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富山 黒部市長 堀内氏3選…初登庁

2014-04-15 21:03:29 | Weblog
富山 黒部市長 堀内氏3選…初登庁 2014年04月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20140415-OYTNT50053.html
 黒部市長選は13日、投開票され、現職の堀内康男氏(60)が、新人で旅館経営の西江嘉晃氏(58)を破り、3選を果たした。投票率は46・44%で、2004年の旧黒部市時代の前回(76・9%)を約30ポイント下回り、過去最低となった。堀内氏は一夜明けた14日、初登庁して当選証書を受け取った。任期は23日から4年間。
 堀内氏は13日午後9時35分頃、同市内の事務所に当選確実の知らせが届くと、拍手と歓声を浴びながら万歳三唱。宮腰光寛衆院議員や高岡市の高橋正樹市長ら県内首長らを前に「(新幹線)開業効果を最大限に発揮するため、サービス面やソフト面の準備を進める」と決意を述べた。その後、報道陣に対し、難航する黒部宇奈月温泉駅周辺開発について、来春の開業までにレストランやホテル建設のめどを付ける考えを示した。
 堀内氏は14日、黒部市役所の正面玄関前で女性職員から花束を受け取った後、約150人の職員を前に「(新幹線開業は)黒部が変わる絶好のチャンス。やりがいと使命感を持って頑張ってほしい」と訓示した。
 一方、西江氏は13日夜、同市宇奈月温泉の自宅で、「投票率が低く、組織と個人の差が出てしまったが、今の市政に不満を持つ人の票を得られた」と振り返った。
★富山県黒部市 市長選挙結果(投票率46.44%)
当 11242 堀内康男(60) 無現=自民、公明推薦
  4397 西江嘉晃(58)無新



 富山県黒部市は、2006年3月に旧黒部市と宇奈月町が合併して発足した人口約4.1万人の市で、市長選は2004年の市長選で初当選。2006年4月の新市市長選でも当選を決め、2010年には無投票再選を決めた現職で60歳の堀内康男氏に旅館経営で58歳の西江嘉晃氏が挑みましたが、
 「市民参画と協働による街づくりが基本理念。(北陸)新幹線開業を契機としてこの黒部を発展させていきたい」と決意を述べた堀内康男氏が11242票を獲得して
 「政治は職業ではなく、奉仕。公約として、市長の給与は3割カットして市民に奉仕したい」と訴え4397票を獲得した西江嘉晃氏 にダブルスコアを超える大差をつけて危なげなく 再度当選を決めています。

東京 多摩市長に阿部氏再選 投票率、最低34%

2014-04-15 21:00:35 | Weblog
東京 多摩市長に阿部氏再選 投票率、最低34% 2014年04月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20140414-OYTNT50427.html
 多摩市長選と同市議補選(欠員1)は13日、投開票が行われ、市長選は現職で無所属の阿部裕行氏(58)が、インターネット関連会社日本法人代表の松田道人氏(40)、不動産管理会社役員の相沢慶太氏(33)の無所属新人2氏を大差で破り、再選を果たした。当日有権者数は、11万9580人、投票率は34・47%で過去最低だった。
 13日午後10時過ぎ、阿部氏の事務所(同市乞田)に「当選確実」の知らせが入ると、集まった支持者らから拍手がわき起こった。阿部氏は「みなさまに支えていただいたことに感謝申し上げます」とあいさつした上で、「選挙戦では厳しい意見も多くあった。その中での支持に対して重みを感じている。当選したからといって浮かれてはいられない」と万歳三唱は控え、支持者らと共にガンバローコールで気を引き締めた。
 当選から一夜明けた14日午前9時半、阿部氏は、市職員が拍手で迎える中、市役所に初登庁。当選証書を受け取った後、午後3時から記者会見に臨んだ。
 選挙戦について、阿部氏は「政策論争ができず、盛り上がりに欠けた。その中では多くの市民のみなさんから信任を得られたと思う。2期目への重みを感じている」と振り返った。また、2期目の抱負として、「市民との対話を続け、子育て世代と高齢者、障害者が住みよい街を作るため、多摩市版の地域包括モデルの仕組み作りを進めていく」と語った。

◇実質的「信任」
 低投票率招く実質的に阿部氏の信任投票となった選挙。民主、共産、社民、多摩ネットの推薦を得た前回選とは異なり、今回は、「地域で幅広く支援をもらいたい」として推薦・支持を受けなかった。その結果、市議会全5会派が選挙戦に協力し、「オール与党」に近い形で再選を後押しする形となった。
 ただ、投票率は34・47%と過去最低だった。2新人は知名度が低く、有力な対抗馬にならなかったため、選挙が盛り上がらなかったのは事実だ。だが選挙戦で阿部氏が、懸案の公共施設の見直しについて具体的な発言を避けたことも、低投票率につながったと言える。有権者のうち約7万8000人が棄権したことは重く受け止める必要がある。
 市域の6割を多摩ニュータウンが占める街の課題は山積している。議会との調整といったバランス力を維持しつつも、街の魅力をいかに発信し、リーダーシップを発揮できるのか。2期目こそ真価が問われると言える。
★東京都多摩市 市長選挙結果(投票率34.47%)
当 31828 阿部裕行(58)無現
  4237 相沢慶太(33) 無新
  3509 松田 道人(40)無新



 東京都多摩市は多摩地区南部に位置する人口約14.7万人の市で、市長選は2010年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す58歳の阿部裕行氏に、外資系インターネット関連会社日本法人代表で40歳の松田道人氏、不動産管理会社役員で33歳の相沢慶太氏が挑むも
 1期目に「選挙公約の70%を達成した」という実績と、少子高齢化対策、教育の充実などによる「健康で幸福な町作り」を訴えた阿部裕行氏が31828票を獲得して
 阿部市政を「多摩の魅力を失わせた」と批判して4237票を獲得した相沢慶太氏
 阿部市政を「利益誘導型」と批判して3509票を獲得した松田道人氏 の両氏を難なく一蹴しました。
 この阿部氏。4年前の選挙選で多摩市(村町)政史上初の革新系市長となったことで話題を呼びましたが、今回はその阿部氏が政党色を出さず、自民など保守系も公認候補の擁立を行わなかったことから実質信認投票状態で、全く勝負にならず。
 人口2~5万人規模の小さな市ならまだしも人口15万人近い市で選択肢が与えられないのはどうなんだろう…と思います。
 

茨城 鹿島市長選は錦織氏が勝利 笠間市長選は現職圧勝

2014-04-15 20:56:29 | Weblog
茨城 鹿嶋市長選 錦織氏が初当選 2014年04月14日 茨城
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13973985800914
 任期満了に伴う鹿嶋市長選は13日、市内22カ所で投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元県議、錦織孝一氏(67)=自民推薦=が、無所属新人の会社員、大鷲忠氏(45)を破り、
初当選した。当日有権者数は5万4215人。投票率は53・90%(前回61・89%)だった。
★茨城県鹿嶋市 市長選挙結果(投票率53.90%)
当 15858 錦織孝一(67) 無新=自民推薦
  12890 大鷲忠(45)

茨城 笠間市長選は現職3選  2014年04月14日 茨城
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13973960330836
 任期満了に伴う笠間市長選は13日、市内52カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職の山口伸樹氏(55)が、新人で元市議の西山猛氏(49)=いずれも無所属=を破り、3選を果たした。
当日有権者数は6万4203人。投票率は41・18%(前回は無投票)だった。
★茨城県笠間市 市長選挙結果(投票率41.18%)
当 20207 山口伸樹(55)無現
  5800 西山猛(49)無新


鹿嶋市長に錦織氏初当選 2014年04月15日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20140414-OYTNT50395.html
 鹿嶋市長選は13日、投開票され、新人で前県議の錦織孝一氏(67)(無所属=自民推薦)が、新人で市観光協会理事の大鷲忠氏(45)(無所属)を破り、初当選を決めた。投票率は53・90%。前回選を7・99ポイント下回った。当日有権者数は5万4215人だった。
 同市厨の錦織氏の事務所には午後9時頃、当選の一報が入り、支持者からは一斉に拍手と歓声が上がった。その後、錦織氏が登壇し、「皆の草の根運動によって当選できた。愛する鹿嶋のために一生懸命働きます」と支持者に向けて感謝の言葉を繰り返した。
 選挙戦では地域活性化や子育て支援策などが争点となった。錦織氏は、鹿島港の活用や第3子以降の子どもに対する月額2万円の手当支給などを掲げ、自民党県議として培った経験と人脈をアピール。強固な後援会組織に支えられて逃げ切った。
 一方、世代交代を掲げた大鷲氏は、内田俊郎市長らとともに街頭演説を重ねて浮動票の取り込みを図ったが及ばなかった。同市旭ヶ丘の事務所で大鷲氏は、「私の成長が足りなかった」と語り、何度も頭を下げた。
 市議補選(欠員1)も同日投開票され、新人の栗林京子氏(53)(無所属)が当選した。投票率は53・85%。

 笠間市長選は13日、投開票が行われ、現職の山口伸樹氏(55)(無所属)が、新人で前市議の西山猛氏(49)(同)を破って3選を果たした。8年ぶりの市長選の投票率は41・18%。笠間、友部、岩間の3市町が合併し、選挙戦となった2006年の70・85%を大きく下回った。当日有権者数は6万4203人。
 午後8時半過ぎ、同市赤坂の山口氏の事務所に当選の知らせが入ると、支持者の間から大きな拍手がわき起こった。山口氏は支持者らと握手し、万歳三唱して3選を喜んだ。
 山口氏は、「選挙戦を通して、改めて地域に様々な課題が山積していると肌で感じた。それらの課題を4年間で解決していきたい」と抱負を述べた。
 選挙戦で、山口氏は2期8年の実績を強調した上で、教育の充実、駅周辺の整備、地域産業の振興などを訴えた。
 一方、西山氏は地元経済の活性化による雇用確保、学校給食費半額などを主張したが、出馬表明の出遅れもあり、及ばなかった。

 小美玉市議補選(欠員1)は13日、投開票が行われ、新人の幡谷好文氏(42)(無所属)が当選した。投票率は35・09%、当日有権者数は4万1973人だった。

 

 茨城県鹿嶋市は県の南東部に位置する人口約6.7万人の市で、市長選は現職で4期務めた66歳の内田俊郎氏が引退を表明したことから、市観光協会理事で45歳の大鷲忠氏と前市議で自民が推薦する67歳の錦織孝一氏の2新人による争いとなりましたが、
 「鹿嶋をもっと良くするために、(県議を3期務めるなどした)これまでの経験を生かしたい」と述べ、鹿島港の活用などの公約を実現させる考えを示した錦織孝一氏が15858票を獲得して
 景気の低迷や空き家の増加などを例に挙げ、「いま、市民一人一人が様々な閉塞感を感じている」とし、「子ども、若者、高齢者、女性という四つの目線で新しい街を作る。閉塞感を打ち破り、しがらみを一掃する」と訴え同氏を後継に指名して引退する内田俊郎市長も応援に駆け付けて12890票を獲得した大鷲忠氏 を振り切って初当選を決めました。
 ん。前市長の後継の若い候補を振り切って、自民が組織力を発揮して候補を当選させる形になりましたが、政策の混乱がなければいいのですが、まずは錦織孝一氏の市制舵取りのお手並みを拝見といったところでしょうか。

 一方、茨城県笠間市は、県中部の2006年3月に旧笠間市と友部町・岩間町が合併して発足した人口約7.7万人の市で、市長選は2006年4月から2期8年現職を務め3選を目指す55歳の山口伸樹氏に経営支援事業会社顧問で前市議49歳の西山猛氏が挑むも
 3市町合併後、3地区の均衡ある発展を目指してきた2期8年の実績を強調した上で、笠間稲荷神社周辺を始めとする中心市街地の整備促進などを訴え、「今後4年間、合併の効果をさらに発揮させるために、全力で行政の任に当たれるような立場に置いていただきたい」と支持を求めた山口伸樹氏が20207票を獲得して
 3市町合併後の8年間、人口の流出が続いている状況を、「行政はほったらかしにしている」と批判。地元経済の活性化による雇用確保、適材適所の市役所人事を通じた市民サービスの向上、義務教育の給食費半額などを主張。「市民の手に行政を取り戻す」と呼びかけて5800票を獲得した西山猛氏 にトリプルスコア以上の大差をつけて難なく3選を決めています。

葛西氏が再選 弘前市長選

2014-04-15 00:46:44 | Weblog
葛西氏が再選 弘前市長選 2014年04月14日 東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140413234344.asp 
 任期満了に伴う弘前市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の現職・葛西憲之氏(67)が4万5315票を獲得し、3万5150票の大差で、共産党津軽地区委員会委員長で同党公認の新人・千葉浩規氏(52)との一騎打ちを制し、再選を果たした。投票率は38.35%と低迷。2010年4月の前回市長選を19.71ポイント下回り、過去2番目の低さとなった。

★青森県弘前市 市長選挙結果(投票率 38.35%)
当 45315 葛西憲之 (67) 無現
 10165 千葉浩規 (52) 共新


 青森県弘前市は県西部の2006年2月に旧弘前市と岩木町・相馬村が新設合併して発足した人口約17.9万人の市で、市長選は2010年4月から1期4年現職を務めて再選を目指す67歳の葛西憲之氏に共産が推薦する52歳の千葉浩規氏(2012年12月16日に行われた第46回衆議院議員選挙に次ぐ挑戦)が挑みましたが、
 「マニフェストに沿って決断力とスピード感でやってきた」と4年間の実績を強調。2期目に向けて、人口減対策に重点を置く方針だ。公務の合間に各地区で「語る会」を開き、政策の浸透を図ってきたと語った葛西憲之氏が45315票を獲得して
 「国民を守り、苦難を軽減するために、医療費や国民健康保険料などを引き下げたい」。消費税や原発問題などを「国政の問題だが、暮らしに直結する」とし、国にもの申す市政の実現を掲げて10165票を獲得した千葉浩規氏 に4倍以上の圧倒的大差をつけて危なげなく再選を決めました。


愛知 あま市長に村上氏再選 合併後初の選挙

2014-04-15 00:44:52 | Weblog
あま市長に村上氏再選 合併後初の選挙 2014年4月14日 中日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014041390231059.html
 あま市長選は13日、投開票され、無所属現職の村上浩司氏(51)が、無所属新人で元市議の亀卦川参生氏(66)=共産推薦=を破り、再選を果たした。
 当日有権者数は6万8542人で、投票率は34・54%。村上氏は1万8118票を獲得した。
 2010年の合併後初となった選挙戦で、村上氏は1期4年の実績を強調。健康を軸にしたまちづくりや大治町との連携強化を主張した。保守系市議らの応援や各種団体から推薦を受けて選挙戦を有利に進めた。
★愛知県あま市 市長選挙結果(投票率34.54%)
当 18118 村上浩司(51) 無現
  5039 亀卦川参生(66)無新=共産推薦




 愛知県あま市は、県北西部の2010年3月に七宝町・美和町・甚目寺町の3町が合併して発足した人口約8.7万人の名古屋市のベッドタウンで、市長選は初代市長で再選を目指す村上浩司氏に亀卦川参生 (きけがわみつお)氏が挑むも、
 現職の村上浩司氏が18118票を獲得して5039票を獲得した亀卦川参生氏にトリプルスコア以上の大差をつけて危なげなく再選を決めました。

日光市長に斎藤氏 益子町長は大塚氏

2014-04-15 00:27:14 | Weblog
日光市長に斎藤氏 益子町長は大塚氏 2014年4月14日 下野
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140413/1563804
 任期満了に伴う日光市長選は13日投開票され、無所属の現職斎藤文夫氏(70)=自民、公明、みんな推薦=が3選を果たした。任期満了に伴う益子町長選は13日投開票が行われ、無所属で現職の大塚朋之氏(48)=自民、公明推薦=が3選を果たした。
 斎藤氏は2期8年の実績と経験や、市政の継続を主張。大嶋、平木両氏は市政改革や船村徹記念館の運営見直しを掲げ刷新を訴えたが、及ばなかった。当日の有権者数は7万3148人(男3万5339人、女3万7809人 )。投票率は62・53%で前回(70・82%)を8・29ポイント下回った。
 午後10時半ごろ、同市森友の斎藤氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、会場は支持者の大歓声に包まれた。斎藤氏は「3期目の責任の大きさを感じながら、市民の期待にこたえていきたい」とほおを紅潮させながら決意を述べた。
 次点の大嶋氏は、同市木和田島の選挙事務所で「スタートダッシュに遅れたことは否めないが、余りあるご支援を頂き悔いのない戦いができた」と述べた。
 平木氏は同市土沢の選挙事務所で「こんなに差がつくと思わなかった。これまで通り社会のためにいろんなステージで頑張りたい」などとそれぞれ敗戦の弁を述べた。

■益子町長は大塚氏
 任期満了に伴う益子町長選は13日投開票が行われ、無所属で現職の大塚朋之氏(48)=自民、公明推薦=が無所属新人の長岡景介氏(48)を770票差で退け、3選を果たした。投票率は62・40%で前回(69・00%)を6・6ポイント下回った。
 大塚氏は2期8年の実績と、観光資源を活用して「世界の益子」を目指す政策を訴え、地力の差で逃げ切った。午後10時すぎ、同町益子の選挙事務所でマイクを握り「本当にご心配をお掛けしました。皆さんのおかげで3期目です。一緒になって、まちづくりができます。本当にありがとうございます」と喜びを語った。
 一方、告示8日前に出馬表明した長岡氏は出遅れが響いた。午後10時ごろ、長岡氏は「皆さまの支持、推薦があって、町長選が戦えたことは、身に余る光栄だった。5700票を重く受け止めている。まだまだ走り続ける」と敗戦の弁を述べた。


★栃木県日光市 市長選挙結果(投票率62.53%)
19052 斎藤文夫 70 無現
15969 大嶋一生 49 無新
10049 平木チサ子 61 無新

 栃木県日光市は、県の北西部に位置する2006年に今市市・旧日光市・足尾町、藤原町、栗山村が新設合併して発足した人口約8.5万人の市(人口規模だけで見れば、今市地区6万人VS日光地域1.4万人と今市地区の方が多いものの、知名度のある日光の名を継ぐことを選んだようですね)で、市長選は2000年に今市市長に初当選04年に再選、06年の合併後の日光市長選でも当選を決め10年に再選を決めた70歳で自民・公明・みんなが推薦する斎藤文夫氏に、元市議で49歳の大嶋一生氏、元市議で61歳の平木チサ子氏が挑みましたが
 新市としての2期目の実績を強調した上で、幸福、健康、環境、危機管理の「4K」を政策の基本に挙げた斎藤文夫氏が19052票を獲得して
 民間人材の積極活用や観光振興を目的とした部長級人材の全国公募など、市政改革を公約に掲げて15969票を獲得した大嶋一生氏
 中心市街地活性化事業として今市地区で計画が進む「船村徹記念館」の収支や波及効果の徹底検証を訴え10049票を獲得した平木チサ子 の両新人を振り切ってまたまた当選を決めました。
 う~ん。2000年から通算14年で、もうそろそろ長期政権への批判もたまっているのではないかと思いましたが、大嶋一生氏は自民・公明の組織力の前に後一歩及ばずといったところでしょうか。現職の斎藤文夫氏は市制の舵取りは勿論のこと、後継者の育成も同時並行で進めなければならないと思います。

群馬 富岡市長に岩井氏 2新人破り返り咲き

2014-04-15 00:21:22 | Weblog
群馬 富岡市長に岩井氏 2新人破り返り咲き 2014年04月14日 上毛
 任期満了に伴う富岡市長選は、13日投開票が行われ、元市長の岩井賢太郎氏(72)が9403票を獲得し、共に無所属の新人で学校法人理事長の榎本義法氏(45)、元市議の勅使河原喜夫氏(57)の2人を破り4年振りに返り咲いた。投票率は61.59%(男60.81%、女62.33%)で、前回を6.93ポイント下回った。
 富岡製糸場の世界文化遺産登録に向けた審議を6月に控え、重要局面を迎えた市制の舵取りが最大の争点となった選挙選。市長1期・県議6期の通算27年間の政治経験や国・県とのパイプを強調する岩井氏に対し、若さと行動力をアピールした榎本氏、市議20年の実績を持つ勅使河原が激突した。
 岩井氏は、「行財政改革のプロをリーダーに」と豊富な政治経験を訴えた。多くの市議や地元の大手治之県議らが支援に回り、市内132か所の後援会支部を中心に組織票をまとめる一方、公明党の支持も受けて基盤を固めた。
 これに対し、榎本氏は「次代を担う責任世代」としての施策を打って、現職の岡野光利市長の支持も受けたが及ばなかった。
 勅使河原氏は「公平無私」の政治市制を掲げて岡野市長を支えた市議らの支援を受けたが、浸透できなかった。当日の有権者数は41496人(男20285人、女21211人)。


★群馬県富岡市 市長選挙結果(投票率61.59%)
当 9403 岩井賢太郎(72)無元
  7984 榎本義法(45) 無新
  7688 勅使河原喜夫(57)無新

 群馬県富岡市は、県南西部に位置する2006年3月に旧富岡市と妙義町が合併して発足した人口約5万人の市で、市長選は2010年4月から1期4年現職を務めた岡野光利氏が出馬を見送ったことから2010年の前回選挙選で敗れた前市長でスイミングクラブ社長の72歳の岩井賢太郎氏、学校法人榎本学園理事長で45歳の榎本義法氏、元市議で57歳の勅使河原喜夫氏による争いとなりましたが、
 社会福祉と医療の充実や小中学校の給食費無料化を打ち出す。地域再生のための市民会議創設も提唱した岩井賢太郎氏が9403票を獲得し
 退任する岡野光利市長の基本政策を継承し、企業誘致による雇用確保を目指すと共に市長給与の30%返上も掲げ7984票を獲得した榎本義法氏、
 世界文化遺産登録を目指している富岡製糸場を中心とした町並み整備による観光振興や財政改善を目指すと訴え7688票を獲得した勅使河原喜夫氏 の両氏を破り、市長に復帰しました。
 ん。年齢的に少し気になるところですが、市長復帰になった岩井氏には後継者の育成も真剣に考えて欲しいと思いますし、若手の榎本氏は勅使河原氏と票を奪い合う形になって共倒れした格好。
 さて、4年後は岡野陣営は誰をテコ入れして岩井氏にぶつけてくるでしょうか。岩井氏もその方に負けないだけの能力をもつ後継者を育成することが求められると思います。

群馬 安中市長に茂木氏 県内初の女性市長

2014-04-15 00:15:52 | Weblog
群馬 安中市長に茂木氏 県内初の女性市長 2014年04月14日 上毛
 任期満了に伴う安中市長選は、13日投開票が行われ、無所属新人で元県議の茂木英子氏が15688票を獲得し、3選を目指した現職の岡田義弘氏との一騎打ちを制して初当選した。
 女性市長の誕生は県内初。投票率は55.26%(男54.45%、女56.02%)で前回を1.92ポイント上回った。
 茂木氏は、「市制刷新」を掲げて挑み、2期8年の実績と「安定した市制継続」を訴えた岡田氏に競り勝った。
 茂木氏は、「碓氷関所跡の国史跡化」などの観光振興や企業誘致のトップセールス、県都の連携を公約に掲げ、清新さや変化、行動力をアピールした。
 給食日の段階的無料化などを訴え子育て世代にも浸透。合併後の不満がくすぶっていた松井田地区や、現職に批判的な層に働きかけを強めた。
 学生から高齢者まで幅広い年代のボランティア運動員が草の根で選挙選を展開し、安中、松井田の両地区で浮動票の取り込みにも成功した。
 岡田氏は公用車や福祉調整の廃止など行財政改革の成果を強調した。市議、県議時代からの講演会を軸として市全域で票固めを行ったが、支持の拡大につながるような新たな政策を打ち出せなかった。
 当日有権者数は50724人(男24664人、女26060人)

「市民の声反映」茂木氏
 13日午後8時半頃、選挙事務所に当確の知らせが入ると、詰めかけていた支持者約250人から「やったぞ」と歓声がわき、県内初の女性市長誕生を喜んだ。まもなく事務所に姿を現した茂木氏は大きな拍手で迎えられた。「選挙選を通じて多くの方から激励や要望を頂いた。1人1人の声を忘れず、しっかりと市制に反映していきたい」と力強く決意を述べた。
★群馬県安中市 市長選挙結果(投票率55.26%)
当 15688 茂木英子(54) 無新
  11899 岡田義弘(75) 無現


 群馬県安中市は、県南西部に位置する2006年3月に旧安中市と松井田町が合併して発足した人口約6万人の市で、市長選は2006年4月から2期8年現職を務め3期目を目指す75歳の岡田義弘氏に前県議で損保代理店経営で54歳の茂木英子氏が挑みましたが
 まちづくりのための市民ボランティアの拠点作りや県と連携した観光整備、企業誘致の必要性を訴えた茂木英子氏が15688票を獲得して
 財政改革や子育て支援策の実績を強調。碓氷峠周辺の観光整備、企業や研究機関の誘致などを公約に掲げて11899票を獲得した現職岡田義弘氏 を破り、初の女性市長誕生となりました、
 ん。現職より2回り若いものの知名度には差があり、現職の年齢がどう影響するのだろうと思っていたら、まさかの現職落選。
 現職を破り初当選を決めた茂木英子氏への市民の期待は大きいでしょうし、その市民の期待を裏切らない市制の舵取りを行って欲しいものだと思います。