくるものに耳をすませて、

                     場面を空想して、何日もたってからまた読んで、
   
                     何年もたってからも読んで、
   
                     判らないのにどうして涙が出てくるんだろうと思い、

                     ある時はなんだか見えたような気がして、

                     とたん、スウッと消えていくのです。

                     そういう美しいものがあることを教えてくれるのです。」

                     と、書いている。

                    

                     わたしはほんとうに、まさにその通りだと思った。

                     思えば数々のジブリ作品もいたるところで

                     何かしら賢治作品の影響を垣間見れる気がする。

                     

                    

                    

                 
                        
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