本屋親父のつぶやき

珠洲の本屋親父が読んだ良書の紹介や近況報告

本屋親父のつぶやき 12月 9日 今日も良書2冊ご紹介致します。

2016年12月09日 18時09分09秒 | Weblog
 今日も店頭から良書を2冊ご紹介させて頂きます。

 「器の大きい人は、人の見ていない時に 真価を発揮する。」千田琢哉著・ぱる出版 1300円+税

  「器の大きい」と感じた人たちに見られる共通点があった。それは善行を"こっそり"するのを無意識レベルまで習慣化していたことだ。最近は時代の流れなのか、寄付をいくらしたのかいちいち公表する人も増えてきた。自分が寄付していないのに、他人の寄付の額を見て興奮して騒ぐ人もいる。どっちもどっちだとおもう。 私が出逢ってきた器の大きい人たちは、そういう世界とはまるで無縁だった。トイレのスリッパを並べたり、水が飛び散っている洗面所を綺麗に拭いたりする善行を、わざわざ人前でアピールすることは断じてなかった。私は彼らから、信頼とはこうして築き上げていくものだということを、背中で教えてもらった。

               善行は、こっそりと。・・・・・より

「小児科医は 自分の子供に 薬は飲ませない」 鳥海佳代子著・マキノ出版 1300円+税

  はじめに より
 私は全然、儲からない小児科医です。なぜなら、診察室での親御さんへのお話が長いからです。「解熱剤は使わないほうがいいですよ」「かえって熱が長引くことがありますよ」などと、理由を含めてお話しするからです。通常であれば、検査でインフルエンザの陽性結果が出た場合「インフルエンザのお薬をだしますね」で済みます。 しかし私は「お子さんの年齢だと、吸い込むタイプのお薬も出せますが、吸い込むにはテクニックがいります。ちゃんと吸い込めるかチェックできる器具があるので、それで練習してみますか?」いいうやり取りで、時間が長くなります。もちろん、薬の副作用もしっかりと説明します。・・・・・


 今朝の春日神社境内の様子です。雨上がりの曇り空でした。毎日お天気も変わります。日中雷さんも鳴っていました。
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