「動物の幸せを結ぶ会」---里親通信&活動報告---

里親探しボランティアサイト「動物の幸せを結ぶ会」の活動報告を掲載するコンテンツです。

◆栗橋・犬約59匹の多頭飼い崩壊◆

2009年08月06日 | 栗橋多頭飼育崩壊の犬59頭

保健所から私どもの会「動物の幸せを結ぶ会」へ連絡が入り、6月11日栗橋町多頭飼育崩壊の現場を視察に行ってきました。
土手の上からですが多頭飼育崩壊の視察に行きました。
埼玉県栗橋町で約17年前から数知れない沢山の犬を無差別に集め、ケージに閉じ込めていた夫婦がいるとききました。
いったい何のために集めていたのかそれが知りたいのですが今のところ分かっておりません。
ここは栗橋町の所有地ですが、飼い主は屋根付きの小屋を立て無断で住み付き犬を集めるようになったようです。
数年後に役場からの退去命令の後飼い主だけが近くの借家に移動したそうです。
借家にも沢山の犬猫がいると聞きました。
昨年ご主人が亡くなり今年6月には保健所に80頭の処分を申し出たそうです。
出来ることであれば全部助けたいので保健所には処分を中止する事のお返事とお願をいたしました。
早速その2日後13日から2頭ずつ獣医さんで健康診断と不妊手術を始めましたが数日後20頭近くの犬が居なくなっていました。

10頭の手術が終わった翌日から
元飼い主の手伝いをしている男が不妊手術は虐待だと言いだし手を引くようにと、まるで脅すように言われました。

 それから8月のはじめに再度元飼い主が保健所に犬の処分の申し出がありまたそうです、保健所より私どもに連絡が入りました。

8月3日幸手保健所と町役場そして警察が入り話し合いとなり犬59頭の放棄を文書で書いてもらいました。
私どもの会は既に自宅で犬中型26頭と猫47頭(これに加え、今回の多頭飼い飼育崩壊で、+11匹の37頭を)保護しております。
NPO
法「人日本動物生命尊重の会」様へご協力を申し出ました。
再度お電話でお話いたしましたところ気持ち良くお引受けして頂くことができましたので、今では助けていただいておりお力になってくださいまして本当に心強く思い感謝の気持ちでいっぱいです。
全頭の犬たちが幸せなご家庭に迎えて頂けますことを心底願っております。
今までの辛かった数年、いっぱい幸せをかんじさせてやりたい思いです。
皆さまの慈悲のお志をこの子たちへ分けてやって頂けないでしょうか
どうぞ伏してお願い申し上げます。




小さいケージに1匹で入っている子、大きめの檻に2~3匹で入っている子などさまざまでしたが、どうもきちんと散歩をさせたり、餌や水を与えている様子がうかがえません。小屋の中は犬の糞であふれかえり、ものすごい悪臭でした。掃除も全くされていないそうです。
この様な惨状を招いた元飼い主の妻に事情を聞いたところ、10年以上も檻の中に閉じ込めたままの犬もいるとのことで、呆れかえりました。もちろんワクチンや避妊去勢手術も施していないそうです。雄雌を別々に隔離しているので仔犬は産まれていないとのことでしたが・・・。




この有り得ない状況をご覧になってみなさんはどう思われますか?

私は、あまりの酷さにめまいがするほどのショックを受けました。
生まれて、人から本当の愛情を注いでもらうことなく劣悪な環境に隔離され、最後は保健所で殺処分させられてしまうところだったなんてあまりにも哀れです。
この可哀想な子達の中から1匹でも救い、きちんとした飼主さんのもとで幸せを味あわせてあげたいという気持ちでいっぱいになりました。

その後、元飼い主の妻、保健所と相談し、当会に犬達を譲渡してもらうことになりました。

元々80頭いたうちの10匹はすでに加藤宅に引取り、不妊手術、ワクチンなどの処置を施しました。また、20匹は手伝いの男性が新しく飼い主さんを見つけたそうです。 それでもまだ50匹が川沿いのあの保護場所にいるのです。 もちろん加藤宅での保護は物理的に無理です。

そこでとある方のご協力を得て、広い敷地をお借り出来ないか話を進めています。そこにフェンスや犬舎などを設置し、加藤宅にいる10匹と、保護現場にいる50匹、合わせて60匹を一時的に置かせて頂く予定です。
一日も早く新しい保護場所の土木工事に取り掛かり、閉じ込められていた犬達が走り回れるような環境に整えるべく、今構想中です。

もちろん人様の土地をお借りするわけですから、2年も3年も置いておくわけにはいきません。少なくとも半年から1年以内には里親様のもとへ迎えて頂けるようにしなければならないのです。

劣悪なあの環境にいた犬達ですから人に慣れていない子もたくさんいます。でも、少しでも良い環境に移し、歪まされてしまったその心を癒し、家庭犬としてご縁出来るようにしなければなりません。それが犬達に対する償いだからです。
人間はもちろん犬も不潔でだらしない環境に慣れることはありません。衛生面には特に細心の注意を払わなければ犬の心身の健康維持は無理です。元の飼い主は、可哀相という気持ちで野良犬を保護していたのかもしれませんが、それが自分で管理出来る範囲を超えた時、次に待っているのは崩壊です。自分の範疇で責任がとれなくなってしまった場合、いつでも犠牲になるのは動物達です。愚かな人間の身勝手が招いた事態に他なりません。
人間は動物にはない優秀は知能をもっているはずなのに、なぜいつもこのような愚かで残酷な結果を生みだしてしまうのか、全く情けなく思います。

新たに60匹の犬達をむかえ、これから掛かる工事費、維持費(食事・医療費など)の算出、そして労力を考えると夜も眠れません。
「動物の保護」というのは、それこそ自らを犠牲にし、自らの命をも削るということです。

みなさまにおかれましては、このギリギリ切羽詰まった状況をご理解いただき、何卒ご協力賜わりますようお願い申し上げます。
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