比丘尼の丘・雨生山にムラサキセンブリを見に行きました。その2(11月4日)
東屋から比丘尼城址へ登っていきます。
ウメバチソウが一輪咲いていました。ここの物は花が小さい
センブリもこの山では多く見られますが、やはり小さい。
鉄塔の左に雨生山313m
リュウノウギクとウラナミシジミ?
世界桜の園内には沢山の桜が植えられていてこの時期、紅葉も綺麗です。
ぶちょうほうさんが探していたオミナエシですが、綺麗な黄色い物はなかった。
残念でしたね。
蛇紋岩地帯の痩せた土地が広がっています。
この土壌のおかげで珍しい山野草が年中咲きます。
ワレモコウ
コバナガマズミ
ぶちょうほうさんが実を採って口に入れていました。私も1つ頂き食べると、ほのかに酸っぱい。
ミカワマツムシソウ、花びらの長いもの
ミカワマツムシソウ、花びらの短いもの
このとおり、同じ場所でも個体差で色々な形があります。
ヒヨドリバナが咲いていましたので、アサギマダラがいないかと探しましたが
もう時期は遅く、南の島に渡っているでしょうね。
比丘尼の丘から雨生山へ行くため金山林道に出て歩いていきます。
この付近は、標高も低く紅葉樹は少ないですが、こんな黄色く染まった木々もありました。
太陽の陽を浴びて黄金色に染まっています。
ランの仲間の種?を偶然見つけました。何でしょうか?
来年、花の時期に注意して探してみます。
林道に出るとリンドウが多く見られます。
金山林道から雨生山登山口へ入り登っていきます。
このとおり痩せた土地ですので低木が多く明るい山道です。
足元には、ムラサキセンブリやセンブリが見られますが・・・
今年は、不作です。昨年の1/10ほど・・・今年の天候不順が原因でしょうか。
なお北設楽郡の山でもクルミやアケビも不作でした。
センブリ、胃の薬にもなり新城市でも少なくなってきています。
大事にしたいものです。
雨生山手前の展望丘付近に近づくとヤマラッキョウが多く見られます。
蛇紋岩地帯の石がゴロゴロした土地に咲いています。
展望丘付近の南側に浜名湖が広がって見えます。
一番奥には遠州灘(太平洋)も光って見えています。
南西には、愛知県と静岡県境の弓張山地が続いています。
6年前に宇利峠から新所原まで歩いた山地、その当時は19kmもの距離を歩きました。
展望丘に、どらさんに待っていて頂き、ぶちょうほうさんと二人で雨生山山頂313mに
富士山展望を楽しみに行きます。