函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

どうする家康、ネゴシエーター数正!!

2023-02-13 | 歴史

本当の意味での瀬名奪還計画が始まりましたね

鵜殿長照を人質に出来れば一番良かったのです

が、中々うまくはいきません 

長照の息子、氏長と氏次を生け捕りにしただけ

でも大成功と言えますよね 

数の上でも、交換要員の格から見ても普通はあ

り得ない交渉ですが、後は松平家の外交官・

川数正の腕次第です

 

元康独立を境にして三河では今川に反旗を翻し

た国衆達が増えていったと言われていますが、

勿論、氏真が手を拱いていた訳ではありません 

裏切った国衆の人質を惨忍な形で処刑したと言

われています

当時としては当たり前の事かも知れませんが…

しかし、何故か元康の子供達は直ぐに処刑され

る事はありませんでした

何故でしょうか? 

もし、元康の妻と子供達を処刑してしまえば、

元康を中心とした三河の武士たちが、反今川と

して結託してくる可能性が大きくなります

そうなると今川家は西からの脅威にも晒される

事にもなりかねません 

今川領を守る為には、何としても元康との友好

関係を続けたいと氏真が考えたとしても不思議

ありません

そんな氏真に付け込んだのがネゴシエーター石

川数正です 

もしかしたら?数正は今川と松平の和睦を条件

に提示していたのではないのでしょうか

全くあり得ない話ではありません

釣り合いの取れない人質交換を成就させるには

氏真の望むものを条件として提示するのが最上

です。 

そうだとすれば、数正は一流のネゴシエーター

と言っても良い人物ですよね

瀬名奪還計画は、数正なくして成功はあり得な

かった事だけは間違いなさそうです

 

 

 

コメント
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