鉄腕アトム像、なぜ飯能に・・・

アニメ上の等身大で身長1・4ｍの銅像
　　　　　　　　

娘の小学校入学を機に夫の実家「飯能」に転居して、今年で28年ぐらいになる。その当時、天覧山下の公園に「鉄腕アトム」の像があり、どうしてここにアトム像があるのかわからなかったし、娘達も「鉄腕アトム」に夢中になる世代でもなかったし・・・でも分からないまましっかりと写真は撮った記憶がある。

そして分かった事(平成15年4月7日朝日新聞記事より）・・飯能に本来はアトム像でなく手塚治虫さん本人が来る筈であった。知人を通してスタジオと自宅を建てたいと飯能に土地を探していたが、家族の反対で別の場所に求めた。飯能の事が気がかりだったようで、「先生の代わりにアトム像を」という飯能青年会議所(1983年・10周年記念）の要望を承諾して除幕式にも出席した。
その後、他の地から要望されても首を縦に振らなかったと。足元の「鉄腕アトム、手塚治虫」のプレートは資金不足で完成当時はなかったが除幕式の帰り、置いていかれた講演料で作ったものだと。

　



今回≪雛飾りお宝展≫でスタンプラリーがあり、鉄腕アトムの登場人物のスタンプが置かれている。何故「鉄腕アトム」なのかがよ～く分かった。最初は無関心で廻っていたが、台紙に一つおすと可愛いキャラクターが現れる。すっかり楽しくなりしっかり廻ってしまった。周りを見回すと、私みたいに結構いい大人が一生懸命でしたよ。