イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

イスラボニータ、富士ステークス2着

2017-10-22 10:53:38 |  イスラボニータ
昨日、富士ステークスに出走したイスラボニータは、2着でした。
午前中のうちに、東京競馬場に着きましたが、雨が降り続いていました。

この日の芝コースは、さすがに追い込みはきかない感じでしたが、外は伸びない訳でもなく、時間帯によって刻々と状態が変化しているようでした。
こういう時は、道中、ロスなく進めて、直線は外に出すのが正攻法ですが、それをしたのがエアスピネルでした。

イスラボニータは、装鞍所でも、パドックでも、いつもの通り、ほど良い集中力のなさ(?)で、リラックスしていました。
馬体重は+4kgで、一皮厚いと感じましたが身体は柔らかく、好仕上がりでした。
返し馬も見ましたが、不良馬場は嫌がっていたと思います。

パドックでは、勝ったエアスピネルが良く見えました。
我が家の出資馬と一緒に出走することが多いので、実際に見る機会も多いのですが、良い仕上がりでした。

もう一頭、ペルシアンナイトも良く見えました。
でも、パドックの段階で、不良にまでなってしまった馬場を上手にこなせるとは思いませんでした。
前の方でパドックを見ていないので、全くの勘ですけれど。

やはり、枠は大外の最後入れが良かったですね。
スタートし易いですし、昨日の馬場を考えても、大外で良かったと思います。

ルメール騎手は、スタートがうまいです。
好スタートを決めて、外から位置を取りに行きました。
それでも、他のジョッキーも、馬場を考えて前に行こうとしていましたので、好位までは上がれませんでした。

道中は、馬場の悪い内を避けて、外を回って来ました。
読売マイラーズカップの時に、あれだけ内にこだわったルメール騎手が、それをしなかったのは、次走のマイルチャンピオンシップを考えてのことだと思います。
枠が決まり、天候が悪いことが分かった段階で、栗田先生からも、そのような指示が出ていたかもしれません。

道悪になると、斤量の差による影響が大きくなります。
その上、外を回って、距離のロスもありました。
道悪も得意ではありませんし、それでも最後は伸びているんですから、力は見せてくれました。
それに、エアスピネルに追い付けないことが分かった時点からは、目一杯には追っていないなかったようにも見えました。
これから状態を確認してからでしょうが、ダメージも最小限ですみましたし、マイルチャンピオンシップに向けて、良いプレップレースになったと思います。

勝ったエアスピネルは、このレースで勝つための競馬をしたと思います。
好枠を無駄にせず、道中は好位で馬群の中を進みました。
馬群の中でも、いつもと違って、きっちりと折り合っていましたが、かかり気味の馬は、悪天候や道悪だと折り合い易いですね。
4コーナーは、距離ロスがないように内を回って、そこから馬なりのまま、スムーズに直線で外に出しました。
あの時点で、イスラボニータとは、決定的な差が出来てしまいました。

道中で、もし、あそこにイスラボニータが入っても、トビが大きいですし、気持ち良く走れたかどうかは怪しいです。
それに、器用な馬ではありませんから、4コーナーでも、あの立ち回りはできないでしょう。

それにしても、イスラボニータには頭が下がります。
昨日の馬場をこなした上で、本番のマイルチャンピオンシップを迎えられるのですから、心強いです。

朝からグリーンチャンネルを見ていますが、今日の芝馬場は、昨日とは比べ物にならないくらいひどい状態です。
今日走ってしまったら、本番前にダメージが残ってしまったかもしれません。
昨日で助かりました。
この記事についてブログを書く
« ウムブルフ、7枠7番 | トップ | ウムブルフ、惨敗 »

 イスラボニータ」カテゴリの最新記事