我が師匠である佐久間正英さん(短期間ですがローディやってました)が
good night for followersと題して
毎晩オリジナル曲を作ってネットで公開していのですが、
なんと先日は1001夜めの記念で、
渋谷Last waltzというライブハウスでライブがありました。
http://masahidesakuma.net/goodnight-to-followers.html
BOØWY、THE STREET SLIDERS、GLAY、THE BLUE HEARTS、JUDY AND MARYなど
日本のロックシーンを牽引する大物プロデューサーとして
有名な佐久間さんですが、この企画では、パッケージされた音楽とは違って、
自由で私的で、寝入りばなの聴き手の心に
直接響いてくるような音楽を聴かせてくれています。
それをライブで再現するのですが、
ステージを見ているとまるで佐久間さんの
プライベートスタジオのようになっていて
ピアノがあり、Macintoshがあり、
シンセがあり、ボーカロイドがあり、
ガットギターがあり、
スチール弦のアコギがあり、エレキがあって
それらの楽器をふとつかんでは、サラリサラリと
リラックスして演奏していく。
そこからモノローグのような音楽が紡がれていく。
その現場を見たような気がしました。
それにしてもナイロン弦だろうが、エレキだろうが、
ピアノだろうが、何を弾いても実に「美しい音」で演奏できるのは
本当に驚かされます。ある意味どの楽器で弾いても、佐久間さんの
音がしているところも、凄い。
また、リズムの素晴らしさも、独奏だけによく分かります。
リズムの話を以前佐久間さんのfacebookで見たけど、
本当にポップスにおけるリズム、時間軸上のどこで
発音するか、ということに関する極意。
今回ゲストでdip in the poolが参加していて
これまた素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
歌もバックトラックも恐るべきクオリティであり、
甲田さん、この世のモノとは思えない美しさでした。
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brown eyes |
ベルウッドレコード | |
ベルウッドレコード |
ちなみに甲田さんとは、わたし何度か会話したことがあり、
引っ越しの手伝いもしたことがあるという不思議なご縁があるのですが、
甲田さんの美しさは、優しく知的で気高い甲田さん自身の人間性の
美しさに由来していることを、私は知っています。ふふ。
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